神々に早く出て来て欲しいと支度部屋の壁をランジョウランジョウ言いながら叩くと、面を付けた神様が出て来て舞いが始まりました。
<阿南町ホームページによると>
1月15日午前1時頃松明に点火し、いよいよこの火の下で広庭の祭事が始まります。広庭の祭事の始に出てくるのが、雪祭りは、当日に雪が降ると豊年になるという五穀豊穣祈願で、新野に雪がないときは峠まで取りに行きます。それはひと握りの雪でも神前に供えなければ祭りが成立しないと信じられているからです。雪祭りに使用する仮面=面形(おもてがた)は、墨・胡粉(こふん)・紅ガラだけで仕上げた素朴さが特徴で現在は19種の面があり、鎌倉時代の様式を今に伝えています。これに作り物の駒、獅子頭、馬形、牛形が加わり、仮面をつけることによって神の化身となります。
明日からは、天候が変わるようですが大雪にならないようにお願いいたします。