香合 「月下牡丹に鳥兜図」濤川惣助 に想ふ
明晩は 月の明かりが邪魔をして
きっとあなたは寝つけない
香薬を届けてあげましょう
月の光の中に横たわり
その密やかな香りにつつまれて
ほんの一瞬しびれて眠りにつくでしょう
そして
あなたは わたしのものとなる
明晩は14番めの月 だから
想い蜜るには 少し早い
想い遂げるにもとげられず
月の光の中に横たわり
その密やかな香りにおびえつつ
ふたを開けずに眠りにつきなさい
そして
あなたは わたしをうしなうことになる
十五夜に 私は空へとかえる
明晩は 月の明かりが邪魔をして
きっとあなたは寝つけない
香薬を届けてあげましょう
月の光の中に横たわり
その密やかな香りにつつまれて
ほんの一瞬しびれて眠りにつくでしょう
そして
あなたは わたしのものとなる
明晩は14番めの月 だから
想い蜜るには 少し早い
想い遂げるにもとげられず
月の光の中に横たわり
その密やかな香りにおびえつつ
ふたを開けずに眠りにつきなさい
そして
あなたは わたしをうしなうことになる
十五夜に 私は空へとかえる