朝の散歩は、信濃川を分流した関屋分水路(日常的には関屋分水と言っている)沿いに歩く。
下の写真は、関屋分水の海への出口にある新潟大堰を海側から撮ったもの。
新潟大堰の上は一方通行であるが、車と人が通れる(人は両方向)。
川の水と海の水がせめぎあっているので、水門にかかる圧力はそれほど大きくはないのかもしれないが、荒天の時は激しく波が打ち付けてかなりの力が加わるように思う。波のぶつかる音はかなり遠くまで聞こえる。昨今の水害のことを考えるとよくも耐えているものだと思う(水の力は極めて大きい)。
下の写真は新潟大堰を川の側から海に向かって撮ったものである。左側の小さな水門は魚道のようで、ほぼいつも開いている。右側にも同じような水門があるが、こちらは閉じていたり開いていたりするようである。水量調整を行っているのかも。水が川から海に流れ込んでいるのがわかると思うが、要するに傾斜がついているということである。土木技術はすごいと思う。
魚道をもっと近づいて撮ったものが下の写真。奥が信濃川側(上流側)である。流れがよくわかると思う(汚れも)。
右奥のへこみは、管理用のボートを付ける船着き場になっている。
こういうものは、維持管理しないとすぐにダメになる。維持管理の努力(経費も含んで)は膨大のものになる、と思う。人間って、すごい。
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