『スイカの白いお尻が見えるんだけど,傾いているんじゃない?』
ガラス越しに畑を眺めていた,連れ合いが言ったんです。
先日タヌキの襲来を受けた畑は,「厳重」に網で囲っています。
昨日点検したスイカは,どれも行儀よく「正座」していました。
夜中,スイカが傾くような風も無かったはずです。
「葉っぱと重なって,そう見えるんじゃない?」
そんなはずは無いと,畑を確認したんです
「えっ,そんな,ウッソゥー!!」
思わず,声が出ます。
間違いありません。
10cm越えまで育ったスイカの,白いお尻が・・・
“又,タヌキだ”
傾いたスイカは2個,どちらも爪で引っかかれた跡があります。
タヌキの仕業に違いないんです。

“どこから?”
「厳重」に囲ったはずの「防獣網」,再点検です。
網は,どこも破られてはいません。
“やっぱり,ここから しか・・・”
タヌキは土を掘る習性があります。
網の下の土を掘ってスイカ畑に潜り込まれては困ります。
そうされないように,網は土に埋め込んでいます。
2か所だけ,その「埋め込み」をしていない場所が有るんです。
「私」の出入りのために作った,ドア状出入り口です。
タヌキは,その埋め込むわけにはいかない部分の下を,まんまと潜ったようです。
「これでどうだ!!」

水で満タンにしたペットボトル3本,更に石。
出入りに面倒ですが,そんなことを言ってはおれません。
入り口ガードにしたんです。
タヌキの犠牲になったスイカは,6個になりました。
畑に残るのは,10個余りです。
「今のところ,君がNo1だぞ」

「守ってやるぞ」
タヌキとの知恵比べに,これ以上は負けられないんですが・・・
「はてさて」
ガラス越しに畑を眺めていた,連れ合いが言ったんです。
先日タヌキの襲来を受けた畑は,「厳重」に網で囲っています。
昨日点検したスイカは,どれも行儀よく「正座」していました。
夜中,スイカが傾くような風も無かったはずです。
「葉っぱと重なって,そう見えるんじゃない?」
そんなはずは無いと,畑を確認したんです
「えっ,そんな,ウッソゥー!!」
思わず,声が出ます。
間違いありません。
10cm越えまで育ったスイカの,白いお尻が・・・
“又,タヌキだ”
傾いたスイカは2個,どちらも爪で引っかかれた跡があります。
タヌキの仕業に違いないんです。

“どこから?”
「厳重」に囲ったはずの「防獣網」,再点検です。
網は,どこも破られてはいません。
“やっぱり,ここから しか・・・”
タヌキは土を掘る習性があります。
網の下の土を掘ってスイカ畑に潜り込まれては困ります。
そうされないように,網は土に埋め込んでいます。
2か所だけ,その「埋め込み」をしていない場所が有るんです。
「私」の出入りのために作った,ドア状出入り口です。
タヌキは,その埋め込むわけにはいかない部分の下を,まんまと潜ったようです。
「これでどうだ!!」

水で満タンにしたペットボトル3本,更に石。
出入りに面倒ですが,そんなことを言ってはおれません。
入り口ガードにしたんです。
タヌキの犠牲になったスイカは,6個になりました。
畑に残るのは,10個余りです。
「今のところ,君がNo1だぞ」

「守ってやるぞ」
タヌキとの知恵比べに,これ以上は負けられないんですが・・・
「はてさて」