月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

端午の節句を迎えるころ

2016-04-21 16:05:00 | かんじるままに
熊本地震 ならびに 九州全域にて
震災被害にあわれている皆様に
心からお見舞い申し上げます



自然は時として こんなふうに人間を傷つけて
慟哭の果てへ人間を追いやります

しかし時と供に変わらぬ日々を届けてくれます

今年も桜の開花は北海道へやっと届き
菖蒲の花の咲く季節へと移ります


卯月のお便りをあなたへ お届けします

花散らしの雨もふり、
その雨はこれから蒔かれる農作物の種が育つための
恵みの雨となります。

そこここで、蘇芳の花 山吹の花 雪柳 桃など
春爛漫の今日です。

4月の和名は 卯花月・花残月・鳥待月 と呼ばれ
春から夏へと移り変わる模様が感じられますね。

桜の花から新緑の5月へと変わるころ 
暦は菖蒲の節供を待つ頃になります。

菖蒲【「尚武」をかけた。(武士を尊ぶ)】や
ヨモギを家や門に飾り邪気を払う魔除けとしました。

この日は初節句に粽を、
翌年からは、
新しい芽が出るまで古い葉を落とさない事から
「家督が途絶えない」縁起物として「柏餅」を
食べる習慣があります。

ちなみに、
菖蒲湯につかわれる葉は、サトイモ科の葉菖蒲、

花菖蒲はアヤメ科です。
葉の形が似ていますが、まったく違うものです。



菊廼舎様の ディスプレーも端午の節句の祝い飾りです。

今回は こどもの日にちなみ、
『江戸折形 兜の胡麻つつみ』と『菖蒲つつみ』です。

水辺には渡り鳥がやってきて、
その水際には文目の花が咲いています。

空高く泳ぐ鯉のぼり。

これから来る爽やかなシーズンの訪れを表現しています
なぜ端午の節句に鯉のぼりを飾るのでしょう?
中国の黄河上流に竜門という激流が連なる滝があり、
そこを登り切った魚は竜になるといわれていました。
ある時1匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら
竜門を登りきったところ、
鯉は竜へと変身し、天に昇っていきました。

この故事から立身出世の関門を
『○○の登竜門』といわれています。

澄み渡る空が気持ちの良い季節となります。
陽射しも強まります。
UV対策、水分補給を忘れずに、季節を楽しまれてください


最後になりましたが
九州の一日も早い自然災害が治まることを祈ります。









Good day and Peace and Love







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