日本一低山

里山の山は、どれもこれも低くって名だたる山は一つも有りません。
しかし去年になって、我こそはと名乗り日本一を宣言した山が出て来ました。

白鳥神社の裏側は海岸に近く、広大な松林になっております。
地面は瀬戸内海沿岸独特のちょっと茶色がかった白い砂地で覆われています。
今は、松葉を拾って家に持ち帰り燃料にして使うなんていうことはしませんが、
昔は、必要性からも松林の手入れはこまめにやっていたんだろうと思われます。
その様に綺麗な白砂青松の海岸地域が、日本全国至る所に見られたんでしょうが、
今は殆ど無くなって寂しい限りです。

神社から少し北（海岸方面）へ入り、
そこから東へさらに数十メートル行った所に頂上が有ります。
山道は、一合目から頂上まで急激な超超超平坦地でお年寄りから子供達にも喜ばれそうです。

但し、赤色のテープみたいな道標は有りませんので、
濃霧等で道に迷う恐れが有りますから、決して山を侮ってはいけません。
山をやる人は、引き返す勇気も必要です。

そんな訳で、適当にちゃらんぽらんと松林を左右に抜け、
頂上らしきポールが立っている場所に着きました。


誰ですか、「おやまぁ～日本一低い山」と読んだ人は。
そりゃそうに違いませんが、御山（みやま）と言います。

今年に入って、初めての一名山登頂です。
登頂記念に神社で配られている「御山登山証明書」を貰って来ました。


今年も幾つか楽しい山歩をしたいものです、なぁッ燦よ。

燦歩、山歩、楽しいなぁ～。