社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

相田みつを『いのちいっぱい』

顔 仕事は なんでもいい 一生けんめいに 生きている人の 顔は みんな美しい 美しい顔に なりたい みつお

宮部みゆき『過ぎ去りし王国の城』

2016-01-09 11:44:44 | 趣味(読書)
宮部みゆき氏の最新作になるのだろうか?昨年4月30日発行の『過ぎ去りし王国の城』を読んだ。今までのどのシリーズでもなく、おそらくこの一作限りの作品となりそうで、不思議な作品だ。内容的には、かなり無理のあるストーリで、多次元世界+タイムパラドックス的な内容だ。但しメインで扱っているテーマは学校でのいじめ、貧窮や家庭内暴力等の社会問題であり、非常に重く、悲しくて且つ暗い。終わり方としては、少しホットす . . . 本文を読む

東野圭吾『悪意』

2015-12-24 21:31:00 | 趣味(読書)
最近は宮部みゆき氏の作品を集中して読んでいる。私が好きな作家はと言うと東野圭吾氏と宮部みゆき氏なのだが、東野圭吾氏の作品は殆ど読んでいるので、まだ読破していない宮部みゆき氏の作品への集中と言う事になる。しかし、先日なぜか近所の耳鼻科の診療所から帰って来た奥様が、持ってきた作品を見て驚いた。何に驚いたかと言うと、なんで耳鼻科の診療所が図書館みたいな事をしているの?と言う事と、何んと全て読破していると . . . 本文を読む

宮部みゆき『今夜は眠れない』『夢にも思わない』

2015-12-24 19:53:45 | 趣味(読書)
最近は宮部みゆき氏の作品を集中的に読んでいる。それこそ読んでいないと思われる書籍を手にした順から…。先日ふと手にした作品が『夢にも思わない』だった。かなり古い。連載されたのは『小説中公』1993年11月号から1995年2月号だ。氏の初期の作品は割とSF物が多かった気がするが、この作品はミステリー物だ。いや探偵物? そして悲しい最期。と言う事で、この作品に紹介されていた、『今夜は眠れない』を続いて . . . 本文を読む

宮部みゆき『ソロモンの偽証6 負の方程式』

2015-12-02 20:40:21 | 趣味(読書)
宮部みゆき『ソロモンの偽証』の新潮社ハードカバー版の最期には、20年後教師になった野田健一が中学校に戻ってくるのだが、それなら20年後の藤野良子はどうなっているのだろうか?と言う事で、新潮社文庫のソロモンの偽証6を読む事にした。この文庫には、20年後の”偽証”事件を描く、書き下ろし中編『負の方程式』が収録されているからだ。 さてこの『負の方程式』には、20年後弁護士になった藤野涼子が登場するが、 . . . 本文を読む

宮部みゆき『ソロモンの偽証』

2015-11-28 14:57:16 | 趣味(読書)
最近の宮部みゆき氏の作品と言えば、この作品だろう。『ソロモンの偽証』。第I事件、第II部決意そして第III法廷と続くとんでもなく長い長ーい作品だ。そして今年の3月前篇4月後編と連続で映画が公開されているので、改めてこの作品を紹介する必要もないだろう。もっとも当時の公開時には、この作品を知らなかったが。 定年退職後に連続して宮部みゆき氏の作品を読んだが、氏の作品の中でも、異常に長い作品だ。そして事 . . . 本文を読む

宮部みゆき『刑事の子』

2015-11-28 14:28:34 | 趣味(読書)
最近はまっている宮部みゆき。『孤宿の人 上下』に続いて読んだ作品がこの『刑事の子』だ。なんでこの作品を選んだかと言うとハードカバーでない作品にしたかったからだ。結果、この書籍の初刊は2011年9月とそれほど古くはないが、元の作品である『東京下町殺人暮色』は1994年10月刊とかなり古く、宮部氏の初期の作品となった。 が、それでもやはり氏の作品はおもしろい。刑事の息子が主人公となって、事件を解いて . . . 本文を読む

宮部みゆき『孤宿の人 上下』

2015-11-04 11:51:51 | 趣味(読書)
このところ宮部みゆき氏の作品に完全に、はまってしまった。『悲嘆の門』、『英雄の書』と続き、『ブレイブ・ストーリー』まで、読破した。いずれもSFファンタジーものだ。これらの話を奥様にしたら、奥様曰く、私は「宮部みゆきは時代劇物の方がおもしろい」と一蹴された。 ウーン、時代劇物はTVでみるのは好きだが、小説では殆ど読んだ事がない。さて、どうしよか?と思いながら宮部みゆき氏の作品を調べると確かに時代劇 . . . 本文を読む

宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー 上下』

2015-11-04 10:50:40 | 趣味(読書)
アニメにもなっており、今更とは思いながら宮部みゆき氏の『ブレイブ・ストーリー』を読んだ。おなじような氏の作品としては『悲嘆の門』や『英雄の書』があるが、これもまったく同様な作品だ。と言うかこれら二つの作品のむしろ原点となる作品だ。初刊発行が平成15年3月10日なっているので、氏の作品としてはかなり古い。 そして上記2つの作品と同様に長編だ。本当に長い。上巻で630ページもある。下巻の659ページ . . . 本文を読む

東野圭吾『ラプラスの魔女』

2015-10-04 10:56:00 | 趣味(読書)
久しぶりに東野圭吾氏の作品を読んだ。多分、東野氏の最新作のはずだ。そしてやはり氏の作品は面白い。素晴らしい。最高だ。久しぶりに楽しめた。しかし氏の最新作で、かつ氏の作品は全て読破している。従って氏の作品を次に読む為には、またしばらく待たなくてはならない。最新作を読んでしまった事を少し後悔した。   さて、どうでも良い事を書いてしまったが、この作品の科学的根拠がどうなるかどうかは別にし . . . 本文を読む

池井戸潤『ようこそ、わが家へ』

2015-09-17 12:19:56 | 趣味(読書)
先週からジムに通う事ができずにいる。その原因については別途掲載するが、その為に、家でズット過ごす事になった。家でやる事は多いのだが、とりあえず読書に浸っている。 と言う事で、奥様の私への次の推奨作品がこれだった。池井戸潤『ようこそ、わが家へ』。なぜこの作品だったのか?氏の作品としては比較的新しいが、なぜ?ヒットした作品なのだろうか? とりあえず読んでみよう。と夜中に読みだすと、ウーン、とストー . . . 本文を読む