AAAA快適生活研究所

いろんなことに上手になったり、不便を軽減したりすることをお手伝いする「処」

バスの社会実験

2011-11-18 16:24:15 | 日記

久々の更新です。

新潟の西蒲区のバスに関する社会実験のバスに乗車してきました。

新潟市の中央部はまだバスが便利に使えますが、周辺部では多くのバス路線が廃止され、公共交通機関を使うことが不便になり、特に高齢者が苦労しているといわれています。そこで、西蒲区はどのようなバス(公共交通機関)が良いかを把握するために、11月7日~12月10日まで、選定した路線に実際にバスを走らせる実験をしてます。

路線は、JR吉田駅と日本海沿岸の漁業と海水浴観光の地、間瀬(マゼ。サーキットでも有名)の間の1路線です。吉田駅は、昔は弥彦観光への乗り換え駅としてにぎわったようです。

吉田駅からは、9:15、12:15、13:15、15:40の4本、間瀬からは7:30分、10:15、13:15、15:40の4本、計8本(便)です。

今日は吉田駅から12時15分発のバスに乗りました。

吉田駅です。

吉田駅には、電光式の発車時刻掲示板があります。越後線と弥彦線が乗り入れるちょっとした駅であることが分かります。

これは駅に向かって右側にある小さな公園です。駅前公園夢広場というネーミングがちょっと。でもあずま屋があったり椅子があったり、ちょっと日向ぼっこにはいい公園だと思います。今日は天気が良かったので、ここで持参した弁当を広げ早めの昼食を取りました。ちょっとしたピクニック気分です。

吉田駅前のロータリーにある社会実験のためのバス停です。左横は燕市が運用しているバスのバス停のようです。

上の社会実験のバス停の裏側です。何なのかが分からないところがちょっと残念です。

私が乗った12時15分のバスです。23人乗りのマイクロバスです。何と走行距離は89万キロとのこと。スゴイ。バスのフロントに社会実験のバスであるサインがとりつけてあります。

バスが吉田の街中を走っているときの車窓風景です。社内の左にあるちょっと白いものはアンケート回収ボックスです。

小1時間ほど乗車して、間瀬のバス停につきました。この間お客さんは私を含めて4人。私を含めて皆高齢者でした。間瀬まで来たのは私一人で後は途中から乗車し、途中で降車していかれました。

写真はありませんが、途中、よく曲がれるなと思うような狭いカーブや私の自家用車でも入るのをためらうような細い道がありました。運転手さん大変そうです。

でも途中、田舎の古い家並みや田や山などの良い景色が続き、乗車は快適でした。ただし、車のサスが少しへこたれているようで、車としての乗りごこちは決してほめられはしませんが・・・。

間瀬のバス停の近辺を写しました。右がバス、奥は広場(駐車場)になっています。白い建物は観光施設のようです(詳しく調査してきませんでした)。

間瀬のバス停標識です。

帰りは乗ってきたバスのそのまま乗ってきました(13時15分発)。帰りのバスには私を入れてお客さんは3名。一人は途中乗車の途中下車、もう一人は途中から乗車して、吉田駅で下車しました。まあまあの出来でしょうか。

ちなみに吉田駅・間瀬間の乗車料金は500円でした。料金を聞いたときは高いと思ったのですが、実際に乗ってみると、「こりゃ安い」と思いました。なお、途中は100円、200円、300円の区間があるようです。

皆さんも是非一度乗ってみてください。ちょっとした経験です。同じような経験は、角田山収容うのバスでも味わえます。

 ちなみに、この社会実験をやっている西蒲区役所の社会実験のページのアドレスは次のとおりです。ご参考まで。

http://www.city.niigata.jp/info/nishikan/koutsu_kento/syakaijikken.html