今日はボクが尊敬する野球選手、「津田恒美」投手の命日です。
1993年7月20日、ただ夢を求めて投げ続けた一人の投手が天国に旅立った。
元・広島東洋カープ「炎のストッパー・津田恒美」である。
広島黄金期を支え、広島の守護神として球場を湧かせた。
勝負球はストレート。真っ向勝負。津田のストレートはピンチになればなるほど増していった。
あの阪神タイガースの最強助っ人、バースに「津田はクレイジーだ」といわしめた。
バッターがストレートを待っているのが分かっているのに、ストレートを投げ続けた。
ただ直球に魂を込めて投げ続けた、ただ夢を追い続けて…
しかし津田の体に異変が生じた。
脳腫瘍…
余命1年…
しかし津田は諦めなかった…
「もう一度、マウンドへ…」
津田の病気は回復していった。
しかし、津田は広島をクビになってしまった。絶たれた夢…しかし新たなチームで野球を続ける気持ちを持ち、奇跡的な回復をみせた。
キャッチボールを出来るようにまでに回復した体。
しかし、再び病魔が津田を襲った。
治りかけた腫瘍が再発…
再起を信じ、病魔と闘い続けた。
しかし、1993年7月20日…午後2時45分、津田の心臓は静かに停止した。
この日はオールスターゲームだった。かつて津田が華やかに活躍したオールスター。
津田の訃報はこのオールスターゲームで伝えられた。
ただ直球に魂を込めて投げ続けた人生は、確実に受け継がれていった。
わずか32歳の人生…
「弱気は最大の敵」
「全力投球」
ボクは津田投手からこれらを学びました。
マウンドに立つたびに、思いを込めます。天国に向かって…
津田投手に向かって…