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「帝一の國」感想

【ネタバレ】

◎「帝一の國」

「野心が、とまらない!!!」

2017年4月29日公開、永井聡 監督、いずみ吉紘 脚本、古屋兎丸 原作、118分。
総合評価は上中下で中の上。

赤場帝一(役者:菅田将暉)、榊原光明(志尊淳)、大鷹弾(竹内涼真)、東郷菊馬(野村周平)、森園億人(千葉雄大)、氷室ローランド(間宮祥太朗)、駒光彦(鈴木勝大)、堂山圭吾(木村了)、白鳥美美子(永野芽郁)など。

2020年4月に地上波TVで放送していたので(地上波初放送は2018年)。去年の作品だと思っていましたが、3年前だったのですね。公開時に見るか迷って、(たしか、他に見るアニメが多かったので、)見なかった記憶があります。





○日本一の超名門校の海帝高校の生徒会長になることは総理大臣への近道なので、生徒会長を目指すことを父から言われ続けてきた帝一、というコメディ。
ですが、その前段階の1つ上の先輩(森園と氷室。)の生徒会長選挙が主に描かれていて、その翌年の帝一の生徒会長選挙は少しだけ。

高校で将来が決まるというバカらしさとか、
女性スキャンダルは政治家には致命的だからとして、盗聴の恐れがあるからと携帯電話を使わずに、目撃される恐れがあるのに、美美子の家のベランダと門とで糸電話で話す帝一というバカらしさだとか、
コメディもいい感じでした。

格好良い方では、集団で行う、ふんどしでの和太鼓が見どころでしょうか。

○帝一と弾は互いに友達だと言いながら、帝一は実はそうは思っていないようでしたが、これでは人望が無くなるから総理にはなれないのでは、とも思ったのですが・・・。

ラスト、生徒会長選挙で弾と帝一が競ったときに、常に帝一を蹴落とそうとしている菊馬が時間ギリギリに帝一から弾に鞍替えしようとしたことを察知して帝一自らが弾に投じることにより、負けたのではなく弾を勝たせたように見せたシーン。
一般生徒には帝一は凄いということで人望が高まったのですし、弾が気づいた様子はなかったのですが。

いえ、総理には人望がなくてもなれるのです。党内で票が集められればなれるのです。人望以外にも、金や人事権や政策や他にふさわしい議員がいないなどでも党内で票を集めることはできるのです。

生徒会長選挙や、その前段階のルーム長の選び方を見ていると、そんなことも思いました(生徒会長選挙で金をバラまいた氷室は、最後はそれゆえに支持を減らしましたが、それでも同数の支持を集めました。)。


【shin】


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