イスラエルの生活情報-紫音と侍朗と直の成長日記☆SHION, SHIRO & NAO☆日本・イスラエル

イスラエルの生活情報、生活習慣、歴史文化、日本との違いなど日常で気が付いた事を記載します。時々イスラエルワインも

Red sea winery - יקב הים האדום

2021-05-08 23:03:50 | イスラエルワイン#ワイナリー
今回はイスラエルの最南端のエイラットにあるワイナリー【Red sea winery】を紹介します。


真夏の最高気温が50度近くなるこの地でブドウの栽培とワインが作られていることにビックリです。


多くのブドウ園は涼しい高台などにあり、ワイナリーも併設されていることがほとんどです。


気温が高い所や日照時間が長かったりとするとブドウの実が大きくなったり甘くなりすぎるのではと思いますが
ブドウの実は大きくならないそうです。
でもブドウの糖分は高くなるとのことで、アルコール度が15%~16%になるとのことです。
通常のワインより1~2%高いようです。
年に6,000本しか生産されていないので、流通はほとんどしていません。

ワインを発酵させる部屋です。


ワイン貯蔵(樽はやっぱりフランス産でした。)


ワインのショップと獲得してきた賞状


生産されているワインと値段表です。



今回は、メルロ(赤)を購入させていただきました。


ワインのテイスティングは予約が必要ですが、
今回は、アポなしでワインを買いに行きましたが試飲させてくれました
購入したメルロを開けてくれたんですが、ワインの香りがとても良かったです。

予約は、052-2704704にしてください。
営業時間は、8:00~13:00迄です。


Ramon Vineyard - כרם רמון

2021-04-24 19:14:27 | イスラエルワイン#ワイナリー
ケレム・ラモン
ケレムの意味は=ブドウ園=ヴィンヤード
直訳するとラモンブドウ園という意味になります。



イスラエル南部の中心都市ベエル・シェバから国道40号線を南下した場所にある砂漠の街ミツペ・ラモンという街の郊外にこのケレム・ラモンは所在します。
ミツペ・ラモンから40号線を車で北上して、約7㎞のあたりにあるT字交差点を左折して1㎞進んだあたりです。


このラモンブドウ園は2010年に設立された比較的新しいブドウ園です。
周りには全く緑がない砂漠と言っていい場所にこのブドウ園はあります。
海抜が800メートルあり、朝晩の冷え込みがあるからブドウの培養ができるのでしょうか?
この砂漠の真ん中でもブドウ園を運営することができています。
実際にベエル・シェバからミツペ・ラモンまでの国道40号線沿いには多くのブドウ園がありワインを製造しています。
ワインロードとも呼ばれているくらいです。


今回はこのブドウ園の中にある人口池の周りの屋根付きのスペースでテイスティングをさせてもらいました。
ワインの種類は、シャルドネ(白)とマルベック(赤)でした。それとチーズの盛り合わせが出されました。

テイスティングした感想ですが
シャルドネは、美味しかったんですが少し味が弱い気がしました。
最初の味はいいのですが、最後には味が消えていく感じです。
マルベックは、最初少し酸味が強いかなとおみましたけど
飲んでいくうちに味わいが出てくるワインでした。
今回はこのマルベックを購入しました。


このブドウ園では、食用のブドウも栽培しており7月から9月まで一般客も収穫できるとのことです。

Clos de Gat Winery - クロデガット - קלו דה גת

2020-09-05 12:54:40 | イスラエルワイン#ワイナリー
今回は3か所目に訪問した
Clos de Gat Winery」を紹介します。
エルサレムから西に35㎞程のところにある、キブツ・ハルエルにあるブティックワイナリーです。

ワイナリーの建物は、もともとその場所にあったアラブ様式の建物を
1998年に改修工事をしてワイナリーとして利用しています。
栽培されているブドウには、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルド、シラー、シャルドネなどがあります。
このワイナリーがあるユダの山地は、古い昔からブドウの栽培が盛んにされていたようで、
3000年以上前のブドウを潰すためのプレス(=ヘブライ語でガットの意)などの施設が見つかっています。
ワイナリーの名前にも「ガット」という単語が含まれていますが、ここからきています。
またワイナリーのロゴの下部の石を円状に並べたような柄は、ガットを描いたものです。


ぶどう畑


ワイナリー入口
当日はちょうどブドウの収穫がされており、収穫されたブドウの洗浄などが行われていました。


潰したブドウを発酵させている、温度調節が品質のカギを握るみたいです


地下にあるワイン樽の貯蔵庫


貯蔵庫のさらに奥にあったワインセラー


ワインのティスティング、チーズみたいに見えるのは、実はチーズではなくゴマから作ったものらしいです。


この「スィクラ」というコレクションが一番高いようです。


ショップ内


今回ここでは、「ハルエル」コレクションのメルロをを購入。
試飲して一番おいしかったです。



Gush Etzion Winery -グーシュ・エツヨン- יקב גוש עציון

2020-09-01 00:01:23 | イスラエルワイン#ワイナリー
ワイナリー2箇所目
ここは、イスラエル国内ではないですよね?
グーシュ・エツヨンという地域(グリーンラインの内側)にあるワイナリーです。
エルサレムから南に約20kmのところにあります。

グーシュ・エツヨンとは、ユダヤ人がグリーンラインの内側に作った入植地の地域の名前になります。
ここでは常時ではないですが17種類のワインが醸造されています。


ワイナリービジターセンター入り口


ビジターセンター入口前で見つけたブドウ


ワイン醸造施設


ワイン貯蔵場所


ワイナリーのロゴがかっこよかったので


施設内のレストランで昼食もいただきました。


施設内になぜかクラシックカーが展示されていました。
オーナーの趣味でしょうか?

ここでも4種類のテイスティングをお願いしていましたが
結局6種類の試飲をさせてくれました。

因みにここでは、白ワインのシャルドネを購入しました。
数日後に行われたイスラエルのワインコンテスト「エシュコール・ハザハブ」で
シャルドネ部門で金賞を見事にとったとのことです。
ティスティングしたワインの中で1番おいしかったので購入したんだけどね。
もしかして、ソムリエにでもなれる舌を持っているのかな(笑)


ELLA VALLEY - ワイナリー -יקב עמק האלה

2020-08-28 16:14:35 | イスラエルワイン#ワイナリー
コロナウィルスで世の中の動きが鈍くなっている中
友人2名とイスラエルのワイナリー巡りをしました。
1日で3箇所のワイナリーに行ってきました。

今回は、最初に訪れた「ELLA VALLEY(エラの谷)」ワイナリーのお話です。
エルサレムから東に40kmほどのところにあります。

エラの谷と言えば、聖書の中では「ダビデとゴリアテ」が決闘をした舞台として有名ですが
実は、ぶどうの栽培に適した地域として昔からブドウ栽培とワイン醸造が行われていました。
しかし、長年の戦争や他民族による支配などのより、この地域でのブドウ栽培は忘れ去られていました。

エラバレーワイナリーが1998年に設立され、この地域でのブドウ栽培が最先端の技術を持って再開されました。
現在では年間約35万本のボトルが生産されており、イスラエル国内以外にもアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、日本にも輸出されています。


ワイナリービジターセンター入り口


ビジターセンター中庭


ぶどうがなっていました。今の時期が収穫時期らしいです。


ワインテイスティングのときに出された、チーズ、スティック野菜、パンなど


試飲は6本の予定でした、ロゼ、白ワイン2本、赤ワイン3本


ところが、最終的には8種類もテイスティングさせてくれました。
話を良く聞いて、質問もしたからかな??



ビジターセンター兼ショップ内の雰囲気

話をしてくれた女性のガイドさんは新人でしたが、一生懸命話してくれました。
もともとはユダヤ教オーソドックスの家の出だそうですが、
そこを飛び出して、世俗社会で頑張っているとのことでした。

因みに、ここでは赤ワインのカベネル・ソヴィニヨンを購入しました。