葉真中顕『絶叫』に続き、手当たり次第に、本を読み始めたが、その次がこの作者だ。大沢在昌(おおさわ ありまさ)。かなり著名な作家らしいが、私は今回のこの作品『獣眼(じゅうがん)』が初めてだ。結論からすると面白い。続きと言うかシリーズ化されていると続きを見たいと言う気にさせる作品だった。
一卵性双生児の両親から生まれた子供は、未来を見る能力”神眼”を受け継ぐ可能性が高いと言う事から、ボディガードの対象者である、森野さやかには双子の姉妹がいるであろう事が容易に予測できるが、”神眼”を持つ父親が暗殺された直後、まさか”神眼”がその二人ではなく、さやかの母親である、森野栞に開くとは、この落ちは全く予測できなかった。また話の筋からも、少しおかしい気はするが、あまり細かい事を言っても仕方がない。さっと読み飛ばそう!
いずれにしてもこの作品も面白かった!と言う事でこの作者に期待する事にした。この大沢氏は非常に多くの作品を出版されているので、そうそう簡単には読破できないだろう!たのしみだ!
書籍名:神眼(しんがん) |
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