月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

夏土用

2016-07-20 16:02:00 | かんじるままに

夏土用がやってきて
ふらりと近くの参道へお散歩に行く
そちらのお寺さんにちゃんとお参りを済ませ
奥の掘りごたつになっている座敷へあがり
暑気払いとなる

西日本は一足先に梅雨が明けてしまい
東日本は一歩取り残される
おきまりの鰻を頼み瓶ビールが運ばれてくる









『暑気払いはね、暑い陽射しと気温の中でするものですよ』

昔ながらの江戸弁の山の手言葉で話すおじ様が言っていた
もう久しくお目にかかっていないが
あのご年配のご夫婦はいかがお過ごしだろう
ご年配の男性が あの美しい言葉を発するのは
とても魅力的で自分のがさつさが嫌になることもあった
「わたしは」の私がどうも
私たちの私とは意味が違って聞こえていた
その方にお目にかかるたび 性別を超えて言葉使いは
美しいに越したことがないと実感していた




さて鰻を待つ間に店の中をゆっくり見渡せば
壁に凧が掛かっていた






春夏冬・・・なぜに?ともう一度繰り返し読み返す
秋がない・・・うかつさに苦笑しながらなるほどと納得
商いだものね。ご商売=秋ないね。
そんなことを一人頭の中で納得しているうちに
鰻が焼きあがったのだった

この夏も楽しもうね
鰻さんの滋養をありがたく頂戴させていただきます


Good day and Peace and Love






いま できることを すこづつ だれかのために




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