こんぴら狗

いよいよブログも４年目に突入しましたが、あいも変わらぬゆる～いお話しでお付き合い願います。
讃岐の金毘羅代参と言えば、人間界では遠州森の石松さんが有名ですね。
清水の次郎長親分の代参でお参りに行くというお話です。
浪曲という最近ではめったにお耳にかかれない語り口でのしぶぅ～いお話しですね。

人間界の事は人間に任せておけばいいですが、
オイラ達ワン公にも実はこの金毘羅代参というのが本当にあったんですね。
江戸時代には新幹線とか走っていませんでしたが、日本全国結構往来があったんですね。
飼い主の代わりに、首に往復の旅費とかお参りに必要な費用を巻きつけて、
お参りする人に付いて行ったと言う事です。

お参りに連れて行ってくれる人も、一緒に代参する犬も、
よく何日もかけて行けるもんだと感心させられますね。
当時は、白黒のダルなんかは居なかっただろうから純粋な日本犬だったので行けたんでしょうかね。

という訳で、
何時もの白鳥神社に元日初詣に行ってきました。
ここなら近くなので歩いても一時間弱で行けますから余裕であちこちクンクンしながら行きました。
里山の神社は金毘羅さんとは比べ物にならないですが、
さすが元日ともなれば、参拝するにも少し並ばなくてはなりませんでした。

オイラは、こんぴら狗では無いのでそんなに悠長に待っていられる訳でも無し、
端っこから謙虚にかつ厳かにお参りさせて頂きました。

今年も健康で平和に、まぁ～るく収まります様に！！