岩上智一郎の作品部屋(小説・絵・漫画・料理等)

著書:新宿クレッシェンド

自身の頭で考えず、何となく流れに沿って楽な方を選択すると、地獄を見ます

闇 203(歌舞伎町大検挙とまかない飯編)

2025年01月14日 02時45分26秒 | 闇シリーズ

2025/01/14 tue

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新宿でなく地元川越で居る時間を長くする。

伊達も辞めた今、仕事帰り食事や飲みに行くのは渡辺くらい。

俺もあと二週間ほどで、店を辞めるのかどうかを根間に伝えるようだ。

自分があの店を去ったとして、残された渡辺はどうする?

彼からは常に「岩上さん、残って下さいよ」と頼まれていた。

従業員が食事を作るあのスタイルでは、どうしても手が足りないくらい忙しくなる場合がある。

伊達が去り、現在では一人足りない状況。

誰かが休むと鬼のような忙しさ。

それでも気を使って休まない訳にもいかない。

週に二回取っていた休みを一回に減らし、何とか日々のシフトを回す。

伊達が辞め一週間ほどしてから、ようやく新人の前田が入ってきた。

インターネットカジノはまったくの未経験。

前職を聞くと、一年間何もしていないと言う。

一から手取り足取り丁寧に教えるが、前田は本当に覚えが悪かった。

まだ二十五歳。

俺もこの年の頃歌舞伎町へ初めて来た時を思い出す。

初めての店ゲーム屋『ベガ』。

もうとっくに無くなっているだろうが、オーナーだった鳴戸もこの十数年まるで噂を聞かない。

右も左も分からなかったあの頃。

長い目で見ながら、前田をキッチリ使いものになるよう一人前に育てないといけない。

休みの日は、地元川越で同級生の飯野君やゴリを誘って飲みに行く事が多かった。

一時期に比べ、荻野力ことおぎゃんの付き合いが悪くなったような気がする。

岩上整体が閉まる告知をしてから、試合の応援まで来てくれた彼。

最近連絡をしても返信が来ない事のほうが多い。

俺、何か失礼な事をおぎゃんにしたっけ?

まるで思い当たる節が無い。

ゴリに相談すると「俺が今度おぎゃんを誘って、色々と聞いてみるよ」と言ってくる。

次の休みまで一週間。

ゴリはおぎゃんが水曜日休みなのを見計らい、一緒に飲んだらしい。

格闘技好きなおぎゃんは、俺が二千八年に総合格闘技の試合へ復帰して、これからまたどんどん試合へ行けるものだと期待していたようだ。

しかしリング復帰よりも、生活の為に歌舞伎町の裏稼業を選んだ俺に対してガッカリしたと、ゴリには話したそうである。

小学生時代の同級生で、間が空いたにせよ知り合ってからの歴史は長い。

おぎゃんは俺が戦っていないと価値が無いから、もうつるみたくないという事か……。

俺だって出版社サイマリンガルがちゃんと印税を払ってくれていれば、本を出してからここまでの数年間、こんな金の面で苦労なんかしてないさ……。

色々やってみたけど全部空回り。

好きで新宿に戻ったわけじゃない。

試合にも応援来てくれ、本当に感謝していた。

でも、こんな俺じゃ、価値が無いのかよ、おぎゃん……。

家に帰り、部屋で寛いでいても何とも落ち着かない。

おぎゃんは、俺を裏切った形になるだろうか?

友達だと俺は思っていた。

しかしおぎゃんから見たら、違うのか。

何とも言えない葛藤。

俺はミクシィで記事を書いた。

 


何かを積み上げたくて、様々な経験を積んだ。

うまく言葉にできない何か異形なるものは、確かに自身へ重なり血となり肉にはなった。

しかし、その先に見えたものは、孤独を嫌う人間としての群れる本能…、それを忌み嫌う見えない何かも自身に備わっていた。

我、常に日々自問自答 。

されどいつまで経っても自身を照らす光は見えない。

一人の親しいと思っていた人間に裏切られた。

心はとても傷つき、鋭利な刃物で根深く切り裂かれたような感覚が全身を覆う。

だが、それによって自身がおかしくなる事はない。

別の形で過去、いくらだって切り裂かれてきたのである。

だから必要以上に心を乱すのはやめよう。

そう…、自身にそっと言い続ける。

何度信じて裏切られてきたのだろう。

独りでいる事が本当は賢明なのではないか?

そう、常に自問自答する自分がいる。

多分…、自身に足りないものが多過ぎるのだろう。

ならばまだまだ俺はもっと違う何かを積み上げなければならない。

それができないのなら、自身に生きている事の価値自体がないように思える。


 

なんか女々しいな俺は……。

まあいい。

最近小説をまったく書いていない。

書く事で俺は、自身を浄化する事ができるはず。

おぎゃんの俺に対する興味が無くなったのなら、それはそれで仕方がない。

割り切って先へ進まないと。

何も無くなった俺には、働いて前へ進むしかないのだから。

 

北海道が地元の谷田川。

彼が三日間の休みを取り、お土産にたくさんのじゃが芋を送ってくれた。

段ボールいっぱいのじゃが芋。

従業員用のまかない飯は、みんながねだるので基本的に俺が作っていた。

猪狩だけは俺の作った料理を食べない。

俺の事が嫌いだからだろう。

「みんな、しばらくの間、芋料理オンリーになります」

思いつく限りのじゃが芋料理を作り始める。

じゃが芋を茹でて、潰したものに玉ねぎと挽肉、コーンをふんだんに入れたコロッケ。

 

コーンコロッケ&カレーコロッケ by 新宿トモ

「コーンコロッケ&カレーコロッケ」の作り方。新鮮なジャガイモの素材を活かしつつ、王道料理であるコロッケに挑戦 材料: ジャガイモ、豚細切れ肉、玉ねぎ

Cookpad

 

アレンジしてカレー粉を加えたカレーコロッケも作ってみた。

昔ゴリたちとよく行った居酒屋の『つぼ八』。

毎回頼んだ料理ポテトピザ。

川越のつぼ八と北海道倶知安にあったつぼ八とでは、同じメニューを頼んでも全然別物かというくらい違った。

 

ポテトクリームグラタンのミートソース掛け by 新宿トモ

「ポテトクリームグラタンのミートソース掛け」の作り方。茹でたジャガイモとホワイトソースのクリーミーさが合体し、ミートソースも加えたグラタン 材料: ジャガイモ、小麦...

Cookpad

 

俺は倶知安で出たポテトピザを思い出しながら、再現してみる。

それから肉じゃがも作った。

 

肉じゃが by 新宿トモ

「肉じゃが」の作り方。寒い季節にピッタリな日本を代表する家庭料理肉じゃが 材料: ジャガイモ、ニンジン、タマネギ

Cookpad

 

渡辺が「岩上さん、どれだけレパートリーあるんですか?」と驚いていたので、まだまだ作ったみた。

ポテトサラダも作ってみる。

 

北海道羊蹄山のポテトサラダ by 新宿トモ

「北海道羊蹄山のポテトサラダ」の作り方。北海道羊蹄山の麓で取れた新鮮なジャガイモを使ったポテトサラダです 材料: 北海道羊蹄山の麓で取れたジャガイモ、ベーコン、きゅ...

Cookpad

 

何品作ったんだ?

自分で作っておきながら混乱した。

まかない飯としては、もう充分だろう。

前田は嬉しそうにコロッケを四つも食べていた。

 

二千十一年十一月三十日。

今日で根間から続けるかどうかの返事を聞かれるだろう。

どうする?

続けるか?

辞めたところで、今さらどこへ行く?

また歌舞伎町内にあるインカジで、一から始めるのか?

結局のところ、何も無い俺は『牙狼GARO』しか居場所は無いのだ……。

そんな事を考えながら、西武新宿駅へ到着する。

憂鬱な気持ちで店へ向かう。

出勤しようとビルの前まで差し掛かると、二台のパトカーと数名の警官がいた。

嫌な予感がしたものの、周囲を警戒しながらビル内へ入っていく。

途中知り合いが立っていたので、何があったのかを聞き込みしてみる。

「何でもクレジットカード詐欺の連中が職質で捕まったらしいよ」

ビル入り口目の前に止まっている乗用車付近で、二十代半ばから三十代ほどの男三名が、警官に取り囲まれながら何かを質問されていた。

「至急応援願います。住所は……」

一人の警官が無線で連絡をしているのが耳に入る。

面倒臭い事になりそうだな……。

俺はそんな風に思いながらエレベーターのボタンを押して上に向かう。

前田に外の様子を見に行かせると、すぐ連絡が入り、パトカーが五、六台ほど到着し「まるでうちの店が捕まっているように見えますよ」と話してきた。

店内の客はまばらだったので、俺自身が様子を見に行く事にしてみる。

どうせこんな状況じゃ、客など入ってこれないだろう。

外へ出ると、入り口では管理人夫婦が立っていて、検挙の様子を眺めていた。

「どうも」

簡単に挨拶を済まし状況を聞くも、大した事は聞き出せない。

俺は道へ出て、様々な角度から撮影を開始した。

全部でパトカーの数は六台になっている。

周囲には俺も含めた野次馬が多数。

俺の顔を見て、色々聞いてくる人間も多かった。

逆側から映像を撮り、写真も撮っておこうといると、警官が近づいてくる。

「あなた、さっきからパシャパシャ撮ってますけど、何か?」

「ああ、一応世間一般では作家で通っている者です」

話しながら個人用の名刺を出す。

「そうですか」

「ええ、撮っちゃマズかったですか?」

「いえ、そんな事は……」

「お巡りさん、何があったんですか?」

「いえ、本官の口からはちょっと言えないので……」

「じゃあお巡りさんも、俺の名刺返して下さいよ」

「え?」

「だって何も話してくれないんじゃ、俺の名刺を渡す必要が無いですよね?」

警官は懐にしまおうとした名刺を返してきた。

互いを探り合うような会話をしている内に、パトカーは去っていく。

おそらく明日の朝刊辺り、記事として報道されるんだろうな。

 

昨夜の大検挙から明けて、俺の休みが来る。

あれだけ小説を書いていたはずが、まったく書く気力が湧かない。

今年の始め頃までは、あれだけ精力的に執筆できていたのにな……。

部屋にいても何もする気が出ない。

そういえば根間は、俺に店を続けるのか聞いて来なかったな。

あの時は感情的になったいた。

このまま黙って続けて働くのも有りだろう。

小腹が減った。

俺は外へ出て、近所にある喫茶店『ポケットマネー』へ行く。

何だかんだでここへ来るのも久しぶりだな。

「おう、智ちゃん、毎度!」

「太麺の焼きそばをいいてすか」

「あいよー」

「あ、それと…、ビビンバ炒飯もお願いします」

「相変わらず食うねー。もうリングには上がらないの?」

「マスター、俺もう四十歳ですよ? さすがに無理がありますって」

「体格見ると、まだまだ行けそうだけどなー」

マスターは笑いながら奥へ引っ込む。

まだお袋が家にいた頃、俺はこの場所でインベーダーゲームをした。

あの頃は『ポケットマネー』じゃなかった記憶がある。

懐かしい思い出。

運ばれてきた太麺焼きそばとビビンバ炒飯を食べる。

あ、せっかくの休みなんだから、神田さんを誘えばよかったなあ。

たまにはこんなのんびりとした一日を過ごすのもいいか。

明日になれば、またインターネットカジノでの舞台が俺を待っている。

 

休み明けの出勤。

昨日は地獄のような忙しさだったらしい。

まだ半人前の前田を込みで、猪狩、谷田川、渡辺の四名で回すのは大変だったろう。

今日は比較的皮肉な事に暇である。

双子のゆかと、少し離れてなーゆ。

ひと席空いて、ゆのゆの。

三名しかいない。

「今日はどんなまかない作るんですか?」

谷田川がワクワクしながら聞いてくる。

余っている材料を使い、適当に料理をする。

野菜肉炒めのような感じの丼物を作った。

牛乳も本数あったので、クリームスープを作る。

クリームシチュー by 新宿トモ

クリームシチュー by 新宿トモ

「クリームシチュー」の作り方。寒い冬場だからこそ有り難味のわかるクリームシチュー 材料: 牛乳、ベーコン、ニンジン

Cookpad

 

まだ谷田川が送ってきたじゃが芋はたくさん残っていた。

じゃが芋を薄切りにして、そのまま油で素揚げ。

よく油を切ってから、塩胡椒で味付け。

ポテトチップス by 新宿トモ

ポテトチップス by 新宿トモ

「ポテトチップス」の作り方。揚げたてのポテトは抜群にうまい 材料: ジャガイモ、塩コショウ、パセリ

Cookpad

 

パセリを振り掛けてポテトチップス。

ついでにジャーマンポテトも作った。

ジャーマンポテト by 新宿トモ

ジャーマンポテト by 新宿トモ

「ジャーマンポテト」の作り方。「ジャーマン」はドイツ風という意。ドイツの定番家庭料理でもあるジャーマンポテト 材料: ジャガイモ、玉ねぎ、ベーコン

Cookpad

 

従業員たちは歓喜の声をあげる。

猪狩がこちらを眺めていたので、俺から声を掛けた。

「猪狩さんも食べますか?」

「いえ…、自分はあとで腹が減ったら、自分で作るんで大丈夫です」

ゆかが興味深そうに厨房を見る。

俺の作った料理を見たのだろう。

こちらへ駆け寄り「あ、美味しそう! ゆかも食べたい!」と言うのでメニュー外だが、特別に分けてあげた。

「何これ、美味しい!」

なーゆがその声で振り向く。

「あー、何それ? 私も食べたいんだけど」

バカラに夢中だったゆのゆのも、この声で振り向く。

「え、ズルい! 私も食べるー」

「ここのスタッフはズルいよね。メニューに無いものを作って食べててさー」

「はいはい…、分かりました…。今日だけ特別で出します。他のお客様に言いふらさないように」

「わーっ!」

黄色悲鳴がこだまする。

「岩上さん、ちょっといいですか……」

ボソッと呟くように猪狩が声を掛けてきた。

「はい、何でしょう?」

「今みたいな事を勝手にされちゃうと、他の客に示しがつかなくなるんですね…。だいたい店の経費を使って……」

また面倒臭い事を言い始めやがった……。

まあ今回は調子に乗った俺が悪いので、話途中で「はい、すみませんでした。以後気を付けますね」と、とりあえず謝っておく。

またゆかとかは大きな声で言いそうだから、釘を刺しておくか。

「いい? ゆか、次来た時に特別メニューちょうだいとか絶対に言っちゃ駄目だからね」

「そのぐらい私だって分かるよ、パパ」

「そのパパっての止めろ!」

乞食客はかなり減ったが、女性客の比率が本当に多い。

結構なじゃが芋の量を使ったので、あと一回みんなのまかないを作れば無くなるくらいにはなっていた。

 

今日のまかない飯は、どうするか?

焼き肉プレートに使う豚小間切れ肉を包丁で叩いてミンチにする。

野菜も微塵切りにしてボールの中に入れて混ぜ合わせた。

自家製メンチカツ by 新宿トモ

自家製メンチカツ by 新宿トモ

「自家製メンチカツ」の作り方。たっぷりの野菜と豚肉の細切れを叩いて作る自家製メンチカツ 材料: 豚肉細切れ、玉ねぎ、キャベツ

Cookpad

 

卵、牛乳、小麦粉を混ぜ、ボールの中の肉をある程度の形に丸め、周りにつける。

あとはパン粉をまぶし、油で揚げるだけ。

自家製メンチカツの出来上がり。

渡辺が厨房を何度も振り返る。

腹が減ってきているのだろう。

ドリア(※中はチキンライスを使用) by 新宿トモ

ドリア(※中はチキンライスを使用) by 新宿トモ

「ドリア(※中はチキンライスを使用)」の作り方。寒い季節を乗り越えられるような暖かさ。クリーミーでコクある味わいが自慢のドリア 材料: 小麦粉、バター、牛乳

Cookpad

 

ホワイトソースは予め作り置きで冷凍してあるので、チキンライスを作りドリアにする。

「ほら、温かい内に順番通り食べちゃいな」

新人の前田から食事をさせた。

彼はかなり丁重に物事を教えてはいるが、本当に呑み込みが悪過ぎる。

本人はそれでも一生懸命やっているのだろう。

それにしても使い物にならな過ぎた。

「前田、厨房にも俺が作ったレシピ…、料理の作り方が色々書いてあるでしょ?」

「はい!」

「どんなに忙しくなっても慌てないで、レシピを見ながらでいいから一つ一つその通り作ればいいのね。ここまでは分かる?」

「はい!」

「じゃあ、簡単なフランクフルトを作ってみて」

「はい!」

俺が書いたフランクフルトのレシピは本当に単純に書いてある。

フランクフルトをオーブンで焼くだけなのだが、木の棒の部分がそれだとどうしても焦げ付いてしまう。

だからオーブンへ入れる前にアルミホイルで木の部分だけを巻く。

それからオーブンで五分。

あとは皿に乗せて、ケチャップとマスタード。

仕上げに粉パセリを振り掛けて終了。

前田が冷蔵庫からフランクフルトを取り出す。

彼はいきなりフライパンを持ち、火をつける。

え、コイツ、いきなり何をしてんだ?

フライパンへフランクフルトを置く前田。

「おい…、何をやってんだよ?」

「フ、フランクフルトです」

「俺は作り方を書いた紙を見ながら、その通りやれって言わなかった?」

「はい! やってます」

「いや…、やってたら口挟んでいないから。とりあえずフライパンの火を止めて。それから俺の書いた紙と、今自分がやっている事のズレを認識して」

前田はレシピの紙を見る。

それからまたフライパンへ火をつけ出した。

「おいっ! 何でそうなるんだよ? 何をしようとしてるの?」

「フ、フランクフルトを……」

「紙ちゃんと見てるのかよ! どこにフライパンに乗せてなんて書いてあるんだよ?」

あまりの酷さに俺もつい怒鳴ってしまう。

猪狩が厨房へやってきた。

「岩上さん…、彼は自分が教えますから」

元引き籠もり同士、ひょっとしたら波長が合うのかもしれない。

 


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