ふと見た辞令で元上司が退職される事から、部門長は部下を上げる(出世させる)事も大きな実績だと言う事をつくづく思い出した。さてその時に元上司の近況を教えてもらう為に電話した元同僚(と言っても既に定年を過ぎて再雇用の先輩)に電話した。
私曰く「ところで、今何をされているのですか?」
元同僚曰く「知ってるかな?○○の図面を書いているよ!」
私曰く「知ってますよ。しかしまだ現役の仕事をされているのですね!」
元同僚曰く「そこは適当だよ。残業はしないで定時で帰っているよ!まじめに仕事をすると、時給1000円が頭に来てやる気をなくすから。若い連中との・・・」
私曰く「それはわかりますよ。しかし60歳以上で時給1000円の仕事はなかなか無いですよ!」
元同僚曰く「そうだよな。知人が仕事を探したら、旅館の布団の上げ下げ(失礼な表現かもしれません。ごめんなさい)しかないと言われたらしいよ。確かに時給1000円はなかなか無いよね!」
と、定年を迎えたが企業の再雇用で仕事をされている方(当社グループの例から)が時給1000円で働かれていてもそれはある意味贅沢なアルバイトなのかも知れない。一般の仕事で60歳以上で、アルバイトの形での時給は1000円はまずないだろう。しかし再雇用制度を使う企業からすると、その再雇用の方のノウハウを圧倒的な低賃金で使える事になる。この辺はどっちもどっちと言う気がする。
しかしそう言う会社を利用するか、自分で退職して後は生きるか?それが自由にできるのは当社のメリットだろう。つまり時給1000円と言いながら、それでもまだましと大半の方が会社にすがるのだろう!?
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