AAAA快適生活研究所

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角田山

2021-07-06 19:44:15 | 日記

いつも朝に散歩に行く海岸からは角田山が望める。下の写真の赤の楕円で囲ったあたりに角田山がある。

下の写真は、以前勤めていた職場がある赤塚からみた角田山と弥彦山(写真左)である。この位置からは角田山が弥彦山よりず~と立派な山に見える(距離の問題)。

子供の頃、弥彦山には何回か(足)で登ったことはあるが、角田山には1度も登ったことがなかった。

そこで、角田登山を試みた。10年前の話である。学生時代は後の妻になる人と奥多摩の山をよく歩いたが、何十年も登山などしていなかったため、最も易しいといわれる五ヶ峠コースで登った。

体力が落ちているとはいえ、登りは易しいコースであることもあり、かなり早いペースで登った。頂上に着いた時にはそれほど疲れも感じていなかった。

山頂についた証の写真が下。

山頂には小屋があった。何に使っているのかは調べなかった。結構立派な造りである。

下の写真は角田山の頂上から望む新潟平野。かすんでいるが、やはり新潟平野は広い。

登りに体力を使ったため(急がなくていいもの急いだため)、下りは足に来て(足の股関節のあたりが痛くなり)歩くのやっとの状態になった。そこで、杖の代わりになるものを探して見つけたものが、杉の枝(下の写真の弓状に曲がった細いもの)。細くて頼りないが、こんなものでもあるとないとでは大違いで、これを頼りに無事下山できた。教訓:体力は過信してはいけない。

ひどく汗をかき、足も痛くなった。それでも、ヘロヘロしながらも登って下ったという達成感は大きく、登山口に着いた時には、非常に気持ちの良い思いをしたことを覚えている。

でも、今はすっかり体力も落ちて、もう、角田山すら登れるとは思わない。さびしいかぎりである。