筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

二十四節気「春分 (しゅんぶん)」 3/20~4/3頃

2025年03月20日 | 00.暦

「春分 (しゅんぶん)」 3/20~4/3頃

二十四節気が、啓蟄から春分へと変わりました。
ブログの写真で読者の皆さんも季節の変わりを、一緒に感じませんか。

桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からで、
いよいよ本格的な春の到来です。

七十二候(しちじゅうにこう)
  第十候「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」 3/20~3/24頃
雀が巣を作り始める頃

花見をする雀(すずめ)

写真は、Canva等のフリー写真素材を一部使用


【一口メモ】 二十四節気と七十二候

「二十四節気」は、太陽の高さが最も高くなる「夏至」と最も低くなる「冬至」、その中間にあって昼と夜の長さが等しくなる「春分」「秋分」を基点として、太陽の動きをもとに1年を24等分したもので、それぞれ約15日間です。

「七十二候」は、それをさらに「初候」「次候」「末候」に3等分した約5日間を表した暦。鳥や花、気象などの様子でそれぞれの季節が表現されており、農業や漁業、日々の生活の「目安」になってきました。

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牧野植物 オオシマザクラ 3月 2025年

2025年03月19日 | 00.牧野植物

牧野富太郎博士ゆかりの草花

牧野博士が学名をつけた植物

「オオシマザクラ(大島桜)

学名 Prunus lannesiana var.speciosa(Koidz.)Makino

オオシマザクラ(大島桜)は、日本の固有種(伊豆諸島特産)で、日本に自生する基本野生種の一つです。

[バラ科]  花期3月下旬~4月上旬

※写真は、「オオシマザクラ(大島桜)」/無料(フリー)写真素材を使用。 

成長が速く再生力が強く古来雑木林に植えられて燃料として多用されたことからタキギザクラ(薪桜)の別名があるほか、葉が桜餅の葉に使われるためモチザクラ(餅桜)とも呼ばれることもあります。


牧野富太郎博士の年譜
文久 2(1862)年 土佐国高岡郡佐川村(現佐川町)に生まれる
明治17(1884)年 上京し、東京大学理学部植物学教室へ出入りする
明治22(1889)年 日本で初めて新種ヤマトグサに学名をつけ発表する
明治26(1893)年 帝国大学理科大学助手となる
明治45(1912)年 東京帝国大学理科大学講師となる
昭和 2(1927)年 理学博士の学位を受ける
昭和12(1937)年 朝日文化賞を受ける
昭和15(1940)年 「牧野日本植物図鑑」発行
昭和26(1951)年 第一回文化功労者となる
昭和28(1953)年 東京都名誉都民となる
昭和32(1957)年 満94歳 永眠 没後従三位勲二等旭日重光章および文化勲章が授与される
平成20(2008)年 練馬区名誉区民となる

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季節の山野草/カタクリ(片栗) 3月

2025年03月18日 | 15.季節の山野草

「こんにちわ」

ブログ読者の皆様は、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。

さて、今日は、「山野草」を写真でアップします。
季節の山野草で癒されませんか。元気が出ますよ。

今日も楽しくお過ごし下さい。

カタクリ(片栗)
ユリ科 花期/3月~4月



写真は大分県九重町「くじゅう野の花の郷」で写したものです。


【一口メモ】
カタクリ開花 驚くなかれ種子より開花まで約8年近くかかると言われています。 1年目は細長い松葉状の姿、二年目以降は葉っぱ1枚。 毎年その1枚の葉を少しずつ少しずつ大きくしていきます。

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先週の運動(フィットネスジム and ウォーキング 等) 2025年 3/17

2025年03月17日 | 01.自然(草花等)

 

先週の運動(フィットネスジム and ウォーキング 等)

目標 ❶早歩き、週合計60分以上❷一日の歩数/5,000歩以上

早歩きを含めたウオーキング(散歩)は、健康増進ウォーキング 。
『早足で 歩いて老いを 遠ざける』
頑張っていますよ。


先週、出合った福岡の「季節の花」

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●『源氏物語』47帖 総角(あげまき) 大君の苦悩と死

2025年03月16日 | xx源氏物語

『源氏物語』47帖 総角(あげまき)
大君の苦悩と死
薫24歳秋-冬 薫君の中納言時代

[宇治の大君、薫になびかず]
8月、宇治八の宮の一周忌が営まれた。
9月、は宇治を訪れ、弁の乳母の手びきで宇治の大君の部屋に忍び入ったが、宇治の大君はいち早く逃げた。
はやむなく宇治の中君と一夜を語りあかした。

[匂宮、宇治の中君と契る]
彼岸の果ての日、匂宮を宇治へ案内した。
匂宮を装って宇治の中君の部屋に入り、宇治の中君と契りを結んだ。
宇治の大君宇治の中君へと望んでいたので、匂宮宇治の中君との一件を聞いて非常に驚いた。
冬、匂宮六君との縁談が決定した。


[宇治の大君の死]
宇治の大君は心労のために病に伏し、11月、の見守るうちに亡くなった。


巻名は薫が八の宮一周忌法要に事寄せて大君に詠んだ和歌に因む。
あげまきに 長き契りをむすびこめ
         おなじところに よりもあはなむ」


(あなたが縒り結んでいる総角結びのように、あなたと私が長く寄り添えるようになりたいものだ)

※写真は、「あげまき結び」/無料(フリー)写真素材を使用


【源氏物語47帖に出てくる主な登場人物】

(かおる)
源氏物語第三部の主人公。
表向きは光源氏と女三の宮の子どもであるが、本当は柏木と女三の宮の子どもである。
生まれつき体から良い香りを放っており、「薫の君」と呼ばれている。
自身の出生の秘密に悩み、宇治八の宮を訪れ、娘の大君に恋をする。
後に大君によく似た浮舟にも惹かれるが、恋は成就しない。

匂宮(におうのみや)
今上帝と秋好中宮の御子。
六条院で一緒に育った薫にライバル心を抱いている。
容貌は美しいが軽薄。薫の戦略で中の君と結婚するが、浮舟にも心を惹かれる。

宇治の大君(うじのおおいきみ)
宇治八の宮の長女。
思慮深くプライドの高い女性であり、薫からの求愛を拒み続ける。
妹・中の君と匂宮が結婚した後、匂宮があまり通わないことに悩んだ末、病気で亡くなってしまう。

宇治の中の君(うじのなかのきみ)
宇治八の宮の次女。
可愛らしいイメージの女性である。匂宮と結婚して、後に男子を出産する。

宇治八の宮(うじはちのみや)
桐壺帝の第八皇子であり、光源氏の異母弟である。
高貴な身分であるが、頼れる後見人がおらず、
宇治の山荘でひっそりと生活していた。
仏道に通じており、出生に悩む薫と交流を持つ。


今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」(2024年)を解りやすく視聴見るために平安時代の勉強を兼ねて『源氏物語』のブログを書いています。『源氏物語』には、物語に欠かせない要素のひとつとして多くの「植物」が登場します。これなどを切り口に『源氏物語の花』『源氏物語の風景』をブログで表現できたらと思っています。

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