ユーロな日々

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ナカタびいきのサンスポには笑える

2006年05月25日 | 日本代表
連日、サンスポは笑わせてくれる。
まずタイトルからしてすごい。度胆を抜かれる。

「“中田英システム”完成でジーコ監督が自信の宣戦布告!」

記事を読むと

「・・・何よりも、後方の指令塔としてMF中田英寿が駆使するロングパスの攻撃オプションを確認できたのは大きい」 だと。

はあ?
これを書いてる記者くん!
あんたボルトンの試合見たことあるの?
まあ、せっかく放送があっても、ベンチにも入ってないことが多かったから、ろくに見てないんだろうけど。

さらに記事は続く。

「・・・
レギュラー組で臨んだ前半10得点のうち、ループ、ノールックなど次々と繰り出すパスで5得点に絡んだ中田英。圧巻は同19分、自陣の右深くから左サイドの三都主にドンピシャで送り込み・・・」

誰、これ? ロナウジーニョのこと?

これに比べると、ニッカンスポーツの記者の方が、かなり冷静に見ている。

「・・・3バックといっても、守備時には両サイドのMFが最終ラインに加わるため、実質的には5バック。4バックよりも守備の人数が多くなる。2列目の人数が1人減るため、守備時の中盤の負担は増える。これまで、右ボランチ中田英が攻めに上がった時にできるスペースをどう消すかで悩んできた。この日は、状況に応じてDF宮本、MF加地、左ボランチ・福西、MF中村、FW柳沢までが中田英の位置に入ってカバーした・・・」

まさに、悩んでいるのかもしれないね。宮本や中沢や福西らは。
ナカタは自分に守備能力がないのがわかっているので、攻撃で存在感を示そうとしている。
それが命取りになる危険がある。
それにナカタが攻撃したって、俊介や光男と違って、ろくに枠にシュートも打てない。
わからなんのかなあ・・・ジーコは。わからんのだよなあ。