
♪れーぴん、れーぴん、しぃ~しきん~と何やら分からない言葉を口走りながら、
ウキウキと大阪行きの高速バスに乗り込んだのでした。
難波から地下鉄を2つ乗り換え大阪港駅へ、
目指すは海遊館じゃなくってサントリーミュージアム〔天保山〕でした。
ここで国立ロシア美術館展が今月14日まで開催されているのです。
国立ロシア美術館はサンクトペテルブルグの旧ミハイロフスキー宮殿にあります。
何だか、里山的には馴染み深そうな名前ですけどね。
ロシア絵画についてはあまり知られていないと思いますが、
そうかといってこういう催し物にはめっぽう心惹かれやすい浪花人でっさかいに、
最後の三連休には間違いなく混雑すると思って平日に行って来ました。
昔、関東で生息していた時に、
上野の西洋美術館でたまたま入ったトレチャコフ美術館展を観て、
その生々しい写実と風俗や景色及びシベリアの広大な風景に圧倒されたのでした。
それ以来、ロシア絵画には興味を持っていたのです。
今回、一番気に入ったのは、やはりシーシキンでした。
陽の光が差し込む針葉樹林、雪が積もった真冬の森、セリの花咲く小さなほったらかしガーデン。
3回ほどその絵の前を行きつ戻りつして近寄っては離れ色々な角度から見させて頂きました。
肖像画では、煌びやかな衣装を纏った皇帝や貴族及び貴族の子供達が登場するかと思いきや、
風俗画では、継ぎ接ぎだらけのボロを纏った大人や子供達の物乞い風景、
といった対照的な絵画が展示されているのです。
どこにも、一般的な家庭の風景なんていうものは出てこないんですね。
現代の日本では、一般的なサラリーマン家庭とかいった普通の家庭が殆どですが、
その当時では、支配する者と支配される者の二つしか存在しなかったんでしょうかね。
今、多くの人が普通という生き方が出来る日本人って幸せなんでしょうね。
という様な里山としては高尚な事を考えながら観ていた訳ですが、
そこはそれさすが浪花のおばちゃん達の登場です。
絵を見ながら前を行くおばちゃん達の会話です。
おばA:あのな、近くの○○鮨のニギリはホンマに美味しかったわ。
おばB:あたし、あそこのタコでえらい目にあってん。
おばA:どななしやはったんとんてんてん?
おばB:入れ歯にタコが挟まってな、それこそタコみたいな顔して食べたがな。
ほんでもって、ようやく取れた思うて飲み込もうとしたら喉に引っかかって死ぬかと思たがな。
おばA:あんたも歳やさかい、イカタコには気いつけなはれや。
おばB:せやな、しゃあけどこの絵は「すごい」と言う他ないな。
おばA:せやな、次ぎいこけ。
タコとロシア絵画とどんな関係があるねんな、このタコ!!と思いましたね。
殆ど観ずに「すごい」ですからね。
ところでしげしげと食い入るように観て来たといったが、何をそんなに観てきやはりましたのん。
燦よ、この里山を浪花のおばちゃんと一緒にしたらアカンでぇ~。
オマエの為にも、その当時のワンニャンの面影を見つけてオマエに教えてやろうと思ってな、
どんなヤツが絵の中に登場しているかと探して来てやったんやないか。
それでは質問です?
燦よ、今回の絵の中でワンニャンを何匹探す事が出来たでしょうか?
そんなん知るかぁ~。
パンパカパァーン、それでは正解です、ワンが11匹にニャンが2匹でした。
オマケに白黒豚が一頭地面に横たわって面白い顔を曝け出していたのが気に入ったわ。
アホクサ、アンタも浪花のおばちゃん達とあんまり変わらん、このタコやんけ。
まあ、そう怒るな。
お土産にデパ地下で買って来た「PAUL」のクロアッサンを少しあげるからね。
おや、白黒あッ燦、早速来たね。(表題写真)
ダァー。
オイラが、燦クトペテルブルット・マーキングスキー家の末裔でござる。
ウキウキと大阪行きの高速バスに乗り込んだのでした。
難波から地下鉄を2つ乗り換え大阪港駅へ、
目指すは海遊館じゃなくってサントリーミュージアム〔天保山〕でした。
ここで国立ロシア美術館展が今月14日まで開催されているのです。
国立ロシア美術館はサンクトペテルブルグの旧ミハイロフスキー宮殿にあります。
何だか、里山的には馴染み深そうな名前ですけどね。
ロシア絵画についてはあまり知られていないと思いますが、
そうかといってこういう催し物にはめっぽう心惹かれやすい浪花人でっさかいに、
最後の三連休には間違いなく混雑すると思って平日に行って来ました。
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昔、関東で生息していた時に、
上野の西洋美術館でたまたま入ったトレチャコフ美術館展を観て、
その生々しい写実と風俗や景色及びシベリアの広大な風景に圧倒されたのでした。
それ以来、ロシア絵画には興味を持っていたのです。
今回、一番気に入ったのは、やはりシーシキンでした。
陽の光が差し込む針葉樹林、雪が積もった真冬の森、セリの花咲く小さなほったらかしガーデン。
3回ほどその絵の前を行きつ戻りつして近寄っては離れ色々な角度から見させて頂きました。
肖像画では、煌びやかな衣装を纏った皇帝や貴族及び貴族の子供達が登場するかと思いきや、
風俗画では、継ぎ接ぎだらけのボロを纏った大人や子供達の物乞い風景、
といった対照的な絵画が展示されているのです。
どこにも、一般的な家庭の風景なんていうものは出てこないんですね。
現代の日本では、一般的なサラリーマン家庭とかいった普通の家庭が殆どですが、
その当時では、支配する者と支配される者の二つしか存在しなかったんでしょうかね。
今、多くの人が普通という生き方が出来る日本人って幸せなんでしょうね。
という様な里山としては高尚な事を考えながら観ていた訳ですが、
そこはそれさすが浪花のおばちゃん達の登場です。
絵を見ながら前を行くおばちゃん達の会話です。
おばA:あのな、近くの○○鮨のニギリはホンマに美味しかったわ。
おばB:あたし、あそこのタコでえらい目にあってん。
おばA:どななしやはったんとんてんてん?
おばB:入れ歯にタコが挟まってな、それこそタコみたいな顔して食べたがな。
ほんでもって、ようやく取れた思うて飲み込もうとしたら喉に引っかかって死ぬかと思たがな。
おばA:あんたも歳やさかい、イカタコには気いつけなはれや。
おばB:せやな、しゃあけどこの絵は「すごい」と言う他ないな。
おばA:せやな、次ぎいこけ。
タコとロシア絵画とどんな関係があるねんな、このタコ!!と思いましたね。
殆ど観ずに「すごい」ですからね。
ところでしげしげと食い入るように観て来たといったが、何をそんなに観てきやはりましたのん。
燦よ、この里山を浪花のおばちゃんと一緒にしたらアカンでぇ~。
オマエの為にも、その当時のワンニャンの面影を見つけてオマエに教えてやろうと思ってな、
どんなヤツが絵の中に登場しているかと探して来てやったんやないか。
それでは質問です?
燦よ、今回の絵の中でワンニャンを何匹探す事が出来たでしょうか?
そんなん知るかぁ~。
パンパカパァーン、それでは正解です、ワンが11匹にニャンが2匹でした。
オマケに白黒豚が一頭地面に横たわって面白い顔を曝け出していたのが気に入ったわ。
アホクサ、アンタも浪花のおばちゃん達とあんまり変わらん、このタコやんけ。
まあ、そう怒るな。
お土産にデパ地下で買って来た「PAUL」のクロアッサンを少しあげるからね。
おや、白黒あッ燦、早速来たね。(表題写真)
ダァー。
オイラが、燦クトペテルブルット・マーキングスキー家の末裔でござる。
ロシア絵画は見る機会が少ないと思いますよ。
学校の美術の本にも殆ど出てこないでしょうからね。
従って、作品及び作者となるとなかなか思い浮かばないのが普通だと思いますね。
ラーメンの味も人によって好き嫌いがある様に、人それぞれ見て感じる物が違いますからね。
機会があれば、ちょっと覗いて観てやろかぐらいでいいと思いますよ。
ロシア絵画全てが好きと言うことではなく、生のもの凄く写実的な作品に感動が強く伝わってくるんですよ。
風俗画では、ワンニャンを探すのも一つの楽しみ方だと思いますね。(笑)
あまり有名な絵だと凄いとは思いますが感動はどうかというと少ないですよね。
ここでは、知識が逆に邪魔をしますね。
始めて自分の目で見て、おおッこれは何だ!!
と思い何度でも観たいなと思えるものがその人にとって楽しめる作品なんではないいでしょうか。
親しい人と小声でお喋りしながら、この白黒豚いいねぇ~とか相槌打って観るのも面白いですね。
機会があれば、お楽しみ下さい。
絵は国を表しますね。
日本は本当に自由で平和な国ですネ。
絵を見ないでタコの話でっか~~
おばちゃん、絵をちゃんと見てちょうだいなぁ~
それともこういうおばちゃんは見に行ったという事だけで満足しちゃうのか!?
まぁ、そんなのはど~でもいい事で、何かを感じて帰って来られた事が素晴らしいのだと思います~
まぁ、私もイカタコには気をつけようと思います(爆)
大阪のおばちゃん、もしかしてひなさんが来てたんじゃないの?
絵画見ながら、タコが歯にはさまった話は、さもありなんよ(笑)
もっとも私がいつも会う友達と3人で見に行っても大差ないかもしれないけど。
燦クン、パンをお預け食らってるのね。
うちのハイジなら、見てなければ、絶対パクッと行ってる!
やはり本物と言うか生は一味違いますからね。
自分の目でどう感じるかそれがワクワク出来れば儲け物ということですね。
ロシア絵画はイカタコの思い出でした、というのもいいと思いますよ。
大げさに言えば、それがその時点で生きていた思い出ですからね。
でも、美味しいけれどイカタコにはお互い気をつけましょうね。(笑)
来るとは思ったけど、やはり食いついてきましたね。(笑)
>大阪のおばちゃん、もしかしてひなさんが来てたんじゃないの
そういえば、ちょっと、ちぇじゅぅ~~う似でよう吠えよったわ。
はーちゃんも、かしめ、かしましだもんね。
東西両横綱が喋ったら、イカタコどころでは無いわ。
ロシア絵画が皆ずっこけるわ。
オイラも見てないなら絶対パクっていってるね。
やっぱ同じワンだね。
絵よりパンだかんね。
浪花のおばちゃんタイプかもしれません(笑)
というのは真剣に見ていても、つい最後には
いつも食べ物の事を考えてしまう私が居るからです~
展覧会や絵画展などを見た後、必ずカフェや
レストランに行くのがその証拠のようで
今回も燦ちゃんのブログを読んでも最後には写真の
クロワッサンにやっぱり目が行っています~あ~ぁ
来るとは思ったけど、やはり食いついてきましたね。(笑)
やだねーーー!!!!
先に取られた(笑
実は昨日携帯から読んでいて
「シーチキン」がどうしたと
思っていました
わては浪花のシャキシャキオバハンやけど
マナーは守るよ(笑
でも横にha-さんが居たら別かも
ロシア絵画ですか
燦ちゃんコーーショな趣味だわね
うちはロシアと関わりが深いのよ
おじさんがウラジオストックにいましたのよ
ピロシキ~
(フロシキ~と違うで)
お昼はこのミュージアムの展望レストランで大阪湾を見下ろしながらパスタを食べました。
大根おろしとカリカリのチリメンジャコと短冊状の海苔が乗っているパスタでこれが意外と美味しかったです。
帰りは、デパ地下でパン類をごっそり買って帰って来ました。
二人並んでいたら間違いなく、皆引くだろうなぁ~。
このロシア美術館展は大阪でもかなりの人気だったみたいですね。
雛さんはお仕事だしちょっと見に行くのは無理ですね。
「セリの花」は見事でしたよ。
雛さんに見せたかったなぁ~。
>おじさんがウラジオストックにいましたのよ
ピロシキ~
(フロシキ~と違うで)
雛さんはハーフなの?
ロシアと浪花だと雛さんみたいになるんやね・・・
ふぅ~ん!!(笑)
小さい頃から、何でかピロシキに憧れていたわ。
あの頃からロシアには何か感ずるものがあったんやと思うわ。
里山では、何故か歳の若い人兄貴1号だけが、ソ連(ロシアでは無く)の地を踏んだ事が有るしね。