里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

愛子様の御印

2005年05月08日 | 
この木何の木気になる木、白い花を咲かせて何処にでもある山つつじの木です。
ちょうど三年前の今日(五月八日)に、富士山周辺の山旅に行きました。
ここは富士山の西側にあたり、富士山の写真愛好家では有名な田貫湖があるところです。
富士山のダイヤモンドリングの写真で有名なスポットです。

この湖の周辺には、その名も長者ケ岳、天子ケ岳という、
一度は登ってみたくなる様な名の山々があります。
そこで、里山の二人と一匹は、一度だけ登ってみたのでした。

どちらの山も1300m程度の高さで、五月の山歩きには持って来いの山でした。
田貫湖の西側から登りだし、
途中、朝霧高原を裾野に抱いた富士山を振り返り見ながらしばし休憩し、長者ケ岳の頂へ。


頂上では、十数名位だったでしょうか、登山者がそれぞれの場所で昼食を取っており、
我々も、人様と少し離れた処でご飯を食べました。
少し休憩し、まだ時間もあるようなので、
ついでに天子ケ岳までピストンして来ようという事になりました。

尾根道は起伏はありますが、気持ちの良い道でした。
途中、おばちゃん達のグループが上を見上げて何やらガヤガヤ言っていました。
興味津々、物好きな、我々ミーハーグループは、
当然そちらに近づいて、何してまんのと聞いてみました。

あんたら、よう見ときや、これがな畏れ多くも畏くも、
かの敬宮愛子様の御印の花、ゴヨウツツジであるぞ。
頭が高い控え居ろう。


おばちゃん、あんたがそんなに偉そうに言わんでもええがな。
木の方が高いさかい、我々は最初から頭下げとるがな。
へえ、初めて見るけど、そう言われて見れば何や気品がある様に見えてきましたで。

何処で何に出くわすかもわからへんけど、
これが山旅の面白さでもありますね。
そうこうしていますと、天子ケ岳の頂上に着きました。
頂上では、やはり山旅の面白さでしょうか、
オイラに良く似た、妙なお兄さんと一緒に写真を撮ってしまいました。


ここまで来るとあまり人も居ませんので、そろそろ時間ですによって、
早々に長者ケ岳に向かって帰途につくことにしました。
夜になると、田貫湖から緑の狸が出てくるかもしれませんので、
超爆走で帰ってきました。
ああ、おもろかった。
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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シロヤシオ (ぶちょうほう)
2005-05-09 20:40:05
燦様 こんばんわ

ホイ シロヤシオがあるわいな、てなことで、ページに入ると、愛ちゃんのご縁花ですか、五葉ツツジでしょうが、勿体無いお方のお花ともなれば「御用ツツジ」となりますか?

でも、このシロヤシオは宮様がお生まれになるずっと前から、人々から持て囃されていましたね。

たしか、両神山(埼玉県)の岩稜帯にたくさん咲いていたように覚えています。

緑麗しい山の感じがとてもよく出ていますね。

燦様はこんなに連れて歩いてもらって、本当の家族待遇ですね。

二本足の兄貴と良く似てらっしゃる。
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ぶちょうほう さんへ ()
2005-05-09 21:01:10
ぶちょうほうさん惜しい。

いいとこまで行ったんですけどね。

もう一息でしたね。

実はもう一つ隠し技がありましてね。

五月八日のブログでしたので、

「五八ツツジ」が正解でした、残念。

数日前でしたか、朝日新聞の一面の「花おりおり」欄でこの花を紹介していました。

それを思い出して、今回のブログが誕生しました。その時の別名が「シロヤシオ」だったですかね。全然呼び方が違うんですよね。

どこから、こんなのが出てきたんでしょうか。

分かりましたら教えて下さいね。



両神山は百名山でしたよね、

昔、御用御用のすじの者が集結したところですかね。

一度は登ってみたかったな。
返信する
待っていたしょ? (遅しの熊参上)
2005-05-09 22:41:23
おいらも所用が一杯で、身体を御用されて、

いま解放じゃがに。あ、御用のツツジね。

私のお印はね、カサブランカピンクだからね。

憶えておくように…、縁があれば、カサブランカピンク

とカスミソウをいっぱいにして来てね。

家人には、万が一、私が先に厭世したら、この花で

埋め尽くすように言い渡しています。

いいな、南はどこに行っても花花花々々々。

釧路なんてね氷雨だわ。木々の新芽も小さくなって

まるで私の心臓だわね。

さて、返礼をカキコするかな。

あ、里山ご夫婦は足腰丈夫なんですね。

私は山はもう無理の膝故障者。

使いすぎと言われました。



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へぇ~ (ha-chansan)
2005-05-09 22:49:03
愛子様の御印の花、ゴヨウツツジ

勉強になりました。



でも、皇室のおしるしって、質素というか、あまり派手でないものが多いですよね。



この妙なお兄さんは一体何者?

ボスが燦クンの仮面をかぶっているだけでしょう?
返信する
山つつじ! (oliママ)
2005-05-10 11:23:01
今頃は、山つつじが見ごろな季節なのでしょうね!

山つつじは、けっこうな高さになるのですね。

それに、富士山が見事な眺め!と感嘆していると、下にトンでもない写真を発見!燦くんて、兄弟がいたのですね♪よく似ていますね~♪仲良く山登りですか?



ところで、四国アイランドリーグのコメントがなぜか、gooメールに飛んでいったのか?謎のままです。

今回のコメントはちゃんと投稿されるといいのですがぁ~!
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ややこしい説明です (ぶちょうほう)
2005-05-10 12:01:03
ゴヨウツツジは見たとおりに枝先に葉が五枚出ることに拠ります。

別名のシロヤシオですが、白八染(しお)、白八入(しお)、白八塩とも書けるようで、みな同じ意味だそうです。

八染、八入、八塩の意味は、「幾度も染液に浸して濃く染める事又はその色」をさすそうです。



ここからは小生の推測ですが:

初めに紫色の鮮やかなツツジを見つけて、それを花色の濃さに因んで「ヤシオツツジ」と言う名を充てた。

その後に「ヤシオツツジ」の白花をみつけて別種と見なして、それに「シロヤシオ」を充て、紫色のほうには「ムラサキヤシオ」を充てた。

なお、シロヤシオは葉の形態が五枚輪生状に出て特異なので「ゴヨウツツジ(五葉つつじ)」と言う呼び名も普及している。



ということではないでしょうか。
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里山にも住む魔物 (りこら)
2005-05-10 14:31:03
あれ? 今コメントを書いたのに消えちゃいました.せっかくいいこと書いたのになぁー

なんて嘘ですけど..

これはいくかな? 

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直った? (りこら)
2005-05-10 14:34:22
いきましたね.

でもさっき何書いたか忘れちゃったし

もう眠いのでまた明日出直してきます.

とんちんかんなコメントでごめんなさい.
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わー (oinoko)
2005-05-10 17:07:28
富士山綺麗だー、なんて見てたら最後に恐ろしい写真がありました。

今晩うなされそうです。

うーん、うーん・・・
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熊さんへ (さとぬし)
2005-05-10 17:42:53
そちらは寒そうですね。

こちらは、今、ピンクと白のカスミソウが咲いております。

来年もこぼれ種でいっぱい出て来ることを願っております。

新芽の様な小さな心臓???

まだ見たこと無いからわかりまへん。
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