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①『尾石晴さん』の話を聴いて
職場まで車でゆられて片道40分くらい(田舎道だから都会と比べて距離あるよ。信号少ないし)。
ぼーっと運転してるのも時間がもったいないので、ぼくはいつも出勤時も帰宅時も音声アプリのボイシーを聴いてます。
お気に入りパーソナリティー(お話しする人のことね)は何人かいるのですが、そのうちの一人が「学びの引きだしはるラジオ」という番組?テーマで配信している尾石晴さんです。
ぼく個人的に声も好きで、お話しもサラサラ感(ぼくの表現が絶望的)があって聴きやすく、なにより学びになります。まさに番組名?通り、学びを引きだしてくれます。
今日の内容は『人間同士の争いの行く着く先は妥協でしかない。』でした。
テーマだけ聞くと「妥協」って消極的なイメージですが、お話しを聴いてみると世界規模でみても、個人的にみてもとてもとても大切な考え方だと思いました。
内容はぜひ聞いてみてもらえればと思いますのでぼくは端的に…
②正と悪の二元化論
平成の仮面ライダープロジューサーの白倉伸一郎氏のお話しを通じて正義についてお話しされてました。
仮面ライダーとか戦隊レンジャーものって正義対悪者って二元化論の構図じゃないですか?特に昭和生まれのぼくの仮面ライダー時代はそうでした。それはそれでカッコよかったですし、憧れました。
でも白倉伸一郎氏はここに「?」を持ってました。特に仮面ライダーってもともとは人間なんです。神や仏など、争いを俯瞰的にみれる立場のものであれば正義ってわかる気はするけど、そこは人間対人間の構図が成り立ち…。
そうなると絶対正しいことばかりして生きてきたわけではないし、ぼくが今日から仮面ライダーになって正義の味方だ!ってなっても、この正義の定義は?とかちょっと後ろめたさを感じるなと思います。
あと悪者も悪者でそこには正義があるのでは…と思ったりもします。
白倉伸一郎氏はそのあたりを踏み込んで平成の仮面ライダーシリーズをプロジュースされていきました。
ちなみにぼくの1番好きな仮面ライダーシリーズは「仮面ライダー555(ファイズって呼ぶんですよ)」で、まさにこの世界観で造られています(詳細はWikipediaで)。
自分の正義は誰かからみると、誰かの悪で、自分の正義を強く押し付けていくと争いやいざこざが起こる。これが民族、宗教、国同士の正義の強引な押し付け合いになっていくとその先には紛争や戦争などにつながっていくのではないか。
もしその過程でお互い妥協という考えがあったのであれば、今までの歴史を振り返っても多くの巻き沿いになった人々も、命を落とすことなどなかったのではないかとも考えられます。
自分の正義を強引に押し付ける、主張していく。のではなく、その力を、その労力をより良い妥協点を探っていく知恵につかっていければ、自分たちの負う傷も少なく、周りの関係ない人たちに与える被害も最小限に抑えることができるのではないのだろうか。というお話しでした。
③自分の生き方に落とし込み。
この話しの内容は、ぼくにとって大きな気づきとなりました。ぼくは今人生の大きな転換期を迎えているからです。
40歳を超え、子供もいるなかで妻との離婚問題(急に重い話し。)を抱えているからです。
でも今日の内容を聴いて、お互いの主張や正義をぶつけ合ってきた結果、誰が1番傷を負ってきたか。もうわかりますよね。反省しかないです。
お互いがより良い妥協点を話し合っていけるように、今日から’また歩みを進めていきます。
素敵な気付きをありがとうございました。
皆さんも、今日もより良い1日でありますように。