島津Model-1 がオーディオ誌に掲載されました。MJ無線と実験11月号です。「MJベストオーディオコンポ」 のコーナーにカラー3ページの製品レポートとして掲載されています。このコーナーは広告費を支払って載せてもらうところではなく、MJ誌編集部において吟味された製品が掲載されるコーナーだそうです。つまり、編集部の威信のかかった記事である事を意味しますので、ここに掲載された事を大変名誉に思います。
特に 井上 千岳 氏の評論は、なかなかに温度感が高く、「柔らかいのにクリアー」という趣旨のお褒めを頂いた点は、まさに 島津Model-1 ならではの特長をご理解いただけたものと思います。歪みの少なさや応答の良さ、低音域の明瞭感についても言及して下さいました。小林 貢 氏も楽器や声の音色再現の良さについてレポートして下さっています。
ところで、「柔らかいのにクリアー」というのは、スピーカーにとって最も難しい要求であり、これを実現したのはSTAXのコンデンサーヘッドフォンくらいしかない、と言われるほど難しいものなのです。これにまつわる技術的な話は、また改めてご紹介させていただきます。
お骨折り下さった 小林 貢 氏と 井上 千岳 氏、編集部の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
♪♪ 詳細は MJ無線と実験11月号 にてご覧ください ♪♪
追伸
当方の説明が不十分だったため、記事の解説内容を一部補足させていただきます。フローティングマウントに関する写真ですが、写っているのはフレームのフランジ部裏側の気密パッキンであり、フローティング構造本体は、厚みのあるフランジの内部に格納されています。また、リアバッフルのみ無垢材ではなくMDFを使用しているのは、無垢材本体の経時によるひび割れを防止するためのものです。