新年明けましておめでとう御座います。御覧頂き有難う御座います。引き続き投稿して参りますので宜しくお願い致します。今月は、近隣で行われている道祖神祭りなど順を追ってご紹介いたします。(予定:野沢温泉村道祖神祭り、阿南町新野雪まつり、小諸市御影新田道祖神祭り、北相木村家難払い、御代田町寒の水など)
最初に、野沢温泉村道祖神祭りは1月13日~15日に渡って行われます。今回は使用するブナ(ご神木)の切り出し(祭り前年10月11日)と社殿作成(1月14日~15日)の様子をご覧いただきます。
<次項以降は、野沢温泉村道祖神祭りHPより>
社殿を造る木材は前年の秋に山から切り出されます。
ご神木引きは、社殿の中心となる5本のうちの2本を25歳の厄年と42歳の厄年が二組に分かれて日影ゲレンデから温泉街を通り会場まで三時間あまりをかけて引き出します。長さ20メートルもあるブナの大木を引く沿道の家からは御神酒を奉納され、その都度大声で披露し道祖神の手締めが行われ、見守る人々に御神酒が振る舞われます。
社殿造りは、14日の朝から深夜まで及び、15日の昼ごろ完成します。社殿造りはすべて手作業で、危険が伴うので、この時ばかりは酒も断ち完成まで黙々と作業が行われます。
社殿は昔ながらの作り方で、針金や釘などはいっさい使われていません。社殿に厄年が乗る部分の高さは10数メートル、広さは8メートル四方もあります。