深夜に起きる
夕飯を済ませ、居間で寛いでいたら
母親は夕飯を食っていなかった(焦
母親は朝寒くて起きられないので
起きる時間がずれてきて、夕飯は午後7時以降
食べないときも有る
最近は夜でもエアコンを点けっぱなしにして寝ているが
それも体調不良の一因だろうと思う
歳を取れば四季の風情も
ただ過酷なだけになる場合もある
そんな中でも、朝居間の横にある藤の木を訪れる
カオジロガビチョウと他の鳥を母親は見ている
最近になってその鳥がカオジロガビチョウだと解ったが
その前まではガビチョウという名前だと母親に説明していた。
ガビチョウが餌を啄んだり、他の鳥に追いやられる様を
ただ眺めてその様子を私に報告してくれるが
そんな身近な風景に今更気づいて報告してくれることに
やっと母親が義務から解放された安堵感を知る
母親はスズメ以上大きい鳥はみんな「大きい鳥」という認識しか無いけれど
田舎の人の身近な自然に無頓着に生きた悲しさのような物を感じさせる。
若い頃からもっと自由でもっと義務感から解放されていたら
母親にももっと別の人生があったに違いない
でも今に幸せを感じているのなら、それは紛うこと無き
今までの人生の結果であるという安堵感もある
ブルーベリージュースを飲み終えた
馥郁たる香りに芳醇な味わい
施設で収穫されたブルーベリーを使ったジュースだが
この味わいをゆっくり堪能できる時間があることに
まず乾杯をしたい
グラスを洗い、次はジョッキで紅茶w
ジョッキで薄い紅茶を飲みたい気分
茶葉はアールグレイ
これも美味しい
しばらく目を瞑って瞑想
悲しみを心の傷として抱え、それを反芻する人生も終わり。
深層心理は個人的な物では無く
世界、あるいは宇宙と繋がっている大きな心理であると
考えれば考えるほどそう思う。
自分を追求することが他を知ることになるとは
そこにある不変の真理に気づかされることであろう
もう少し瞑想を続けて
眠くなったら寝る