
瀬戸内の朝です。
温暖の地と言われる,島にも冷たい風が吹き抜けます。
空は少しもやっています。
太陽が何倍にも膨らんで見えます。
膨らんだ太陽が,海を照らします。
そのスポットライトを浴びた漁船が,海面を滑るように行きます。
“あっ,島が浮いている。

砂浜から望める島が,浮いて見えます。
沖を通る,貨物船が浮かんで見えます。
冬の冷え込んだ朝に見られる,浮島現象です。
空気の澄んだ秋には,島々の向こうに瀬戸大橋が見えます。
”もっと上手に写真が取れればなぁ”
“らくらくフォン携帯だからなぁ”
“観光客がいないなぁ”
“会った地元の人も年寄りばかりだしなぁ”
“若者が居ないなぁ”
“コンビニが無いからかなぁ”
“絶景が,いっぱいあるのになぁ”
“まるでプライベートビーチみたいだなぁ”
やれこら やれこら