やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

夏空になったし

2016-07-11 08:02:07 | 今日のやれこら
ご近所さんに頼まれて,今朝は山歩きです。
山の中腹にある『開墾地』を目指して,登っているんです。

『ホーホケ,ケキョケキョ』
静まりかえった山に,ウグイスが鳴きます。
道ばたには,紫陽花と名前の知らない赤い花が咲いています。


『開墾地までの道が,大雨でひどい事になっとるんじゃがなぁ』
そう聞いた,昨夕です。

『開墾地』とは,戦後,町内の数軒の農家が山を切り開いた場所です。
「梅・ブドウ・柿」などの果樹が,整然と植えられたんですが・・・
時は流れ,「開墾世代」はみんな逝きました。
「雑木が茂り,ツタが伸び」
手入れする人のいなくなった果樹園は,今は荒れ放題。
梅とワラビの季節以外,滅多に人が行く事は無い場所になっているそうです。

“現状確認,しとかないと”
町内での「役目がら」です。

という事で,イノシシの闊歩する山道を登っているんです。


“あらら! こりゃぁー ひどい!!”

道は倒木と,土砂で半分塞がれているところが有ります。

更に進むと,幅30cm程の水路だった場所が・・・
窪みに沿って,幅2m,深さ1m程に,濁流に抉られています。

ここから先にも『開墾地』は有るんですが,進みようが有りません。


“・・・・”
“・・・・・・”
“もう一世代進めば,ここに『開墾地』が有ったことなど・・・”

帰りは下り,気分も下り。

“夏空になったし”
“気分を変えて,投票に行くか”