◎「Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow」
総合評価3.5点（5点満点）
「いつか君と、ここで。」
2018年10月6日劇場公開のOVA、監督・渡邊政治、シナリオ・横谷昌宏、原作・シナリオ監修・長月達平、68分。
ナツキ・スバル（cv小林裕介）、エミリア（cv高橋李依）、パック（cv内山夕実）、レム（cv水瀬いのり）、ラム（cv村川梨衣）、ベアトリス（cv新井里美）、ロズワール・L・メイザース（cv子安武人）など。
公式HPからの概要ですが、本題は、パックのせいで凍りつく寒さになって困ったぞ・・・です。
「呪いの元凶である魔獣ウルガルムを打ち倒し、アーラム村の子供たちを救ったスバルたち。
やっと訪れた平穏も束の間、スバルは誰にも知られてはならない、とある極秘ミッションに挑んでいた。
しかし変装していたにも関わらず、すぐにペトラを始め、村の子供たちに正体がバレてしまうスバル。
開始5秒でバレてしまったミッションとは、エミリアとのデートコースの下見で・・・・・・。」
サインいろいろ。
○ 本編前に、数分のマナーCMを、ちびキャラになったメインキャラのコメディで。
これが、嵐の前の静けさなのか、本編もコメディなのか、とか思いながら見ていました。
○ 本編
・冒頭、シリアスな内容なのに、スバルの英語の変な発音や大袈裟な絵からしてコメディだろうという話から始まりました。
最後までこのペースなのか、TV版のようにシリアスに変わるのか？
シリアスに行きそうな雰囲気を少しだけ残しつつ、最後までコメディでした。
・本作を見るほとんどの人がTV版を見ているという前提で作ったのでしょう。
であれば、リゼロとしては、コメディでもシリアスの雰囲気を少し感じさせた方が違和感を感じにくいでしょう。ましてや、TVアニメのエピソードも踏まえて作られていますし。
例えば、ラムとレムが雪像の幕を外すときに首が取れるのかと思ったら（TV版でスバルの首が斬られた時の（それも雪のシーンでしたね。）、スバルと私を含む視聴者の絶望感を思い出しながら見ていました。）、取れずにホッとしたのも束の間、別のスバルの雪像の顔を子供が修正するときに首が取れました。
まあ、そうなるな、と。
・結構楽しかったですが、コメディそのものは（、リゼロのお約束のセリフ等は良いとして、）ありふれたものばかりで、もう一工夫ほしかったです。
つまり、客観的に言うならば、劇場公開せずに、OVAのままでも良かったのではとも思える内容でした。
が、劇場公開するご時世ですし、E・M・T！だから劇場公開していいんです。
（あと、TV版は、ED曲前のシーンが来週はどうなるんだというヤキモキさせる感じが良かったのと、それが上手くED曲につながり、さらにED曲が来週への不安を高める所もアニメ全体が良かった一因なので、本作ではそれがないところは、やはりマイナスに感じてしまいます。
が、TV版ではほとんどできなかった日常コメディというのは、エミリアの笑顔も増えるので、嬉しいからいいんです。）
○ さて、1週目と2週目に見るつもりでしたが、2週目の特典の方がほしかったので、2週目に2回見ました（2週目は3種でスバル、エミリア、ベアトリス、3週目は2種でラム、レムのミニ色紙風パネル。）。
エミリア派なので、一番ほしいのがエミリア、エミリアのためにスバルもほしかったのですが、エミリア2枚に。
これはこれで、E・M・T！ E・M・T！（エミリアたん・マジ・天使！ ×2回（大事なことなので2回！））
○ 角川シネマ新宿では「シネマギャラリー 極寒のお屋敷」の展示をやっていました。
下2枚の等身大スタンディは、アクリルパネルだったと記憶しています。
こっちは小さい。
こっちは等身大のフィギュア。似ていないですよねえ。
TV版のポスター。
マイナス25度の部屋というか冷凍庫（誰でも入れる。3人は入れる。）でシバかれるパック、じゃなくて、パックのせいで凍りついて寒くて大変だ、という物語なので、それを踏まえたものです。
真夏だったらもっと気持ち良かったでしょうけれど、数十秒しか入っていないので、普段着でも寒くはありません。
○ 渋谷マルイでは物販とリゼロ展をしていて、前期と後期で、店内は少し違う展示、店外は同じだったような。
前期。E・M・T！
外。E・M・T！
後期。E・M・T！
E・M・T！ E・M・T！
【shin】
