バルサはアウェーで下位のアルバセーテ。アルバセーテ出身のイニエスタが開始1分で得点を上げた。センターバックの緩慢なプレーを見逃さなかったプレーだった。正直なところ、これでゲームへの関心は薄れてしまったのだが、しかしその後の展開は意外なものだった。あのフェハタ戦のように、しだいにアルバセーテのリズムになっていったのだ。そしてついに72分に追いつかれ、ドローかという展開だった。しかし82分にシャビがスーパーシュートを決めて勝ち越し、また勝点3を加えてしまうのだから、確かに、ほんとに強い。
しかしこの押された展開は無視できない。一時の勢いからすれば下降気味といえないだろうか。疲労はあるはずだ。CLだけでなく、世界選抜とのチャリティーマッチまであったわけだから、疲れないほうがおかしい。おかけにチャリティマッチでは、ジュリが怪我をしてしまった。
CLも、いよいよノックアウト方式の決勝トーナメントに入っていく。勝ち続ければ、心身ともに、どんどんハードになっていく。
思い起こすに、昨年、この時期、レアルにはまだ勢いがあった。しかし国王杯も決勝まで進んでしまい、カルロス・ケイロスが3冠を目指してレギュラーを酷使した結果が、後半の大失速につながったのだ。
幸運にも(?)バルサは国王杯をすでに敗退している。しかし故障者が続出し、選手層は薄くなっている。CLを勝ち続ければどんどんきつくなっていく。シャビ、デコ、マルケスノ3人が磐石なら大きく崩れることはないだろうが、さて、いよいよここからが正念場だ。
そのバルサを追いたいレアルだが、好調のソシエダが相手とはいえ、ホームで引き分けとは痛い。
前半終了間際にロナウドが先制点を上げるといういい展開だったのに、後半、攻めてはいても追加点が上げられない。やはり勢いがない。
そして後半、時間とともに運動量が落ちてくる。いつものパターンだ。ベッカムがディフェンスしなくなり、ディボーテがグティ1枚で失点の気配が漂う。
予感は当たり、ついに72分、ニハトに同点打を決められてしまう。
レモンはフィーゴを下げてオーウェンを入れたが失敗だった。ロナウドかラウルと交替させるべきだった。ベンチのモリエンテス、ソラリの白々とした表情が何度もテレビに映される。解説の野口が、これでは控え選手のモチベーションが上がらないと言ったが、その通りだろう。
しかもツキもない。
残り5分を切ったところで、バスクのテログループから爆破予告があったとかで、レフリーが終了を宣言。選手も、観客も一目散に出口に向かった。
これでバルサとの勝点差は11。遠い。
CLで6戦無得点という恥をさらしたディポルティーボは、心機一転巻き返しを図りたいところだが、ホームで10年間負けていないセビリアに痛いドローだ。
好調で5位につけているセビリアは、次節がアンダルシアダービーとあって、確かにモチベーションが高かった。
しかし89分に、スカロー二が決勝点を決めて最高潮にスタジアムが盛り上がったにもかかわらず、ロスタイムで失点しまうとは、いかにも情けない。
ひどいダメージの残ったドロー、ムードは最悪だろう。
マルオシルバが復帰してディフェンスが引きしまったように思えたが、センターバックが問題ではないか。最初の失点もパブロアモのクリアーミスをカルロスに叩きこまれたものだ。ロスタイムの2点目はコーナーキックだ。集中力が失われ、バティスタがまったくフリーになっていた。
後半ずっと大声で怒鳴りまくってていたイヌレタが、逃げるように出口に向かったのが印象的だった。
【リーガ15節 バルサーアルバセーテ 2-1】
【リーガ15節 レアルーソシエダ 1-1】
【リーガ15節 ディポルティーボーセビリア 2-2】
しかしこの押された展開は無視できない。一時の勢いからすれば下降気味といえないだろうか。疲労はあるはずだ。CLだけでなく、世界選抜とのチャリティーマッチまであったわけだから、疲れないほうがおかしい。おかけにチャリティマッチでは、ジュリが怪我をしてしまった。
CLも、いよいよノックアウト方式の決勝トーナメントに入っていく。勝ち続ければ、心身ともに、どんどんハードになっていく。
思い起こすに、昨年、この時期、レアルにはまだ勢いがあった。しかし国王杯も決勝まで進んでしまい、カルロス・ケイロスが3冠を目指してレギュラーを酷使した結果が、後半の大失速につながったのだ。
幸運にも(?)バルサは国王杯をすでに敗退している。しかし故障者が続出し、選手層は薄くなっている。CLを勝ち続ければどんどんきつくなっていく。シャビ、デコ、マルケスノ3人が磐石なら大きく崩れることはないだろうが、さて、いよいよここからが正念場だ。
そのバルサを追いたいレアルだが、好調のソシエダが相手とはいえ、ホームで引き分けとは痛い。
前半終了間際にロナウドが先制点を上げるといういい展開だったのに、後半、攻めてはいても追加点が上げられない。やはり勢いがない。
そして後半、時間とともに運動量が落ちてくる。いつものパターンだ。ベッカムがディフェンスしなくなり、ディボーテがグティ1枚で失点の気配が漂う。
予感は当たり、ついに72分、ニハトに同点打を決められてしまう。
レモンはフィーゴを下げてオーウェンを入れたが失敗だった。ロナウドかラウルと交替させるべきだった。ベンチのモリエンテス、ソラリの白々とした表情が何度もテレビに映される。解説の野口が、これでは控え選手のモチベーションが上がらないと言ったが、その通りだろう。
しかもツキもない。
残り5分を切ったところで、バスクのテログループから爆破予告があったとかで、レフリーが終了を宣言。選手も、観客も一目散に出口に向かった。
これでバルサとの勝点差は11。遠い。
CLで6戦無得点という恥をさらしたディポルティーボは、心機一転巻き返しを図りたいところだが、ホームで10年間負けていないセビリアに痛いドローだ。
好調で5位につけているセビリアは、次節がアンダルシアダービーとあって、確かにモチベーションが高かった。
しかし89分に、スカロー二が決勝点を決めて最高潮にスタジアムが盛り上がったにもかかわらず、ロスタイムで失点しまうとは、いかにも情けない。
ひどいダメージの残ったドロー、ムードは最悪だろう。
マルオシルバが復帰してディフェンスが引きしまったように思えたが、センターバックが問題ではないか。最初の失点もパブロアモのクリアーミスをカルロスに叩きこまれたものだ。ロスタイムの2点目はコーナーキックだ。集中力が失われ、バティスタがまったくフリーになっていた。
後半ずっと大声で怒鳴りまくってていたイヌレタが、逃げるように出口に向かったのが印象的だった。
【リーガ15節 バルサーアルバセーテ 2-1】
【リーガ15節 レアルーソシエダ 1-1】
【リーガ15節 ディポルティーボーセビリア 2-2】