滑川にかかる東勝寺橋の紅葉です。
今年はモミジの枝を大きく剪定されたようです。
12月5日撮影

雪ノ下の宝戒寺裏手にある宝戒寺橋から眺めました。

こちらは逆に東勝寺橋から眺めた宝戒寺橋 12月4日撮影

そして後ろを振り向いた景色です。

東勝寺橋を渡りしばらく小道を上った谷戸に鎌倉幕府滅亡の地(東勝寺跡)があります。
1333年鎌倉幕府滅亡の時、新田義貞に責め立てられた北条高時はここ東勝寺に立てこもり、火をかけて一族郎党870名あまりとともに自害しました。
背後に北条高時の首が葬られたと言う腹切りやぐらがあります。寺はその後再興されましたが戦国時代には廃絶にされました。
昭和51年及び平成8、9年の発掘調査により北条氏の家紋である三鱗文の瓦が出土、此処が伝承の通り東勝寺跡の重要な一画であることが判明しました。
建物跡の一部や、一般の寺院跡では見られない中国産の獣足青磁香炉・獣足褐軸香炉・天目茶碗、国産の古瀬戸朽葉文壷等が見つかっています。
国の指定史跡。祇園山ハイキングコースの起点になっています。 KAMAKURA TRUSTより一部抜粋致しました。