じゅわぁ～

食欲の秋ですが、お腹が空いた時に口の中でじゅわぁ～って来る瞬間が有りますよね。
その時頭の中では何が映っているんでしょうか。

里山の頭の中をパカァ－ンって割って見てみますと大体麺類が浮んでいるようです。
①三八ラーメン、②六車しょうゆうどん、③丸十生蕎麦
何故か高級フランス料理とか高級和定食（ここでも定食というところが情けない）
高級イタ飯とかは絶対出て来ないのです。
というか人生であまり馴染みが無いからですけどね。
キャビアだフォアグラだ鱶鰭だ燕の巣だ熊の手だとかは無縁です。

今の時期、秋刀魚をコンロで焼いて大根おろしを上に置き醤油を少々かけて、
さらにその上からスダチをじゅぅ～ってかけると最高にじゅわぁ～ですね。
それでも出なければ、これでどうだ。
ナスかキュウリかコウコ（コンコ）の古漬けに鰹節をふって醤油を少し垂らしその上からスダチをじゅぅ～。
思っただけで口の中がじゅわぁ～になりませんか。

何故麺類が頭の中に浮ぶかをもう少し詳しく検証してみますと、
里山の高等心理学を駆使して、この経緯のロジックを辿ってみましょう。

①ああ～腹減った。
②途中の焼肉屋のいい匂いがする。（歩行中）
③ああ～目が眩んできた。
④あまり馴染みの無い焼肉屋より慣れた処がいい。（まだ少し余裕が有る）
⑤そうだ京都へ行こう・・じゃなくって三八ラーメンの味が頭を支配しだした。
⑥高級料理だと作るのに時間がかかる。
⑦うううッ、三八ら、ら、らぁ～めんが、く、く、食・い・た・い～（もう余裕が無い）
⑧じゅわぁ～じゅわぁ～じゅわぁ～・・・・・

この様にして麺類嗜好神経細胞のシナプス結合により、
ストレートに口の中を唾液だらけにしてしまう事が判明しました。

オイラは単純です。
何時いかなる時でも、オヤツを目の前に出されたら、
タラぁ～りタラぁ～り～このシナプス結合ががっちりざんす。
もちろんじゅわぁ～っと泡吹いてますです。