咳の調子が、大分よくなって随分と長く、娘と話をした。思い起こせば、昨年10月、血内でのICで、鼻水と涙いっぱい出しながら肩、震わせて、自分の父親は、Wキャンサーなんだ、という現実を、必死に、受け入れようとしていた。可哀想に、二十歳そこそこには、俺も経験したことの無い、大きな心労をかけてしまったと思っている。彼女なりに、随分と葛藤したに違いない。でも、この病気も、負の遺産で、随分と大きく成長した姿を見せてくれている。今の彼女なら、ヤチの力添えが充分できる。この一連の入院が、ちゃんと証明してくれている。
これからも、お父さんのできることなら、な~でもしちゃる。
心の底から思える、今回の病気、家族の誰でもない、俺でよかった~ぁ
これからも、お父さんのできることなら、な~でもしちゃる。
心の底から思える、今回の病気、家族の誰でもない、俺でよかった~ぁ