ダニエル・アロミア・ロブレスによって作曲されたアンデスのフォルクローレの代表的な楽曲である。1970年にアメリカ合衆国のフォークロックデュオ、サイモン&ガーファンクルによってカバーされ日本やその他の国々に広く知られるようになった。
ケーナ・チャランゴ・ギターで演奏されるこの曲は日本でも多く親しまれている。現在一般的に演奏される編曲では3部構成となっており1部がヤラビと呼ばれるアンデスの寒く乾いた山を連想させるもの悲しい旋律、2部がフォックス・インカイコまたはパサカージェと呼ばれる行進曲調のリズム、3部がワイノと呼ばれる華やかな舞曲となっている。サイモン&ガーファンクルがカバーしたのは、このうちの第1部の部分だけである。
コンドルは飛んで行く/サイモンとガーファンクル El Condor Pasa/Simon & Garfunkel