おはようございます。
本日より金剛般若経を書き写してまいります。よろしくお願い致します。
金剛般若経(金剛般若波羅蜜経)邦訳
尊ぶべき、神聖な、智慧の完成に帰命したてまつる
一 わたくしが聞いたところによると、あるとき師は、千二百五十人もの多くの修行僧たちと、多くの求道者・すぐれた人々とともに、シュラーヴァスティー市のジェータ林、孤独な人々に食を給する長者の園に滞在しておられた。さて師は、朝の中に、下衣をつけ、鉢と上衣とをとって、シュラーヴァスティー大市街を食物を乞うて歩かれた。師はシュラーヴァスティー大市街を食物を乞うために歩かれ、食事を終えられた。食事が終ると、行乞から帰られ、鉢と上衣とをかたづけて、両足を洗い、設けられた座に両足を組んで、体をまっすぐにして、精神を集中して坐られた。そのとき、多くの修行僧たちは師の居られるところに近づいた。近づいて師の両足を頭に頂き、師のまわりを右まわりに三度まわって、かたわらに坐った。
(中村元 紀野一義 訳 岩波文庫~)
※ブログを始めたきっかけ
とある方から「ブログやってみれば?」と何度か勧められました。しばらく何もせずにおりました。ある時、自分が人に「あることを理解するために最も良い方法は、そのことを他者に説明することだ」と話している時に思い至りました。「そうだ、ブログを始めてみよう」と。そして遅ればせながらブログの開設・開白となりました。
昨日、ブログの初めのページをアップしました。すると、目の前を何かが飛んでいます。壁にとまりました。金色のカメムシでした。数年前に熊本のベランダで見た越冬中の甲虫を思い出しました。法風さまが嬉しそうに見せてくれたのでした。熊本からの使者だったのでしょう。タオルでそっと包んで外にお返ししました。