社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

相田みつを『いのちいっぱい』

顔 仕事は なんでもいい 一生けんめいに 生きている人の 顔は みんな美しい 美しい顔に なりたい みつお

近藤史恵『私の命はあなたの命より軽い』

2016-07-02 15:04:47 | 趣味(読書)
『岩窟姫』に続いて読んだのが、この『私の命はあなたの命より軽い』だ。やはり近藤氏の作品のタイトルは凄い。そしてこの作品からは、そのタイトルをつけた意味は理解できた。そして最期の方の意味深な終わり方も面白い……。 が、実際には、このような事が、姉である、遼子が知らずにいる事はまれだろう。そして、これぐらいで自殺する事もないだろうと思う。 やはり氏の作品では『サクリファイス』シリーズが、一番だ。こ . . . 本文を読む

近藤史恵『岩窟姫』

2016-07-02 14:42:33 | 趣味(読書)
『砂漠の悪魔』に続いて近藤氏の作品を読んだ。『岩窟姫』と言う作品だ。相変わらずタイトルが強烈だ。なぜ『岩窟姫』?、どこが少女たちの孤独な冒険なのだろうか?と思いながらも、あっという間に読んでしまった。そしてこの作品も『砂漠の悪魔』同様に何も残らなかった。 それでもあっと言う間に読めるのは面白かったという事なのだろう。 書 籍:岩窟姫(が . . . 本文を読む

近藤史恵『砂漠の悪魔』

2016-07-02 14:08:21 | 趣味(読書)
『サクリファイス』シリーズにはまり、近藤氏の作品を読んでみる事にした。連続で……。最初が、この『砂漠の悪魔』と言う作品だ。最期まで読んで、この作品のタイトルを『砂漠の悪魔』にしたのが余り良く分からない。砂漠の悪魔つまりタクラマカン砂漠で行われていた核実験の事を意味し、主人公達がこの砂漠で核実験に偶然遭遇してしまうのだが、そのインパクトを含めても他に話の持って行き方があった気がする。 近藤氏の作品 . . . 本文を読む

宮部みゆき『ICO-霧の城-上下』

2016-07-02 13:39:33 | 趣味(読書)
久しぶりに宮部みゆき氏の作品を読んだ。『過ぎ去りし王国の城』以来となるが、かなりの長篇だった。出版はこちらの方が先で、2010年10月だが、元のノベルは2008年6月に刊行されているとの事なので、割と新しい。時期的には、『孤宿の人 上下』と同じなので、このような長篇を連続で書かれる事に改めて驚いた。しかもどちらもかなりシンドイ物語だ。 この『ICO-霧の城』だが、実は最初の方で何ページか読んで、 . . . 本文を読む

近藤史恵『サクリファイス』シリーズ

2016-06-11 13:54:32 | 趣味(読書)
奥さんが読んでいた本を勝手に読んでみた。この作家も私は初めてだった。『サクリファイス』。読んで直ぐ面白いと思った。実は最近娘が読んでいるコミックに渡辺航『弱虫ペダル』と言う作品があるが、これが面白い。そしてこの作品を読んでいた事で、ロードレースの流れが判っていた事もあり、この『サクリファイス』と言う作品の面白さがよりわかった。実際にはこの『サクリファイス』と言う作品は、2007年の8月30日に初刊 . . . 本文を読む

堂場瞬一『8年』『マスク』

2016-06-11 11:39:33 | 趣味(読書)
また私にとって、初めての作家の作品だ。堂場瞬一。ふと手にとった作品が「8年」。帯の紹介「小説すばる新人賞受賞作、あの日、あの時、あの場所で叶わなかった想い、届かなかった1球の記憶。男は、メジャーのマウンドに立った」見て、面白そうだから読んでみようと思った。するとなかなか面白かった。実際には日本のプロで一度も投げていない投手がメジャーリーグで通用するとは思えないが、そこにはやはり漫画的な男のロマンが . . . 本文を読む

恒川光太郎『南の子供が夜いくところ』『草祭り』

2016-06-11 11:04:48 | 趣味(読書)
恒川光太郎『夜市』に続いて、恒川光太郎氏の初期の作品を読んでみた。『南の子供が夜いくところ』『草祭り』といずれも短編集である。そしていずれも不思議な世界だった。なんとも言えない不思議ワールド。しかし私は、氏の 『金色機械』、『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』、『スタープレイヤー』のような長編が読みたい。当分先の話になるのだろうか? . . . 本文を読む

恒川光太郎『夜市』

2016-05-14 16:34:25 | 趣味(読書)
恒川氏のデビュー作であり、第12回日本ホラー小説大賞受賞作品だ。短編でもなく、長篇でもない。程良い中編。そして、ホラー小説?かと言うとそうでもない。しかしファンタジーから言えば、少しダークな作品だ。氏の基本的な作品が全て、この作品から生まれた気がする。ファンタジーの世界にダークな少し怖い世界を混ぜている感じだろうか? この作品には同じような中編の作品「風の古道」と言う作品も掲載されている。こちら . . . 本文を読む

恒川光太郎『金色の獣、彼方に向かう』

2016-05-14 16:07:11 | 趣味(読書)
恒川光太郎『金色機械』を読んだ。どうも色々調べてみると、氏の作品は短編が多い。短編が多い中で、『スタープレイヤー』、『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』そして、『金色機械』と非常に少ない長篇を先に読んでしまったようだ。仕方がないので、短編の方に進む事にした。他に長編があれば誰か教えてほしい物だが……。   そしてこの『金色の獣、彼方に向かう』と言う短編集が今回の作品だ。しかも不思 . . . 本文を読む

恒川光太郎『金色機械』

2016-05-14 15:45:41 | 趣味(読書)
恒川光太郎氏の『スタープレイヤー』、『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』を連続で読んだ。このスタープレイヤーのその後の作品を読みたい。が『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』は昨年末に刊行されたばかりで流石に次の作品がすぐ出るとは思えない。 と言う事で、氏の過去の作品をまた例のごとく、手当たり次第に読む事にした。氏の作品の特徴や過去の履歴など殆ど知らずに……。 そして次に手にしたのが、今 . . . 本文を読む