朝の散歩から帰って来て、隣の畑の横を通って、家へ入ろうとしたところ、
燦は急に駆け出して、畑の中へ飛び込もうとした。
そこには菜っ葉が2畝植えてあって、その上から茶色い防鳥網を被せてあった。
よく見ると、何やら網に絡まってバタバタと動き回っている。
動く物に過敏に反応する燦は、目の色変えて飛び掛ったと思いきや、
片足で、その獲物をピシャっと押さえ付けてしまった。
さてこれから、どうしたものかと見ていると、
別段、口で噛付こうともせず、
そのまま、興味を無くした様に去ろうとした。
見ると、すずめよりは大きくて、野鳩の様には太くない鳥が動かず横たわっていた。
多分、ツグミであろう。
可哀想にとは思いつつ、燦の引っ張るままに取敢えず家まで帰った。
しばらくして、里山に置いてある道具を取りに行こうとして、
先程の畑の横を通過しようとした時、
再度、あの鳥がバタバタやっていたのでした。
オマエは、ツグミじゃ無くて不死鳥か、と一瞬思った。
燦はクマではない、何も死んだ真似しなくても。
というか、少しの間、燦のパンチを浴びて失神していただけかも知れない。
可哀想なツグミちゃん、この善良な里人が助けて進ぜよう。
幾重にも絡んだ網を取り除き、自由にしてやろうと左手で身体を軽く握り、
右手で網を取りにかかったが、これがなかなかうまく取れなかった。
左手には温かで、柔らかな感触があったが、
右手といえば、鋭い嘴で手袋の上から人差し指をはさんで離そうとしない。
おまけに網に絡みながらも、鋭い足の爪で手袋をガリガリする始末。
やはり、野生だ。
そこには、何者も寄せ付けぬ生への執着心が感じられた。
おじさんは、悪い人じゃないよとさとし、
根気よく解放してやった。
急に絡みの感覚が無くなって、思わず空中へと舞い上がった。
ああ、飛べるんだ!!
多分、大丈夫なんだろうなと安心した。
燦よ、オマエには、しっぺ返ししか帰ってこんと思うが、
善良な里人には何が帰ってくるかな。
鶴の恩返しがあるのだから、
ツグミの恩返しがあっても不思議ではない。
グリ~ン・ジャンボのタ・カ・ラくじっと
首なご~ぅしてまってまっせぇ~。
燦は急に駆け出して、畑の中へ飛び込もうとした。
そこには菜っ葉が2畝植えてあって、その上から茶色い防鳥網を被せてあった。
よく見ると、何やら網に絡まってバタバタと動き回っている。
動く物に過敏に反応する燦は、目の色変えて飛び掛ったと思いきや、
片足で、その獲物をピシャっと押さえ付けてしまった。
さてこれから、どうしたものかと見ていると、
別段、口で噛付こうともせず、
そのまま、興味を無くした様に去ろうとした。
見ると、すずめよりは大きくて、野鳩の様には太くない鳥が動かず横たわっていた。
多分、ツグミであろう。
可哀想にとは思いつつ、燦の引っ張るままに取敢えず家まで帰った。
しばらくして、里山に置いてある道具を取りに行こうとして、
先程の畑の横を通過しようとした時、
再度、あの鳥がバタバタやっていたのでした。
オマエは、ツグミじゃ無くて不死鳥か、と一瞬思った。
燦はクマではない、何も死んだ真似しなくても。
というか、少しの間、燦のパンチを浴びて失神していただけかも知れない。
可哀想なツグミちゃん、この善良な里人が助けて進ぜよう。
幾重にも絡んだ網を取り除き、自由にしてやろうと左手で身体を軽く握り、
右手で網を取りにかかったが、これがなかなかうまく取れなかった。
左手には温かで、柔らかな感触があったが、
右手といえば、鋭い嘴で手袋の上から人差し指をはさんで離そうとしない。
おまけに網に絡みながらも、鋭い足の爪で手袋をガリガリする始末。
やはり、野生だ。
そこには、何者も寄せ付けぬ生への執着心が感じられた。
おじさんは、悪い人じゃないよとさとし、
根気よく解放してやった。
急に絡みの感覚が無くなって、思わず空中へと舞い上がった。
ああ、飛べるんだ!!
多分、大丈夫なんだろうなと安心した。
燦よ、オマエには、しっぺ返ししか帰ってこんと思うが、
善良な里人には何が帰ってくるかな。
鶴の恩返しがあるのだから、
ツグミの恩返しがあっても不思議ではない。
グリ~ン・ジャンボのタ・カ・ラくじっと
首なご~ぅしてまってまっせぇ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
暖かくなってきたら、鳥を見にどこかに行かなくては!
燦くん、ボスに言っておいてね、恩返し期待しすぎると、肩透かしを喰らいますよってね♪
つぐみ君はシベリヤから、パスポートもビザも取らずに、日本に冬の間だけ、長期滞在しているようですね。
昔はかすみ網で一網打尽に取っていたようですね。
燦君も良くぞ命を取らずにいたものです。
憐憫の情とやらがあったのか、はたまた最初からご主人様のウケを狙って捕捉までの能力を披露しただけかもです。
で、恩返しですね。
燦様に「ここ掘れワンワン」やってもらってくださいね。
ツグミちゃん、元気で空へ帰って良かったね!
ツグミの恩返しだけに、「自分の羽を抜いて機を織っているところを見ても、口をツグミなさい!」な~んちゃって。
善良な里人さんが通りかかって
よかったですね.
でも燦さんが見つけなければ
この救助もなかったわけだし..
燦さんにもきっとご恩返しがあると思います.
ツグミのひきあわせで
かわいい彼女ができたりして!
先日は男前のお写真ありがとうございました.
やはり男は
茶目っ気・洒落っ気・色気ということでしょうか?
それにしてもあのシナ
色っぽ過ぎます
そちら方面の方からお誘いがきませんかぁ?
当里山でもよく見かけます。
昔は、鳥に対してずいぶんとヤンチャな事をして、トリモチでメジロを捕ったりとかですが、
いわゆる「鳥小僧」と言われたものです。
しかし、そういうのが有ったからこそ、今の仏様のような慈悲深い里人が誕生したと言うわけですよ。
大した期待はしておりません。
ホンの一回一等位です。
雉鍋の方に興味を注がれてますので、
これからの精進しだいで「雉鍋屋・燦」を開業できるかと思います。
草むらでの雉追い出しは後一歩というとこまで来ておりますので。
御声援をよろしくお願いいたします。
座布団10枚やっつくれぇ~
なんて、悠長な事は言っておれないのです。
早く行かなければ、救命救急病棟がオイラを待っていますので、では、失礼致します。
ここんところ、ちょっと日本のTVの話なので難しいかもしれませんが、
そんな訳で、大して困難な救助では無かったです。
今度、新宿の黒鳥の湖へも出演しようと思っております。
あ、これも難しかったかな。