二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

佐々木朗希の移籍先ランキング

2024-12-23 | 佐々木朗希
24/12/23(月) 05:00 サンスポ 【MLB】佐々木朗希の争奪戦はドジャースが最高得点 サンスポが移籍先候補を独自査定 
https://www.sanspo.com/article/20241223-DVZX7JTNVJLE3AB4O6OKEFAFQE/ 

> 【ニューヨーク21日[土](日本時間22日)=山田結軌】プロ野球ロッテからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手(23)が、ロサンゼルス近郊で獲得を狙う球団と面談に臨んでいる。
 複数の米メディアによると、ヤンキース、メッツ、カブスなどが対面を果たしている。有力候補とされるドジャースやパドレスとの面談が控える中、争奪戦の行方をサンケイスポーツの独自査定で占った。

  メジャーの移籍市場でいま、最も注目を浴びる「ROKI SASAKI」。米メディアでメッツ、カブス、ヤンキースと面談を行ったことが報じられるなど、争奪戦が本格化する。
 佐々木はドラフト対象外で、25歳未満の外国人選手はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」が適用されるため、年俸や契約年数などの条件面での争いにはならない。そのため、金銭面を除外。

 この記事に倣い、投稿者自身が「面談する/面談した、あるいは面談する可能性が高い」11球団の格付けをしてみます。

                           ←西                             東→ [1~5 段階評価]
 サンスポ                      LAD SDP SFG SEA TEX HOU CHC CHW NYY NYM BOS   +投稿者追加項目
①先発起用の柔軟性 (佐々木が 中5日以上が可能か)   5  1   1   3   1   1   1   1   3   1   1    即戦力 1 ~ 3(先発6人制 示唆) ~ 先発6人制(Two-way player含む) 実施予定 5
②気候       (温暖など過ごしやすい天気)    5  5   3   3*   3*   3*   1   1   1   1   1    *開閉式球場。エアコンの有無。天然芝/人工芝など。
③生活環境     (日本食などの充実度)       5  3   4   4   3   3   4   4   5   5   4    マーケット規模。日本人/日系人コミュニティ←・→ 治安、プライバシー
④ポストシーズン進出の可能性などチーム力        5  2   2   3   2   4   3   1   5   4   2    過去5年のPS進出率。佐々木がマイナーで過ごしていても、PSに進出するか。
⑤メディア・ファンの寛大さ               3  5   5   5   5   4   3   5   1   1   1    通常は、期待や関心が低いほど、“寛容”に。
⑥トレーナーら専属の個人スタッフの受け入れの可否    5  5   2   4   3   2   5   2   4   5   4     現役日本人選手が所属しているか(過去に所属していたか)、球団スタッフに日本人はいるか。
                            28  21  17  22  17  17   17  14  19  17   13 [計 30点 満点]]

  【結果】
満点
30 
29
28 LAD++ 
27
26
25
24
23
22 SEA
21 SDP++
20
19 NYY*
18
17 NYM*+、HOUSFGTEXCHC++
16
--------------------[中間点]----------------------
15
14 CHW※ 
13 BOS+  12/25(水) 05:13 Boston Globe レッドソックス、日本のスター、佐々木朗希との面談の可否をまだ聞かず https://www.bostonglobe.com/2024/12/24/sports/red-sox-roki-sasaki/


LAD・・・頭一つ以上抜けた、大本命のチーム。LADでなければ、逆に“大ニュース”。「⑤メディア・ファンの寛大さ」は、[4] だが、LA Timesに頭のおかしい記者が複数いるので -1、[3] とする。
     ⑥に関しては、希望があるなら契約時に日本人選手の給与とは別に含まれていることがほとんどだと思われます。従って球団によって差はないと思われます。
     ただ、球団スタッフとして、LADはおそらく日本人を最も雇用し、マイナー組織でも日本人スタッフが在籍しているはずです。
     [追記] 1/09(木)[現地] https://dodgerblue.com/dave-roberts-reveals-dodgers-pitch-free-agents-from-japan-roki-sasaki-interest/2025/01/09/
> 「スタッフ、マイナーリーグスタッフ、トレーニングスタッフ、フロントオフィス、野球運営サイドに日本語を話す人材がいるというインフラだと思います。私たちは本当にそれをカバーしています」とロバーツ監督は話を始めた。
     今回、昨オフの反省からか、球団全体で奇妙なほどの沈黙を保つ。

※ 井口資仁のコネがなければ、書類提出も拒否されるレベルの121敗チーム。LAD移籍の目くらまし、弱小チームに希望をもたせる効果あり。20チーム以上の問い合わせの中、佐々木朗希の在米中の貴重な時間を無駄に。
* NYは全米最大のマーケットであり、メディアの中心地。2チームを招くことでライバル心を刺激し、話題作りに貢献。(ソトのFAの顛末で、LADそっちのけで、対抗心をむき出しに) 
+ 現役の日本人選手が在籍。

SFG-(TOR) 大物FA選手に高額オファーを出すも、誰も来てくれない不憫なチーム。(今オフ、SFGはBuster Poseyにより Adames との契約を成功したが)

BOS- CHC  ビッグマーケットで収益が多いにも関わらず、WS優勝から緊縮財政に転換し、若手に切り替え、再建中のチーム。佐々木が活躍しても、将来、Tradeに出される可能性が高い。(1 対 4 程度)

       BOSは現在、吉田正尚が所属し、過去に日本人選手も所属し、⑥は [5] 評価だが、吉田を放出したがっている為 -1で [4] とする。GMが変わり、大変な時期に加入してしまった。
24/12/27(金) 14:04 日刊スポーツ レッドソックス、マリナーズとのトレード交渉で吉田正尚の名前浮上も成立せず MLBサイト報道 https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412270000440.html

       CHC  24/12/23(月) ESPN David Schoenfield https://www.espn.com/mlb/story/_/id/43062978/mlb-2024-10-most-frustrated-fan-bases-angels-mariners-cubs-cardinals
           > MLB 不満を抱えるファン指数 第7位 Chicago Cubs
             (NL中地区)で唯一の大規模市場のチームですが、2018年以降、フルシーズンでプレーオフに出場していません。計算してみると、過去 6シーズンでプレーオフに出場したのは 1回です。

SDP・・・PSの激闘と地区でのライバル関係上、メディアとアンチLADのファンによって対抗馬に仕立て上げられたチーム。実際は、財政難でFAを引き止めることも、獲得することも出来ず、Tradeで年俸総額を削減することに邁進中。
     佐々木が加入した場合、WS初優勝の為、“今、勝つ” 精神で、酷使され、壊される可能性が最も高いチーム。
     シルト監督「我々は間違いなく候補に挙がるだろうと予想しており、最終的には佐々木がパドレスに加入するだろう」とWMでフラグを立てる!

                           LAD SDP SFG SEA TEX HOU CHC CHW NYY NYM BOS
  投手育成能力(ドラフトで大学出身のTop Prospectなど)  5  1  2   5   2   5   3  2   4   3   3        自前で獲得した投手をマイナーから昇格させ、実際に先発させているか。その成績と評判。
  (2030年のオフ) FA時、高額の長期契約を結べるか     4  1  3   1   3   1   2  1   4   5   2        チームの財務状況。オーナーの支出能力と意欲。

 サンスポの項目に追加するなら、上記の2点ですね。

23年1月25日 Amazon Prime シーズン1 エピソード1 - 佐々木朗希 x 山本由伸 WBC決戦の地へ [47分]
> 2022年12月 佐々木「練習前の時間帯に (大谷の) 試合をやっているので良く見ます」 対戦したい打者「トラウト

  少なくとも2022年の大谷のLAAの試合を見ていたという事は、2023年のLAAラストシーズンも見ていたでしょうし、
 オフのLADへの大谷FA移籍、山本由伸のPosting移籍、自分もPostingを希望(→球団により却下) という流れも理解できます。
 2024年シーズン、日本で最も多く放送されたMLB中継はLAD戦でしょうから、同様にLADを中心に見ていたはずです。(RS - PS [NLDS-NLCS-WS])
 そして2024年オフ、ようやく自身のPostingが認められた・・。

  メジャーリーガーとなった佐々木朗希にとって最も影響するのは、サンスポが挙げた項目では「①先発起用の柔軟性 (佐々木が 中5日以上が可能か)」でしょう。[1/2以上]
 次に「④ポストシーズン進出の可能性などチーム力」[1/4]。あとの1/4は項目外の「投手育成能力」が大半を占めるでしょう。

  サンスポのネット記事[記者:山田結軌]では、(おそらく六角形の)グラフ や 点数の内訳が記載されてないですが、LADとSDPの 合計点が1点差 などというのは絶対にありえないですね。


[追記]

24/12/23(月) 21:00 The Athletic Fabian Ardaya ドジャース・メールバッグ、第2部:佐々木朗希の今後は?そして大谷のマウンド復帰は? 
https://www.nytimes.com/athletic/6013355/2024/12/23/dodgers-roki-sasaki-shohei-ohtani/

Q. 佐々木朗希はいつ決断を下すのでしょうか。チャベス・ラビーン (ドジャー・スタジアムが建設された土地の名) に来る可能性はどのくらいでしょうか。— 匿名

A. おそらく1月15日から1月24日の間に契約するでしょう。そうすれば、2025年の契約期間内に、45日間のポスティング期間が終了する前に契約することができます。それまでに決断するかどうかはまだわかりません。
 佐々木と、ジョエル・ウルフを含む彼の代理人は、まだクラブとの面談の初期段階にあります。
  ドジャースのチャンスを予測することは、何を信じるかの問題です。なぜなら、佐々木とウルフは、佐々木が求めているものについてあまり情報を提供していないからです。
 例えば、ウルフでさえ、元侍ジャパンのチームメイトである大谷翔平や山本由伸らとプレーすることが、チームが右腕を獲得するのに役立つかどうか確信が持てなかった。
  ドジャースの関心は明らかだ。野球運営部門のアンドリュー・フリードマン社長によると、佐々木は彼らにとって「最優先事項」であり、それには十分な理由がある。若くて才能のある選手は、通常数百万ドルでは手に入らない。
 ロサンゼルス(LAD) は 佐々木獲得の可能性に強気のようだ。しかし、プロセスはまだ初期段階だ。  


24/12/24(火) 10:00 San Francisco Chronicle Susan Slusser ジャイアンツはコービン・バーンズと契約するのに必要な金額を支払うつもりだろうか? 
https://www.sfchronicle.com/sports/giants/article/giants-willing-spend-take-sign-corbin-burnes-19998710.php

> 球団の象徴で、新たに球団幹部に就任したバスター・ポージーも、ウィンターミーティング中にサンフランシスコが日本人先発投手の佐々木朗希に興味を持っていることを明言しており、
 ジャイアンツは先週、南カリフォルニアで佐々木と代理人のジョエル・ウルフと会ったとみられている。 ← (※ 目撃情報から、16日[月] だと推測される)

  佐々木を獲得するのは困難だろう。彼は国際契約プールの制限の対象であり(ジャイアンツは510万ドルを超えるボーナスを提供できず、ドジャースも同様)、6年間球団の管理下にあるため、どのチームにとっても魅力的だ。
 彼は主導権を握っており、どのチームでも最も良い提案をしてくれるチームに行くことができる。
 ウルフはウィンターミーティングで、佐々木は中小規模のチームを好むかもしれないし、西海岸にいる必要も他の日本人選手と一緒にプレーする必要もないと語った。


  (google訳) それでも、ドジャースが佐々木にとって最有力候補のようで、ナショナルリーグの他のチームではパドレスとダイヤモンドバックスが候補に挙がっている。
 彼は1月中旬まで球団と契約しないと予想されるため、彼を待っているチームは他の機会を逃し、佐々木も獲得できないかもしれない。

  (DeepL訳) それでも、佐々木の獲得はドジャースが有力視されているようで、NLではパドレスとダイヤモンドバックスが候補に挙がっている。
 佐々木は1月中旬までどこかの球団と契約しない見込みなので、彼を待っている球団は他のチャンスを逃し、佐々木も獲得できないかもしれない。

  現在 約1億6500万ドル で、予定されている調停による給与増額を含めても、佐々木がジャイアンツの給与に加わることはないだろう。


 Susan Slusser (57)

  Susan Slusser は1996年からサンフランシスコ・クロニクル紙に勤務。
 2021年から2024年までジャイアンツをフルタイムで取材し、1999年から2021年までアスレチックスをフルタイムで取材した。
 スラッサーのアスレチックスに関する著書「アスレチックスファンが死ぬ前に知っておきたい100のこと」は2014年に出版され、
 2019年にはアスレチックスラジオアナウンサーのケン・コラックとともに新著「もし壁が話せたら、オークランド・アスレチックスダグアウト、ロッカールーム、記者席からの物語」を出版。
 また、MLBネットワークの特派員も務める。
  スラッサーは、同団体の116年の歴史の中で、BBWAA会長を務めた唯一の女性であり、野球殿堂の時代投票委員会のメンバーでもある。
 彼女は、クロニクル紙のコラムニストであるアン・キリオン氏とともに2017年にカリフォルニア・スポーツライター・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、
 2020年にはAP通信のスポーツ編集者から担当記者としての功績が表彰されました。

  スーザン・スラッサー [perplexityより]
 1967年生まれ。カリフォルニア州ペブルビーチのスティーブンソン・スクールを卒業。
 1988年にスタンフォード大学で英語と歴史のダブルメジャーを取得し、スタンフォード・デイリー紙のスポーツ・エディターとしてスポーツ・ジャーナリズムに積極的に関わり、スタンフォード大学野球の実況を担当した。
 ダラス・モーニング・ニュース紙でテキサス・レンジャーズを担当した後、サクラメント・ビー紙やオーランド・センティネル紙でNBAバスケットボールなどさまざまなスポーツを担当。
 1999年、サンフランシスコ・クロニクル紙に入社し、当初はオークランド・アスレチックスを担当。
 2012年には女性初の全米野球記者協会(BBWAA)会長を務め、歴史に名を残した。
 2017年、 "SportsTalk Live "への貢献が認められ、北カリフォルニア地区エミー賞を受賞した: スポーツメディアの女性たち"
 2019年、全米スポーツメディア協会から年間最優秀カリフォルニア・スポーツライターに共同選出。
 20年以上A'sを担当した後、2021年からジャイアンツを担当。 

MLB Calendar

2024-12-17 | 佐々木朗希
24/12/17(火) 05:16 AP MLB Calendar https://apnews.com/article/mlb-calendar-bd04bd9988422ea811294156c8a87db5


2月 9日(日) - シカゴ・カブスの投手、捕手、負傷選手の集合日           -3日
2月10日(月) - ロサンゼルス・ドジャースの投手、捕手、負傷選手の集合日★  -2日

2月12日(水) -                               他球団の投手、捕手、負傷選手の集合日

2月14日(金) - ロサンゼルス・ドジャースシカゴ・カブスの他選手の集合日☆ -3日 -3日


2月17日(月) -                               他球団の他の選手の集合日


2月20日(木) - エキシビションゲーム開始~

(約1ヶ月)

3月18日(火)-19日(水)[日本時間] Los Angeles Dodgers vs. Chicago Cubs 日本・東京 公式戦


25/01/15(水) 25年契約~    25/01/16(木)25日間02/09(日)  ~02/10(月) バッテリー集合日

  佐々木朗希投手が、25年契約開始当日の1/15日(水)にLADと契約したとすると、バッテリー集合日まで、25日間しかありません。長いようで短い。
 春季キャンプの練習試合が開始されるのは、バッテリー集合日から10日後です。

  ちなみに、昨季、同じ代理人の山本由伸投手の移籍の場合、移籍先が判明したのは現地時間 23/12/21(木) で、バッテリー集合日は現地時間の24/02/08(木)でした。[48日間]

ダル「彼(佐々木)がサンディエゴに来るなら良いことだ」

2024-12-14 | 佐々木朗希
24/12/14(土) 08:00 The Athletic Dennis Lin (*1) パドレスのダルビッシュ有、佐々木朗希について「彼がサンディエゴに来るなら良いことだ」 
https://www.nytimes.com/athletic/5992996/2024/12/13/roki-sasaki-yu-darvish-padres/ (google訳)

> サンディエゴ — ダルビッシュ有は13日(金)の午前中、地元の小学校の生徒たちがクリスマスプレゼントを買うのを手伝っていた。同時に、ますます危険度を増しているナショナルリーグの別のチームがファンにプレゼントを届けていた。
  カイル・タッカーはシカゴ・カブスに移籍する。つまり、彼はまもなくフアン・ソト、ブレイク・スネル、ウィリー・アダメスに加わり、サンディエゴ・パドレスの生活を困難にする可能性のあるスター選手となる。
 ダルビッシュの現在のチームは、シングルA以上のレベルで戦ったことのないルール5の投手を追加しただけで、ウィンターミーティングを終えた。
 今オフシーズンのこれまでのところ、パドレスは進行中のナショナルリーグの軍拡競争に追いつくためにほとんど何もしていない。


  そのすべての中で、ダルビッシュはメジャーリーグの全30球団が切望する日本の天才、佐々木朗希とプレーしたいという希望を認めた。
 「彼がサンディエゴに来るならいいことだと思う」とダルビッシュは通訳の堀江慎吾(*2)を通じて語った。これは佐々木が移籍して以来、同投手が公にコメントした初めてのことだ。
 「個人的には、もしそうなったら、そうだね、私にとっても素晴らしいことだ。でも、どうなるか見てみよう

  千葉ロッテマリーンズは今週、佐々木を移籍させ、パドレスのオフシーズンの行方を決める上で決定的となる可能性のある45日間の猶予期間を開いた。
 佐々木は1月23日(木)午後2時(太平洋標準時)までに、幸運な求婚者と特に手頃なマイナーリーグ契約を結ぶ必要がある。
 パドレスの財政的制約を考えると、彼らの将来にとってこれほど必要なフリーエージェントは他にはいないようだ。

  そして、サンディエゴにとって、ダルビッシュほど大きなスカウトはいない。
 メジャーリーグ史上おそらく最も優れた日本人投手であるダルビッシュは、2023年のワールドベースボールクラシックに先立つトレーニングキャンプで佐々木と初めて会ったと語った。その後、2人は侍ジャパンの優勝に貢献し、親しくなった。
 複数の球団関係者は、ダルビッシュが佐々木を説得する球団の計画に「全力で取り組んでいる」と語っているが、ダルビッシュは自身の影響力を軽視しているようだ。

 「私にできることはあまりないと思う」と、パドレスのホリデー ギビング ツアーの一環として、サンディエゴのウォルマートで1、2年生が通路を歩くのを手伝ったダルビッシュは語った。
 「彼は自分が何を望んでいるか分かっているし、自分で決断するだろう。今後、彼のために数回のミーティングが開かれるだろう。そして、それは組織がどのようなものかを知る機会になるだろう
 「彼は決断を下すだろうし、我々は皆それを尊重するつもりだ

  それでもダルビッシュは関与するつもりだ。
 昨シーズンオフ、パドレスが年俸を削減ロサンゼルス・ドジャースがWBCのチームメイトである大谷翔平と山本由伸の2人を合わせて10億2500万ドルで契約するのを彼は遠くから見守っていた。
 現在、ドジャースは「日本を青く染める」という動きの中で、佐々木にとって最有力候補と広く見られている。

  パドレスは僅差で2位と広く見られている。
  佐々木の代理人ジョエル・ウルフは10日(火)、彼と佐々木は来週、おそらく南カリフォルニアでチームとの面談を開始することを望んでいると述べた。
 ダルビッシュと山本の代理人でもあるウルフ氏は、佐々木選手が休暇中に日本に帰国した後、それぞれの都市のチームを直接訪問する(*3)可能性があると付け加えた。

 「機会があれば、あるいはミーティングに参加するよう頼まれたら、オフシーズン中ずっとサンディエゴにいるよ」とダルビッシュは語った。
 「だから、もし時間があったり、ミーティングに参加してほしいと言われたら、もちろん喜んでそうするよ
  ダルビッシュは23歳の佐々木を「とても良い人」で「学ぶ意欲が強い」と評した。
 「WBCの期間中、私たちは一緒に多くの時間を過ごすことができた」とダルビッシュは語った。「一緒にたくさんの試合を観戦した。一緒にコミュニケーションを取り、たくさん話した。彼とはとてもいい会話ができた

  ダルビッシュとパドレスのリリーフ投手、松井裕樹は佐々木を個人的に知っているが、パドレスのスカウト陣は球団社長のA・J・プレラーが統括する。
 プレラー氏は、2012年にテキサス・レンジャーズがダルビッシュと契約するのを手伝う以前から、日本で長い時間を過ごしてきた。
  2017年には、同氏は数分分の日本語を暗記し、大谷にそれを暗唱してサンディエゴと契約するよう説得しようとした。
 しかし、プレラー氏は佐々木氏にはその戦術を再び試みるつもりはないと示唆した。
 「当社には日本語を話せるスタッフがたくさんいるし、ダルビッシュと由規も​​いる」とプレラー氏は今週語った。「でも、そうですね、翻訳はプロに任せます」

  議論のトピックには、2024年のナショナル・リーグ・ディビジョン・シリーズが含まれる可能性がある。
  10月、パドレスはドジャースを窮地に追い込んだが、24イニング連続無得点で、最終的にワールドシリーズ優勝者となるチームに敗れた。
 「もちろん、シーズンを終えるには非常に残念な結果だった」とダルビッシュは語った。
 「しかし、強豪チームを相手に善戦したと思う。自分たちの実力を見せられたと思う。だから来シーズンは、この状況を打破し、あのチームを突破して、より良い位置につけ、ワールドシリーズに出場できればと思う
 今から少なくとも1月中旬までは、ダルビッシュと佐々木が、その挑戦において最も重要な2人となるだろう。

 (*1) Dennis Lin (perplexityより)
 ・デニス・リンは、The Athletic のシニア MLB ライターで、サンディエゴ・パドレスとメジャーリーグ ベースボールの取材に注力しています。
 ・2018 年 2 月からこの役職に就いており、サンディエゴ大都市圏を拠点としています。
 ・リンは、南カリフォルニア大学でジャーナリズムの学士号を取得しています。
 ・複数の言語に堪能で、英語はネイティブまたはバイリンガル、スペイン語と中国語は限られた実務レベルで堪能です。

 (*2) 堀江 慎吾(ほりえ しんご) サンディエゴ・パドレス球団通訳。田中将大選手の通訳を経て現在ダルビッシュ有選手の通訳を務める [23/10/25]。
    https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/spotlight/202310-1.html

 (*3) これは年明けに球場や球場内施設を見学することだと思われます。(LADは大規模な改修工事中なので、クラブハウスやグランウドに降りてマウンドからホームを見ることは不可能)


  ダルビッシュ選手は、事前のSDPの対抗馬としての煽り報道では「レジェンド」「ゴッドファーザー」などと過剰に持ち上げられていましたが、
 今回のインタビュー記事では、実際の影響力、勧誘での限界を理解しているようです。記者との応答では、佐々木朗希は、既に意思を固めていると理解しているようです。これは当然でしょう。
 

24/12/12(木) 02:00 friarsonbase.com Drew Koch 代理人の最近の発言により、ロキ・ササキ獲得争いにおけるパドレスの優位性が崩れ去った 
https://friarsonbase.com/agent-recent-remarks-shatter-padres-perceived-advantage-in-roki-sasaki-sweepstakes
>(前略) さらに、The Athletic の Dennis Lin 氏によると、世間の評判にもかかわらず、パドレスは佐々木にとって絶対的なお気に入りだとは考えていないという。

24/12/14(土) 05:30 LAD:Reddit kobeshiddenson ドジャースと比べて朗希が他のチームにどうフィットするか 
https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1hdlj2o/how_i_rokis_fit_on_other_teams_compared_to_the/


24/12/14(土) 15:41 LAD:Reddit 佐々木朗希がLAのミラコスタ高校でブルペンをしているところを目撃された👀
https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1hdx1vw/roki_sasaki_seen_in_la_throwing_a_bullpen_at_mira/

> OPが結論を出しているとは言わないが、この件で気が狂いそうな人のために言っておくと、彼の代理人の本部はここから20分ほどのところにある。

Mira costa high school  
https://www.google.com/maps/place/Mira+Costa+High+School/@33.9884014,-118.2844663,11.22z/data=!4m6!3m5!1s0x80c2b47926b50bfb:0x66a3a43205bfb1eb!8m2!3d33.8736482!4d-118.3898602!16zL20vMDdrOWZj
https://www.homes.com/school/manhattan-beach-ca/mira-costa-high-school/5wlg6jhqj82vx/

佐々木朗希にとって最も重要なことは

2024-12-11 | 佐々木朗希
佐々木朗希にとって最も重要なのは、所属球団のメジャー昇格後の『先発での起用方針』です。

                  先発ローテーション    中 日
難易度が高い   SDP他、全球団     5人     最短 中4日、公休日を挟むと 中5日

難易度が中程度   SEA(*)        6人     最短 中5日、公休日を挟むと 中6日  (*) GMが語った仮定の話で、実現可能性は不透明。

難易度が低い    LAD         6人     最短 中5日、公休日を挟むと 中6日  ※LADは、大谷が二刀流の資格を満たせば、Bullpen投手を1人追加できる。(SEAに対する優位性)
                                                また、Regular SeasonよりもPSの健康、コンディション、成績を重視。


SDPの投手気用の懸念
FAで獲得した1年目の松井裕樹を酷使して成績を悪化させた。(1年目なのにBullpenで登板試合数がチーム 2位)
  PSロースターに入っていながら、優先順位が下がり、ほとんど投げさせなかった。(干した)
  ※ これは、佐々木朗希と同じジョエル・ウルフのクライアントであるNYMの千賀滉大、LADの山本由伸の1年目の慎重な起用方針と大きく異なる。
   LADはWSまで山本由伸の[中5日]を堅持。PSですら無理をさせなかった。 

Joe Musgroveが夏に右肘を怪我をしていると診断されたのにも関わらず、WS初優勝を目指して、PS終了まで投げさせた。シーズン後に、TJ手術を受け、2025年全休予定。

24/10/05(土)  ESPN Alden Gonzalez NLDSを前にパドレス、ジョー・マスグローブにトミー・ジョン手術が必要と発表
https://www.espn.com/mlb/story/_/id/41610884/ahead-nlds-padres-say-joe-musgrove-needs-tommy-john (自動翻訳)
> 「ジョー・マスグローブのためでなければ、我々は間違いなくここにいない」とパドレスのゼネラル・マネージャー、A.J.プレラーは言った。
 「あの部屋にいる全員が彼のことを思っている。2024年は多くの選手がステップアップしてきた。マスグローブは今季、骨棘に起因する問題で2度にわたって故障者リスト入りし、5月に約3週間欠場して2試合に先発し、再び登板した。
  マスグローブの2度目のILでの登板は、より慎重に行われ、治癒を促進するための多血小板血漿注射と、右肘への負担を軽減するためのわずかな送球調整が行われた。
 しかし、夏のMRIではUCLの損傷も確認され、断裂が起こるのは「時間の問題だった」とマスグローブは言う。 マスグローブはこう付け加えた: 「あのケガは、壁に書いてあったんだ。


  一方、LADは、先発候補が多く、怪我明け/故障がちな選手も多いため、Big4である、Glasnow(右肘腱炎)、Snell*、山本(右肩回旋筋腱板)、大谷(右肘/左肩)は長期契約で先発が固定されており、6枠中、残り2枠をその他の投手が争っている。
 枠から漏れた投手は、Bullpenでスイングマン(先発/Bullpen)、ロングリリーフ(アクシデントや点差のある試合)を担当し、そこから漏れた投手はマイナーで昇格の機会を伺うことになるでしょう。

  そして、佐々木については、PITが Paul Skenes にしたように、開幕をマイナーで調整させ [~7GS 27.1回 105BF]、[5/11昇格~ 23GS 133回 2125球] 夏場以降に昇格、
 9月に順位決定、10月にPS、と佐々木にとって米国野球への適応期間を設けることも可能です。この猶予措置は他の球団には出来ない。
特に“今勝つ”がコンセンサスのSDPには。
 例えば、7月に昇格し、数試合投げて一定の目処が立ったなら、振るいにかけられた先発候補が7月末のTrade期限で他球団に移籍し、中期的な先発陣の計画が明確になるでしょう。(誰を放出し、誰を残すか)

  佐々木朗希を即戦力として考えているほとんどの球団は、開幕からローテーションに入れて、佐々木朗希を“壊す”可能性が高いです。


 また、LADはMLB以外での大きなセールスポイントがあります。

・25年[1年目 23歳] 終了後、2年目 24歳で開幕前に開催される26年 WBCへの出場の可否。

28年 ロス五輪への出場の可否。4年目、26歳で迎える。(MLB選手の出場がどうなるかは不明) 五輪が開催されるのは、数十年に一度の機会です。その時、現役選手でその都市の所属チームに在籍していることは、極めて稀でしょう。

  これらは、大谷翔平、山本由伸が所属しているため、そして大谷翔平が出場をいずれも希望しているため、
 LAD側が“MLBの顔”になっている大谷に対して、反対することは無理でしょう。従って、山本由伸や佐々木朗希が出場を希望すれば、(怪我明けでない限り) チームも認めるはずです。

  仮にSDPに所属していたら、はたして出場を認められるでしょうか?

佐々木の代理人のコメント

2024-12-11 | 佐々木朗希
24/12/11(水) 04:47 スポニチ 佐々木朗希のジョエル・ウルフ代理人に聞く<一問一答(1)>「朗希は米国に来る途中だ」   文中(*)は投稿者の注釈
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241211s00001007069000c.html 

> ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(54)が10日(日本時間11日)、
 ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。日米合わせて約100人の報道陣を前に現状などについて説明した。

 ウルフ氏と一問一答は以下の通り。

 ――佐々木は近々、米国に来るのか?

 「来る途中だ。どこにいるかははっきりと言いたくない。山本が2024年いた場所 (投稿者注: LA) と同じではない。
  (はっきり言えない)理由は、ご存知のとおり、最近、山本と、皆さんの誰かではなく、他の何人か、つまりメディアとは呼びませんが、カメラを持った日本人との間に問題があったから。
  大谷さんにも問題があったことは知っていますので、私たちは彼のプライバシーを守りたい」

 ――プレゼンで望むことは?

 「私たちの方からチームには何のガイダンスも与えない。(そこで何ができるかも)日本人選手にアピールできるかどうかの試金石の一部になる」

 ――過去2年、佐々木を知っているということだが、いつ代理人を引き受けることが決まったのか。論議を呼ぶ佐々木の代理人を務める難しさは?

 「彼に会ったとき、すぐに彼の代理人になりたいと思ったが、彼が私を選ぶまで待たなければならなかった。関係は相互のものでなければならない。
  私は筒香嘉智との共通の友人を通じて彼に会った。ミーティングがセッティングされ、そこで彼が米国に来ることを決意し、早く来たいと望んでいることがすぐにわかった。
  このような状況には関わったことがなかったので非常に驚かされた。
  プロセスやロードマップも正確にはわからなかったから、非常に困難になることはわかっていたし、実現させるために何かできると彼に保証することもできなかった。
  彼は私が彼と一緒にその挑戦に立ち向かう覚悟があることを確認したがっていた。非常に困難であり、メディアから多くの批判を受けることになるだろうと彼はわかっていた。
  自らをこれほど困難な立場に置いたことに、私は朗希とその家族に非常に大きな敬意を抱いている。皆さんもご存知のとおり、彼はその立場に身を置いたために大いに批判された。
  それでも彼は決して引き下がらず、自分が望んだことから決して逸脱しなかった。内面的に強くなり、決意を固め、決して諦めなかった」

 ――筒香、佐々木と初めて会ったのはいつか 「2021年か2022年の冬だ。その頃だ」

 ――千葉ロッテがポスティングしたことに驚かされたか?

 「イエス。驚いた。うれしい驚きだった。千葉ロッテは彼に敬意を持って接してくれた。とても寛大だったと思う。チームと組織にとってとても難しい決断をした。
  ここ(アメリカの)多くのチームのやり方とは違い、彼らは単にお金や財政だけを基準にしたのではなく、選手とチーム全体にとって最善と思われる決断をした」

 ――投手としての彼をどう思うか?

 「彼は偉大な投手の一人になる素晴らしい可能性を秘めた若手投手だと思う。彼は非常に練習熱心だ。
  私はそれを直接見てきましたが、素晴らしい才能であり、だからこそ多くのチームが彼にエキサイトしているのだと思う。
  完成した作品がどのようなものになるか、まだ誰もわからない。彼の投球を何度も見ましたが、初めて見たのは千葉での試合だった。
  私は岩隈と一緒に彼の投球を見に行き、その試合で彼は千賀と投げ合った。
  最初の3、4イニングはほぼすべての速球が161、162キロ。千賀も彼に匹敵しようとし、私は千賀があれほど速い球を投げられるとは知らなかった。
  ただ、千賀は3イニング目までに疲労し、交代しなければならなかった。今まで見たことのない才能を目撃した」

 ――まだ成長の必要があるか 「彼にはまだ成長の余地がたくさんあり、彼自身もそれをわかっている。それが彼がアメリカに来たい理由の一部だと思う」

 ――お金でも、場所でもないとすれば、チーム選びのプライオリティは何なのか?

 「これがこのプロセスの珍しい部分だ。山本、千賀の場合は契約交渉であり、契約に関してが議論の大部分を占めていた。ただ、今回は金額は最後の部分に過ぎない。
  なぜなら、ほとんどの場合、金額は基本的に同じだからだ。500万ドルかもしれないし、600万ドルかもしれないし、700万ドルかもしれない。
  それに基づいて決定を下すわけではなく、他のすべてのことに基づいて決定を下す。ドラフトのようなものだが、(選ぶ側は)反対だ。
  すべてのチームが彼を欲しがっていて、支払う余裕がありますが、私たちが選ぶことができる。私は非常に良い立場にいる。
  私の決断ではないが、過去25年間、私はアマチュアドラフトに参加し、選手やその両親と一緒に電話のそばに座り、チームが私たちを選ぶかどうかを知るために電話を待たなければならなかった。
  今、状況は逆転した。彼を欲しがっている他のすべてのチームの方が様子を見なければならない。私にとっては少し楽しい経験になっているが、朗希は自分が行きたいところを選べる。
  どのチームにも(金銭的な)余裕があり、文字通り選手が自分の好きなチームを選べるような状況は今まで経験したことがない」

 ――ダルビッシュと佐々木について話したか。それについて何か言えることは? 「昨日、ダルビッシュ有と話した。そこでの話は明かせない

 ――佐々木は大谷翔平からアドバイスを受けるのか。彼らの関係は? 「私にはわからない。その話はしていない」

24/12/11(水) 04:47 スポニチ 佐々木朗希のジョエル・ウルフ代理人に聞く<一問一答(2)>接触してきたのは「20チーム以上だ」 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241211s00001007073000c.html

 ――佐々木朗希の状況について言えることは?

 「彼の周囲の人間からは、長い間待った後で、ついに(メジャー入りを)進められることに彼は非常にハッピーで、安堵だ(と聞いている)。
  彼は千葉ロッテ、願いを聞き入れてくれた松本さん(松本尚樹球団本部長)に感謝している。

  千葉ロッテやNPBの最高のファンが落胆していることも理解しているが、MLBでいいプレーをして彼らにも敬意を表すことを望んでいる。
  多くの人にとって理解するのが難しいことを彼はわかっているが、(メジャー入りは)彼に取って長い間の夢だった。いつかみんなに理解して、受け入れてほしい」

 ――今後のプロセスは?

 「数はまだわからないが、幾つかのチームとのミーティングをセットアップする。
  朗希は公平で、オープンな心で臨み、みんなにチャンスを与え、話を聞きたいと願っている。
  何人かのWBCのチームメイト(*)とも話す。私の話を聞き、チームのプレゼンを聞きたいと思っている。
  その後に日本に帰り、母親、親しい友人と話し、アメリカに戻ってどんなステップを踏むかを決断する


(*) 23年WBCメンバーでMLB選手 = 大谷、山本(LAD) / ダルビッシュ、松井(SDP) / 今永(CHC)/[鈴木] / 吉田(BOS)

 ――あと数年待てば大金を手にできたが、その点で佐々木を説得したか?

 「朗希を説得できる人は誰もいない。朗希が私たちを説得する。彼は自分で自分の船を操縦し、彼がボスだ。
  前に言ったように、野球にも、朗希の観点では人生にも絶対的なものはない。だから私たちはみんな長い間このゲームに携わってきました。
  私も長い間このゲームに携わってきたが、何も保証されていない。だから彼に、2年後には絶対に3億ドルか4億ドルの契約が取れるとは言えない。
  それが約束できるとか、絶対であるとは言えない。状況次第ではそうなる可能性もあるが、怪我は起こるし、いろいろなことが起こる。
  彼の人生で起こったこと(*)を考えると、彼は世界をとても違った目で見ているように思う」

(*) 東日本大震災の津波で祖父母と父と自宅を失う。

 ――佐々木は今、ワクワクしているのか、安堵しているのか?

 「ようやく(アメリカに)来ることができてホッとしていると同時に、すべてのチームから連絡が来るのを楽しみにしているそうだ。
  早く終え、早く出発したがっている。チームで活動を始めたいが、プロセスを経なければならないこともわかっている

   ↑この部分から推測するに、希望球団は既に決まっていると考えていよいかと。

 ――すでに何チームが接触してきたのか?  「たくさんだ。30チームではないが、20チーム以上だ」

24/12/11(水) 08:10 スポニチ 佐々木朗希“事前取引”の噂は「全て虚偽」とウルフ代理人 早期渡米決意の理由も明かす 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/11/kiji/20241211s00001007084000c.html

 ――今後のプロセスは。

 「他の選手との契約の経験上、型にはめようとすべきではない。
  現在のプランは明日戻り、次の数日でミーティングし、できれば来週からチームに会うスケジュールを決めていきたい。チーム数はわからない。
  朗希はクリスマス前に日本に帰るつもりで、日本に1、2週間滞在する。
  アメリカに戻る前にプランを立て、その時点で彼がいくつかの都市を訪れ、直接会ってさらにミーティングを行うかを話し合う予定だ。
  それは最初のミーティングがどのように進むか、いくつのミーティングをするか次第なので、未定のままにしておきたい。

  チームは既にビデオ、パワーポイント、PDFなどでプレゼンを始めている。適切な時間をかけてほしいから、厳しいデッドラインは設けていない。いくつかのチームはすでに始めている」

 ――2025年のボーナスプールでの契約。

 「メディア、リーグの間で朗希に関する事前に決められた取引などについて、いくつかの告発や申し立てがあったが、全て虚偽のものだ。MLBは当然のことながら、誰にとっても公平なものとなるよう望んでいた。
  そのため、彼らは事前に多数の関係者に話を聞き、それが正しいものであることを確認してきた。
  (2025年のボーナスプールでの契約は)彼自身と千葉ロッテにとって最良の契約を得る最良の機会となり、千葉にもその機会が与えられることになる。
  だから、チームがより多額の国際ボーナスを有している時期に入るように、この時点でポスティングするのは理にかなっている」

 ――西海岸が希望か。

 「彼はそのことを重要視して取り上げたことは一度もない。私たちが日本の選手たちに情報を提供する際、彼らに提供している情報の一つは、日本からの直行便と、家族が訪れるのにかかる時間だ。
  5、10年前なら、彼らはそれをもう少し重視していたかもしれないが、今では日本から米国のほとんどの主要都市に直行便で行ける」

 ※日本からロサンゼルス国際空港には、JAL (日本航空)・ANA (全日空)・アメリカン航空・ デルタ航空・ユナイテッド航空・シンガポール航空が直行便を就航。
  日本からサンディエゴ国際空港まで、JAL (日本航空) が成田空港から直行便を運航。 JAL便は日本から唯一の直行便で、毎日運航。(火・水・金・日)

 ――ルーキー契約で渡米してくる理由。

 「彼の人生で起きたいくつかの出来事、彼の人生で起きたいくつかの悲劇を見れば、彼は何事も当然のこととは思っていないことが分かる。
  野球界の一部の人々が想定しているように、2年後に彼が山本のような契約を結ぶことは絶対確実ではない。
  野球はそういうふうにはいかない。彼はトミー・ジョン手術を受けるかもしれない。彼は肩を2回負傷した。脇腹を負傷したこともある。思い通りになるとはかぎらない。
  もう一つは、高校時代からずっとメジャーリーグに来ることが彼の夢だったということ。ダルビッシュ有、田中、松坂のような選手に憧れて育った。彼がずっとやりたかったことだ」

 ※年代別では、各選手のMLBでの活躍時期は、佐々木朗希の小学生時代が、BOSの松坂大輔、小学高学年~高校でTEX/CHCのダルビッシュ、中学~高校でNYYの田中将大となるようです。


 ――日本でのメディアとの問題とは。

 「彼は若くしてMLBでプレーしたいと表明し、日本ではそれが非常に失礼で、慣習に逆らうよう行為とみなされ、(日本の)メディアは彼に対して多くの否定的な報道をしてきた。
  多くの人がそれに同調し、彼と彼の家族について誤った噂を流し、彼の精神状態に非常に悪影響を与えた」

 ――スモールマーケットチームとの契約はあり得るか。

 「もちろんだ。彼がこれまでメディア絡みで楽しい経験をしていないことを考えると、小規模な中規模市場のチームの方が着地点としてより有益かもしれないという議論もある。小規模な市場にいることは彼にとって有益かもしれない」

 ――佐々木の人柄。

 「朗希はどちらかというと物静かだが、ユーモアのセンスがあり、とても機知に富んでいる。口数は多くはない。彼は必ずしも口数が多い人が好きというわけではない。
  時々、彼と話をして、とても重要なことを話し、最後に何か質問があるか尋ねると、彼はこう言う。“ずいぶんしゃべりましたね”(笑い)」


24/12/11(水) 14:22 日刊スポーツ 佐々木朗希の代理人が会見 大都市ではなく、スモールマーケットのチームと契約する可能性も https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412110000492.html
> ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が10日(日本時間11日)、
 ダラスで開催されているウインターミーティングで会見し、佐々木に関する質問に答えた。

  佐々木が移籍先を決めるにあたって重視しているポイントを問われると
 「完全には分からない。なぜなら、私が彼と知り合ってからまだ2年ちょっとで、これまでのやりとりではポスティングが実現するかどうかが最大の問題だった」と前置きした上で
 「私が言える範囲では、彼が2024年に限らず、過去を含めたチームの成績 や 全体的な成功(*1)を気にかけているということ。
  彼はメジャーの試合をよく見ているし、WBCのチームメート(*2)の試合にも注目している。
ロッテでも外国人選手にチーム環境や投手育成について多くの質問をしていた」と、
  成績や育成を含めた総合的な観点でチームを見ていると明かした。

   また、佐々木の移籍先として有力候補に挙がっているドジャースとの密約説などが取り沙汰されたが、それらには
 「朗希の状況についてはメディア、MLB、NPBでさまざまな議論があった。すでに契約が決まっているなどの噂が出たが、それらは全て嘘。
  ただし、MLBはこのプロセスが全てのチームにとって公平であることを確かめるため、多くの関係者に話を聞いて調査し、公平性を確認した」と、完全に否定した。
 
  また、佐々木と日本メディアとの関係にも言及。
 「彼は若い時からMLBでのプレーを望んでいたが、日本ではそれが敬意を欠き、慣習に逆らう行為とみなされることから、日本のメディアは彼に対して多くの否定的な報道をしてきた。
  そして多くの人がそれに同調し、彼と彼の家族について誤った情報を流し、彼の精神状態に非常に悪影響を与えた」と指摘。

 「彼がこれまでメディア関連であまり良い経験をしていないことを考えれば、より小規模なチームの方が彼にとっては有益かもしれないが、実際に彼がどう見ているかは分からない」と、
  これまでの経緯を踏まえれば、ニューヨークやロサンゼルスのような大都市ではなく、スモールマーケット(*3)のチームと契約する可能性もあるとした。


  (*1) 全体的な成功 = Regular Season、Post Season (WC、NL/ALDS、NL/ALCS、World Series) の成績と推定。


  (*2) 23年WBCメンバーでMLB選手 = 大谷、山本(LAD) / ダルビッシュ、松井(SDP) / 今永(CHC)/[鈴木] / 吉田(BOS)


  (*3) 球団収入:NYM 441、SFG 465、TEX 473、PHL 486、ATL 521、 CUB 541、HOU 544、BOS 557、LAD 637、NYY 720 高い→ 数値=M$ (数字)=PS順位
          ③                ⑤    ⑨            ⑩          ①    ②

         MIN 309、BAL 310、MIL 317、WSH 323、ARI 331 / SEA 374、TOR 383、LAA 407、STL 422、SDP 427、    球団収入上位 11位 までに、PS進出 7チーム [63.6%] 
                                                          ⑥

     ←低い OAK 241、MIA 274、KCR 276、TBR 280、PIT 287、 DET 294、CLE 295、CIN 303、COL 305、CHW 308、
                     ⑧               ⑦    ④