ユーロな日々

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バルサ カンプノーに凱旋 [バルサ-エスパニョール 2-0 リーガ36節]

2006年05月07日 | 欧州2010-2003
バルサの優勝は旅行先、香港のホリデーインで知った。
ミッドウィークにゲームがあることを忘れていたので、少し驚いた。しかし優勝は時間の問題だったからか、見逃して悔しい、という気持ちはなかった。
なにしろ05-06シーズンはまさにバルサ独走のシーズンで、リーガの優勝争いは一度も盛り上がらなかった、といっていいほどだ。
バルサが強すぎるともいえるし、他のチームがだらしないともいえる。
しかしライカールトの能力は讃えられるべきだろう。

この日のゲームはカンプノーでの優勝報告会の様なものなので、主力選手は休むことなくピッチにでてきた。唯一ビットバルですだけがベンチに座ったが、しかし控えGKジェルディが大活躍して勝利をものにしたのだから、皮肉なものだ。このGKはかなり能力が高いので、ビットルバルデスは気が気ではなかったろう。
それはともかく、ダービーで、しかも残留がまだ確定していないという状況だったのに、エスパニョールは激しいプレーができなかった。優勝を祝うカンプノーに威圧されたのだ。
こんな日程になるなんてエスパニョールはツイテない。しかも最終節は同じように残留の決まっていないソシエダ戦だ。
この日の敗戦が致命的なことにならないことを祈る。

ゲーム終了後、表彰式が行われ、ピジョルがカップを受け取った。
選手たち、ライカールト、ラポルタ。みんな誇らしい表情をしていた。
この厳しいリーグで連覇とは、本当にすごい。
ペレスの行き過ぎた商業主義がラポルタの断行した改革に敗北した、という見方もできる。
こんな強い強いバルサを相手に、05-07シーズン、マドリードはどこまでやれるのだろう。とにかく、今シーズンのようなバルサ独走にならないように、まずいい監督を招聘してもらいたいものだ。カッペロ、アンチェロッティ、ベニテスといった面々は来ないだろうが、フェリペならとれるのではないか。
そしてなんとしてもアンリのバルサ行きを阻止して、獲得することだ。もし取れなくてもロナウドを残してはいけない。

[リーガ36節  バルサ-エスパニョール 2-0]