アウトドア読書

暑いと何をするのも嫌になりますね。
クーラーの効いた部屋で冷たい物でも飲んでテレビばかり見てるのも疲れますし、
そうかといって炎天下アウトドアスポーツで、
汗をかきまくるってえのも甲子園球児では無いんですから考えないといけないですね。

そこで、この夏は少し趣向を変えまして、
アウトドア読書というのに挑戦してみました。
場所は身近な自宅の庭先で、時間帯は１５時頃から夕方にかけてその場所が陰になる頃です。
用意する物は、アウトドア用の折り畳み椅子一つともちろん読書用の本です。
身支度は軽装でＴシャツに短パン、足はスリッパか裸足です。
この時間帯は風も結構暑いですが常時吹き抜けておりそこそこ快適です。
風もあることだしまだ日中ですし、蚊も寄り付かないですから蚊取り線香も要りません。

読書用の本は、里山家御用達の古本屋さんで調達してきた単行本４冊です。
４冊合計で約１０００円でした。
一冊が３００円とか１００円とかです。
いかにも里山的な価格帯で非常に喜ばしい限りです。


本の内容は、本当は熱中してのめり込む様なものが良いのかも知れませんが、
古本屋さんでそういうのを探すのは難しいです。
そこで見つけたのが、文藝春秋発行で日本エッセイスト・クラブ編の各年度のベスト・エッセイ集です。
'83年頃から毎年出版されていたみたいですけど今も継続されているのかは分かりません。

一冊の中に60篇くらい収まって、一篇が数ページですから次々と話題が変わって見飽きません。
ついつい先へ先へと読み進んで行ってしまいます。
さてどちらから読んでいこうかな。
右かな左かな迷っちゃうな。


少し読みつかれたら冷えたスイカを一切れオーダーして、
水分補給とクールダウンの為にかぶり付き、明るく青い空に向かって種を吹き飛ばします。

これぞアウトドア読書の醍醐味ですねぇ～。