社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

相田みつを『いのちいっぱい』

顔 仕事は なんでもいい 一生けんめいに 生きている人の 顔は みんな美しい 美しい顔に なりたい みつお

恒川光太郎『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』

2016-05-14 15:19:53 | 趣味(読書)
恒川光太郎『スタープレイヤー』が余りにも面白かったので、すぐその続編となる『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』を読んだ。続編と言いながら、スタープレイヤーの条件は同じながら、主人公は全く別の新しい設定になっている。個人的には、最初の『スタープレイヤー』より、続編のこの『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』の方が面白かった。そして、「元の世界に戻る」と言う願いを実行したら、との答えも今回記述さ . . . 本文を読む

恒川光太郎『スタープレイヤー』

2016-05-14 14:51:19 | 趣味(読書)
奥様が、借りてきた本2冊。一つがこの『スタープレイヤー』でもう一つが『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』。どうもゲームのような気がしながら、とりあえずこの『スタープレイヤー』を読んだ。 ゲームのような気がしながらと表現したのは、ゲームならあまり気が進まないと言う意味だが…。 内容はゲームのような感覚で始まる新たなファンタジー物と言う感じで、結論からするとなかなか面白かった。なので、いつか主 . . . 本文を読む

東野圭吾『浪速少年探偵団』

2016-05-14 00:39:59 | 趣味(読書)
東野圭吾氏の作品は殆ど読んでいるはずと、思っていたが、読んでいなかった作品の一つだ。しかもこの作品は古い。初刊は1988年12月の単行本との事。当時の時代背景等も考えながら、この作品を読んだが、なかなか面白かった。今だとあるか分からないが、25歳の小学校の先生に、教頭先生が見合いの話を持ってくるなど、面白い。このしのぶ先生の設定も面白い。それは舞台が大阪だからなのだろうか? なんとなく、古き良き . . . 本文を読む

小杉健治『家族』

2016-05-14 00:18:13 | 趣味(読書)
小杉健治『決断』に続いて読んだ小杉氏の作品がこの『家族』だ。2009年にTBSの「月曜ゴールデン」ドラマになっているので、そこそこは評判になった作品なのだろう。   大筋のストーリーは面白かった。しかし、主人公の女性を含む裁判員制度で選ばれた裁判員と現実の内容やその思考内容が私とは余りにもかけ離れているように感じた。テーマとしては確かにシビアな現実だと思うが… . . . 本文を読む

小杉健治『決断』

2016-04-02 11:41:18 | 趣味(読書)
小杉健治『残り火』に続いて、氏の作品を読んだ。『決断』と言う作品だ。この作家の表現方法は、私にとても合っている気がした。殆ど違和感なく、あっと言う間に最期まで読めた。 が、内容的には、少し疑問が残る。石木真由を殺したのは、国会議員の芦田洋三ではなく、突発的なストーカーだった事。つまりこの作品で江木秀哉が、検事を辞めてまで、責任を追及しようとする芦田洋三は、直接殺人を犯してはいない事。石木真由に子 . . . 本文を読む

小杉健治『残り火』

2016-03-19 13:34:24 | 趣味(読書)
またまた新しい作家の作品だ。なかなか面白かった。最期の落ちは、途中から予測はできたが、葉真中顕『ロストケア』と同じような展開だ。しかも最期の最期でドーンと来る。 連続通り魔殺人の容疑者として逮捕された相浦純也。裁判が進むにつれ、先の3件の連続通り魔殺人と4件目の殺人未遂事件は、別事件で、4件目の真犯人が判明する。そして先の3件の連続通り魔殺人も相浦純也が犯人ではないとわかってくると、では犯人は誰 . . . 本文を読む

富樫倫太郎『生活安全課0係 ヘッドゲーム』

2016-03-19 11:40:32 | 趣味(読書)
またまた新しい作家の作品だ。私が今まで特定の作家に集中しすぎて、作家の幅を広げなかったからだが、いずれにしても、日本には、多くの素晴らしい作家と作品がまだまだ無尽蔵にある事を痛感している。今回も、横関大『ルパンの娘』に続いてランダムに手に取った作品だ。作家は、富樫倫太郎。文体は殆ど特別な癖がなく、スーッと頭に入り、どんどん読み進める事ができた。 気になったのは、この作品は、ミステリーか?超能力? . . . 本文を読む

横関大『ルパンの娘』

2016-03-19 11:10:25 | 趣味(読書)
初めての作家の作品だ。タイトル『ルパンの娘』に引かれて、手に取った。ストーリは現実にはあり得ないほどばかばかしい設定だ(カバー裏面の紹介でもこの設定に関して記載されている)。泥棒一家の娘と警察一家の息子。しかしだからこそ面白い作品だった。あまり深く考えずに楽しめる作品だ。 書籍名:ルパンの娘 著者:横関 大(よこぜき . . . 本文を読む

喜多喜久『創薬探偵から祝福を』

2016-03-06 11:58:37 | 趣味(読書)
この作品は、奥様に進められて読んだものだ。もちろん作者も始めてだ。奥様曰く、内容がかなり難しく、医療や化学にかなりの知識がないと面白くないとの事だったが、最初からそれは無視した。この手の作品をその内容を含めて全て理解して読むなど不可能であり、そんな事をしていたら読書などできない。そう医療や化学・薬学等の知識がある必要はない。   と言う事で読むと、なかなか面白く、楽しめた。少し硬い気 . . . 本文を読む

葉真中顕『ロストケア』

2016-03-06 11:29:40 | 趣味(読書)
葉真中顕『絶叫』を読んで面白かったので、この著者のデビュー作であり、2012年の日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作でもあるこの『ロストケア』と言う作品を読んだ。話の進め方が、『絶叫』と同じで、『絶叫』では「あなた」と言う表現を使っていたが、この『ロストケア』では、「彼」と言う表現になっている。つまりこの作品では「彼」が主人公であり、犯人でもあるが、その「彼」がだれなのだろうか? この著者の表現だ . . . 本文を読む