里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

真夏の方程式

2013年07月28日 | 
全ての事象には必ず理由がある。
事の始まりは、燦ママが今年度から地域でサロンなる物を立ち上げた事によります。
地域活性化の為、地域住民が「楽しみの地産地消」を行って元気になろうということです。
今年は初めてですから、2ヶ月に一度位のペースで行事を企画しました。
4月は定番の花見、5月は地域のバラ愛好家がバラを鑑賞して欲しいという事で急遽企画しました。
バラ鑑賞&手打ち蕎麦堪能(趣味で手打ち蕎麦を打つ人の好意)&良いお話を聴く
これを方言で(見まい、食べまい、聴きまい)の5月会でした。
6月は口腔ケアのお話を聴く(やはり参加者は女性の高齢者が多いですからね)

7月はお休みで、さて8月はやはり盆踊りとかのお祭りでしょう。
という事で大人も子供も楽しめる祭りとなると、
「唄って踊ってゲームで楽しむ夏祭り」ということになるでしょうか。
数年前までは地元の神社でカラオケ大会と盆踊りをやっていたそうです。

今の神社付近では駐車場も少なく大勢の人が集まるには無理がありますので、
地域の公民館で実施しようと思っています。

歌はカラオケで気持ちよく唄ってもらいましょう。
盆踊りは昔からここらで踊られていた白鳥音頭とか手袋音頭とか、
そしてオイラの出番の阿波踊りも入れときましょう。

さてさて、ゲームですが。
1、ラッキー来る来るゲーム
2、ギョギョギョッ釣りゲーム
3、震度当てゲーム
4、ビンゴゲーム
等を考えてみました。

「ギョギョギョッ釣りゲーム」は、
本物の魚ではなく手作りの魚をお手製の竿で一定時間にどれだけ多く釣るかで景品を渡します。
「震度当てゲーム」は、ペットボトル6本をゴムボールで倒すボーリングゲームです。
6本全部倒すと震度6ということになります。
「ビンゴゲーム」は一般的な全員で行うゲームです。

長らくお待たせしました。やっと本題の登場です。
「ラッキー来る来るゲーム」は地域にもよると思いますが、子供の頃地方の神社の夜店で見かけたゲームです。
昔の暗い夜店で、仄かな灯りの中でクルクル回る棒が何処で止まるかを目を輝かせて見ていた気がします。
棒の片方には糸が垂れ下がりその先には細い針が括られていました。
その針が、回転の終わり頃に下の円盤を舐める様にしてゆっくりと止まるその場所が「当たり」か「外れ」となる訳です。
ハイカラな言葉で言うと糸吊りルーレットとなるのでしょうか。

当然、この様なマシーンは何処にも売っていないので自作することにしました。
さて、原理は大体同じと思いますので身近にある材料で如何にして作るかを楽しみました。

ダンボールで大きめのペットボトルを固定します。



ペットボトルの中には山土を入れ、土の中にドライバーの柄の部分を突っ込んで置きます。
そしてドライバーの先の部分がペットボトルの口であまり遊ばない様にホースの継手をドライバーの先に通しました。
ペットボトルの中の土が見えない様に布切れで覆いをしました。

いよいよダンボールの上に置く円盤の登場です。
発泡スチロール板を基本にしました。

「ラッキー」となる「赤色」は円の15度の部分です。
「おっしぃ~」となる「緑色」は円の30度の部分です。
残りの「ざんねん」となる「白色」は45度です。
真夏の方程式は、2πrを基本に頭をコネクリ回してオーバーヒートしながら解きました。(表題写真)

横棒は黒竹を使って片方に糸を吊り下げその先に手芸用のプラスチックの太めの針をぶら下げました。
これをドライバーの先に通します。

ドライバーの先はそのままでは危ないので人形を先端に差込み飾りとします。

お猿さんはエン日に付きものですからね。
さて規則性が出ない様に上手く回転してくれるでしょうか。

何回かやればそれを見つけることが出来るかもしれません。
これがアナログの良いところですね。

なかなかバランスが良さそうです。
シンプルなゲームですが大人も子供も一回だけでは無く数回はやりたいと思うことでしょう。
と、勝手にほくそ笑んでいます。

因みに、サロンの名前は、
サロン・里楽す(りらっくす)です。

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6 コメント

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Unknown (ha-chansan)
2013-07-29 16:01:05
楽しそうですね。
色々考えているときも楽しいのでは?
お猿さん、とてもよくできてますね。
手作り感がとても良いと思いました。
返信する
狸落巣 (ぶちょうほう)
2013-07-29 17:25:24
燦様 こんにちは
これは凝ったものを創られましたね。
サロン名を「狸落巣」とすると、狸の巣窟みたいになりますね。なのでそれは却下ですね。

”おさるーレット”はお猿さんがくるくる回転するのですね。
それにしても、遊びの心満点で、上手く見映え良く仕上げましたね。

このようなものを子供の頃に縁日とかで見たことはなかったので、興味深く拝読・拝見しました。

で、この場合の確率6分の一、「当り!」は、どんな景品にありつけますか。
そういうことを考えて、作り込んでいくのも楽しみですね。
返信する
ha-chansan さんへ ()
2013-07-29 22:03:01
お江戸ではこの様なゲーム機を夜店で見なかったですか。
その当時のゲーム機はうろ覚えですので、
ハッキリとはイメージ出来ませんが原理はこのような物だったと思います。
この様なものは途中の過程を楽しく過ごせますのでいいですね。ボケ防止にも役に立ちそうです。
これを持って全国の夜店に出現しよっかなぁ~
「燦のラッキー来る来るゲーム」だよってね。
お猿さんはみざるいわざるきかざるのうちの一匹です。
返信する
ぶちょうほう さんへ ()
2013-07-29 22:19:36
狸はあまり見かけませんが、トマコ(イタチ)は昼間でもよく見かけます。

猿回しではありませんのでお猿さんは回りません。
その下の黒竹の棒が回転します。
子供の頃見た事がないという事は、関東ではこの様なゲーム機を夜店では見られなかったみたいですね。
実は、この様なゲーム機の地域性を知りたいなと思いました。四国のごく一部(徳島)で見られたのかも知れません。
正式な名前もよくわからないのです。
たまたま夜店のそのオッサンが考えついたのかもしれません。そしてたまたまオイラが見たのかもしれないですね。

これから確率の方程式を使って景品が何個必要か解読しないといけません。もちろん予算も考慮しないとね。
取り敢えずこのゲームでは、赤の部分が景品3個で緑が2個で白の部分が1個ということにします。
景品は駄菓子的なイメージの1個10円~30円位のを考えています。
返信する
参加したい~回したいです! (Cocoaのママ)
2013-08-05 10:09:31
燦ちゃん、お久しぶりです。

そちら里山は春~夏と一番イイ(夏好きの私だけかな?)
の季節になりましたね。
そして、バラ鑑賞会に手打ち蕎麦に完成した
ラッキー来る来るゲーム
(凄いですね、こんな素晴らしいゲームを
作ってしまうなんてー。)
サロン、里楽すのこれからは楽しみですね!
来る来るゲームの次もどんな催しが続くか楽しみすぎです。
皆さん喜ばれることでしょうねー。
私も参加したいー!
来る来る回したいです!
返信する
Cocoaのママ さんへ ()
2013-08-06 20:08:51
こちらこそお久です。
夏は通り過ぎて熱帯ジャングルになっています。
ゲームをやるなら是非このラッキー来る来ると思っていました。試行錯誤のシロモノですが、さて本番に上手く受け入れらるでしょうか。楽しみでもあり少し不安でもあります。

時間があればぜひ参加して下さい。
ゲーム券は無料で進呈致します。
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