七月大歌舞伎(夜の部)を観て来ました。
一、『悪太郎』 悪太郎・・市川右近 憎めない無邪気な男を描く軽快な舞踊劇です。
二、『修善寺物語』 面作師の夜又王・・市川中車 夜叉王の職人気質と芸術家ならではの非情な精神を丁寧に描いています。
三、『天守物語』 天守夫人富姫・・坂東玉三郎 姫川図書之介・・市川海老蔵
姫路城(白鷺城)の天守に隠れ住むと言われた姫の伝説を題材に、泉鏡花ならではの幻想的な世界の物語。
特に中車(香川照之)さんの演技が素晴らしかったのと、天守物語の玉三郎・海老蔵コンビは美しく最高でした。
台風にはヒヤヒヤさせられましたが幸いにも朝から晴れて、久しぶりの歌舞伎を堪能出来ました。カーテンコールも2度ありました。♪