ぼくには子供が2人います。まだ2人とも未就学児で、朝起きてから寝るまで、もう自分の時間はほぼなくなります(今は半別居中なので、時間的な余裕はできましたが、精神的な余裕はなくなってます)。
仕事柄、発達障害のお子さまともお会いすることが多いので、発達障害に関しての本を読みました。そこでは発達障害には関わらず、子育てにおいて共通する親の高望みについて自戒をこめて書き残しておきます。でも、これは子育てだけではなくて、職場でも必要な考えなのかもしれません。
本のなかで、親は無意識に子への最低ラインを定めているとありました。そのラインは…
①理想的なライン いつでもよい結果が出せるって感じです。いわゆる優秀な子ですね。
②平均ライン 他の子と比べたときに見劣りしない感じです。
③平均よりちょっと下のライン せめてこれくらいはという感じです。
④子育てが楽になるライン 目標とか期待をかけずにのんびりと子育てをしていく感じです。
ぼくは子供に対する高望みのラインは①と②のラインだと、思ってました。でも実は高望みのラインは③でした。理想は求めてない、平均もいかなくていいよ、でもせめてこれくらいはという思いを意識化、無意識化に常に子供に求めてました。
うちの子供はこれくらいはできるだろうと、無意識のうちにハードルを設けて、子供に対して求めていました。
日々様々なことが起こるなかで、そのハードルが子供にとって低いものであれば問題はないと思います。でもきっとそんなことばかりではなく、知らず知らずのうちに子供はそのハードルに苦しんでいたのではないかと思います。
子供がそのハードルに達しないと、注意したり、なんでもっとこうしないのみたいな、圧力を有言、無言のメッセージで与えていたと思います。
ここでのポイントは④のラインとなります。せめてここまでの意識をなくし、子供のやり方でOK的な考えでいくと、逆に子供はプレッシャーを感じることなく、のびのびと成長していきます。もともとある意味期待していないので、褒めすぎることも、叱りすぎることもなく、子育てができます。
これは会社でも当てはめることができそうだなと思います。人に期待し過ぎるから、不満や余計なストレスを感じてしまうのかなと。
せめてここまでの意識をなくし、やってくれてたら、ラッキー、ありがとう!みたいな気持ちで過ごせば、また違う風景をみれるのかなと思いました。
今日は自戒をこめて書きました。知らず知らずに、自分より立場が弱い者に対して、プレッシャーをかけていたなと改めて思いました。でも知ったことを大切にまた取り組んでいきます。それではまた!
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