二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

マリナーズ、今冬は日本のエース佐々木朗希を「優先」

2024-12-11 | 佐々木朗希
24/12/10(火) 10:19 Seatle Times Adam Jude マリナーズ、今冬は日本のエース佐々木朗希を「優先」 
https://www.seattletimes.com/sports/mariners/mariners-making-japanese-ace-roki-sasaki-a-priority-this-winter/ (google訳)

> ダラス — マリナーズは今年、メジャーリーグで最も生産性の高い先発投手陣を擁しており、MLBのほぼすべての球団が羨むような先発ローテーションを組んでいる。
 そして今、マリナーズは世界で最も才能のある投手の一人をチームに加えることを決意している。
  クラブ幹部のジェリー・ディポトとジャスティン・ホランダーは、この冬MLBに飛び込む23歳の日本人天才、佐々木朗希を獲得するチャンスについて慎重ながらも楽観的な見方を示した。
 少なくとも、彼らは彼に最高の投球を披露するつもりだ。

 「私たちには語るべき良い話がある」とディポト監督は月曜日、MLBウィンターミーティング初日の終わりに語った。

  佐々木は月曜日、日本プロ野球の所属球団である千葉ロッテマリーンズから正式にポスティングされ、彼と代理人のジョエル・ウルフは45日間の猶予期間をMLB球団と交渉することになった。
 これにより、契約締結の期限は1月23日となる。佐々木は、リーグの2025年国際契約期間が始まる1月15日以降まで契約しないことはほぼ確実だ。

  マリナーズは、投手育成プログラムを中心にプレゼンテーションを行う機会に備えてきた。
 このプログラムでは、過去数年間でローガン・ギルバート、ジョージ・カービー、ブライス・ミラー、ブライアン・ウーという4人の定評ある地元出身の先発投手を輩出している。

 「私たちは過去4シーズンで本当に良いチームとしての地位を確立してきました」とディポト監督は語った。
 「私たちは毎年、混戦状態にあります。私たちは素晴らしい環境でプレーしています。我々のローテーションは、リーグ最高のものではないにしても、リーグ最高のローテーションの 1つです。
  必要に応じて 6人ローテーションに対応できる体制は、ほとんどのチームよりも整っていると思います。

 「我々にとって有利になる可能性のあるポジティブな要素がたくさんあります。

  これは、マリナーズのメジャーリーグで高く評価されている投手コーチのピート・ウッドワースとトレント・ブランク、
 そして投手のためのクラブの高度なプロセスを中心に構築された、説得力のある売り込みになるかもしれません。

 「我々は、フィールドでの成功からプレー環境まで、我々の投手プログラム、投手コーチを称賛することについて話し合ってきました」とディポトは語りました。

  そしておそらく何よりも、投手の負傷がスポーツ界で大きな懸念となっている時代に、マリナーズは先発投手が比較的健康でいられるように支援してきたことを強調するだろうとディポトは語りました。

 「我々は投手陣をうまく起用し、彼らが最高の自分になれるよう手助けし、マウンドに留まり、イニングを投げ続けるよう支援している」と同氏は語った。
 「野球界を見渡しても、これは珍しいことだ。そして、私は決してそれを当然のこととは考えたくない」。

  ホランダー氏は、佐々木のような選手にとって、組織全体の投手文化が最大のセールスポイントであると指摘した。
 「我々は、投手陣と、我々の強みについて彼らが考えていることについて時間をかけて話し合った。我々は何をすべきか?何を改善できるか?」とホランダー氏は語った。
 「彼らから寄せられる共通のテーマやフィードバックは、彼らが互いにどれだけ気を配り、隣にいる人を信頼しているかということだ。隣にいる人が他の投手であろうと、アナリストであろうと、投手コーチやトレーナーであろうと。
  スタッフの間には信頼と成長と発展の真の文化があり、多くの点で大きな家族のような存在で、これは我々のグループの中でかなりユニークなことだと思う
」。

  佐々木は確かに独自の個性を持っている。
 身長6フィート2インチの長身右投手は、高校時代に時速101マイルを記録し、大谷翔平の国内記録を破った。その後、2022年4月にNPBで20歳にして19奪三振の完全試合を達成した。
  NPBでの4シーズンで64試合に出場した佐々木は、414回 2/3イニングで防御率2.02、524奪三振、91与四球を記録している。彼の速球は時速90マイル後半で、破壊的なスプリットボールを持っている。
 彼は今年、斜筋と肩の負傷のため、111イニングの登板にとどまった。

  来シーズンMLBにやってくる日本の23歳の猛烈な投手、佐々木朗希選手を紹介します🇯🇵
  切望される国際フリーエージェントはどこに着地するのでしょうか? pic.twitter.com/IcucRwCNQZ — MLB (@MLB) 2024年11月12日

  ロサンゼルス・ドジャースが佐々木選手獲得の最有力候補と見られており、サンディエゴ・パドレスもその候補に挙がっています。パドレスのベテラン先発投手ダルビッシュ有は佐々木選手の師匠と言われています。
  佐々木選手は25歳未満であるため、MLBは彼をアマチュアと分類し、国際ボーナスプールシステムの対象としています。
 これは、2017年12月に23歳でロサンゼルス・エンゼルスと230万ドルで契約した大谷選手が最初にMLBに来たときのポスティングプロセスでした。
  もう一人の日本人スター、山本由伸にとっては違ったプロセスだった。昨年の冬、彼は25歳でドジャースと12年3億2500万ドルの契約を結んだが、これは投手としては史上最高額の契約だ。
  マリナーズは2025年のボーナスプール資金として約750万ドルを用意しており、これはMLBのどの球団でも最高額と並ぶ。
 「私の予想では…30チームがオファーを出すだろう」とディポト氏は語った。「そしてそのうちの一定数のチームが(交渉で)第2ラウンドか第3ラウンドに進むことになるだろう。そして我々にとって、それが優先事項だ


  佐々木朗希争奪戦で、西海岸にも関わらず、あまり名前が挙がらないのは、SEAじゃ先発投手は数が揃っており、打撃陣が課題だからですね。
 投手育成という点では、近年最も成功し、一番驚くべきことは、“健康を保っている”ということです。
  これは彼らの先発投手陣がピーク年齢で、四球が少なく、コントロールが良い投手が多いという事と無関係ではないでしょう。
 無駄な四球を出さず、少ない球数で長いイニングを投げられれば、必然的にERAも下がり、攻撃のリズムも良くなります。
  仮に佐々木朗希が加入した場合、先発投手の一部をTradeに出し、打者を獲得するプランのようです。
 また、GMは先発ローテーションが確立しているのにも関わらず、「6人ローテーション」にも言及するなど、LADを意識したPRになっています。
 SEAは2017年の大谷翔平選手のポスティングにも縁があり、SEAファンは、SEAに来るものだと考えていたそうです。FA前のオールスター戦での「Come To Seattle!!」の大合唱が記憶に新しい。
  SEAと比べて、自前の育成投手の実績に乏しい(Tradeで有望株を放出した) SDP がLADの対抗馬に挙がる事自体、変なのですよ。

佐々木朗希はパドレス?

2024-12-10 | 佐々木朗希
24/12\10火) 15:29 東スポ 佐々木朗希の獲得にパドレス監督が絶対の自信「最終的にはウチに入団する」と断言 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/326822
> MLBネットワークのラジオ番組でも「我々は間違いなく候補になる。最終的にはパドレスに入団するだろう」とまで言い切ったシルト監督。

24/12/10(火) 09:38 スポニチ パドレス指揮官「自分の遺産を作るチャンス」佐々木朗希にラブコール 球団初のWS制覇へ共闘願う 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241210s00001007084000c.html

> パドレスのマイク・シルト監督(56)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。
ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)に言及した。
  ポスティングシステム申請が大リーグ機構(MLB)に受理されたばかりの右腕について、シルト監督は
 「もしオープンな市場競争があるのなら、私たちは多くの理由から良い場所にいると感じている。ひとつは、サンディエゴにいるということ。
  我々は毎晩、球場のチケットを完売させている。非常に競争力のある球団だ
」とパドレスはメジャー屈指の球団と胸を張り
 「彼がやってきて、最初のワールドシリーズ制覇に貢献し、自分の遺産を作るチャンスだ」と球団初のワールドチャンピオンを佐々木とともに成し遂げたいと呼びかけた。
  そして「我々は、日本にルーツを持つゼネラル・マネージャーがダルビッシュの獲得に乗り出している。我々はダルビッシュをトレードで獲得し、松井を獲得した。
  AJ・プレラーGMは数年前に日本語を学び、ダルビッシュを獲得した。(球団アドバイザーの)野茂(英雄)は明らかに日本人として存在感があり、世界的に尊敬されている。
 我々は、彼をパドレスで獲得するための真の競争機会を得ることができる、さまざまなものを手に入れてきたからね
」と自信をのぞかせた。
 また、2023年のWBCでも佐々木を指導するなどしたダルビッシュの存在についても
 「リスペクトのレベルは間違いなくあると思う。間違いなくと言っていい。日本市場のどの選手からも、ダルビッシュに対する尊敬の念があるのは当然だ」とし
 「有は関与するだろう。どの程度かはダルビッシュ次第だし、もちろんAJ・プレラーもその手助けをするだろう。
  私は、ダルビッシュが自分のできることをすることで、正当な位置を占めると確信している
」と佐々木争奪戦で尽力してほしいとした。 


24/12/10(火) 10:41 スポニチ ドジャース・ロバーツ監督「話せない」佐々木朗希の質問に口つぐむ 日本選手から見た球団魅力は力説 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241210s00001007099000c.html

> ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が9日[月](日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。
 ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)について頑なに口をつぐんだ。
  日本からもう1人、投手が来ると佐々木のメジャー挑戦についてメディアから問われた指揮官は「彼については何も言えない。聞いたところではとても才能がある」と語るにとどめた。
 さらに、佐々木朗希に対する印象については「話せない」とし、そのことは話せないのか?と再度、メディアから質問が及ぶと「話せない」と繰り返し、口をつぐんだ。
 ドジャースは野茂英雄をはじめ、石井一久、黒田博樹、ダルビッシュ有と多くの日本選手がプレー。現在も大谷翔平、山本由伸が所属する。日本選手にとって良い着地点になる理由について
 「スタッフ、マイナーリーグスタッフ、トレーニングスタッフ、フロントオフィス、野球運営サイドに日本語を話せるインフラがあると思う。
  我々はそれを本当にカバーしている。日本との関係も良好だ
」とした。
 続けて「私たちはこの30年間、日本人選手と多くの関係を築いてきました。ロサンゼルスの話をするのは当然だが、ロサンゼルスにはリトル東京がある。
 アジア人、特に日本人のコミュニティはとても充実している。気候は、北海道や北日本ではなく、東京や南下した西海岸が日本に近いことを助長していると思う。
 また、ファンも多い。来日する選手たちは勝ちたいと思っていると思う。私たちは今、そして長い間、勝つために作られていると思う
」と
 球団が日本の選手にとって過ごしやすい環境にあると語った。

  佐々木朗希投手に関して、各監督やGMのコメントを読むととても面白いです。(SEA、BOS、ARI、LAA)
 つまり、本気で獲得を狙っている球団と、「どうせLADでしょ」的な関心度が低い、理解度が低い球団があり、コメントを読めば、すぐ分かります。
 WMで佐々木本人に面談しプレゼンするには、相当の予習と練習が必要で、その点、SDPのシルト監督やGMには敬意を評します。まるで記者たち相手にその場でプレゼンを始める勢いだ。 
  対照的に、LADの監督やGMは抑制的なコメントに終始しています。
 これは昨年の大谷翔平のFA交渉でロバーツ監督が失言したのも影響しているでしょうし、事前の佐々木側との“裏取引”を疑われたくないからです。

  結論から言えば、佐々木朗希のポスティングによる移籍は、今日の交渉解禁からスタートするのではなく、
 球団の日本担当スカウトが最初に佐々木(高校生)に接触する段階から始まり、そのゴールは、千葉ロッテマリーンズがポスティングを発表した日が終点なんです。
 既にこの時点で本人の希望球団、移籍先は、数年間を経て選別されているはずです。数億ドルを捨てて、渡米するわけですから、並大抵の意思ではない。
 ポスティング後の45日間の交渉でその決断が揺らいだり、変わったりするとはとても思えない。「既に勝負あり」なのです。

  LADの今オフの最大のターゲットは佐々木朗希です。万一、SDPに佐々木朗希を奪わた場合は、大惨事・大損失といって良いでしょう。
 大方の予想通り、LADに移籍した場合は、SDPのシルト監督は壮大なフラグを事前に立てた“ピエロ”になってしまう。
  佐々木投手がSDPに移籍した場合のメリット/デメリットを挙げていくと、圧倒的にLAD側が有利なわけです。
 例えるなら、“花束を持って少し離れた位置で両手を広げて佐々木を待っているLAD”と、“佐々木の足首に這ってしがみついているSDP”と言ったところでしょうか。
 SDPが過剰に対抗馬として持ち上げられる理由は、「アンチ・ドジャース」です。LADに戦力が偏るのをLAD以外の球団関係者、メディアは好まない。

  SDPのチーム事情は、以下の記事を読むと、その一端が垣間見えます。


24/12/10(火) 04:27 MLBTR Darragh McDonald パドレスとルイス・アラエスの契約延長に勢いなし 
https://www.mlbtraderumors.com/2024/12/no-momentum-towards-extension-between-padres-luis-arraez.html (google訳)

> 内野手の Luis Arráez [27-246d] は、フリーエージェントになるまであと1年だ。彼は契約延長に前向きな姿勢を示しているが、その点については何も進展していないようだ。
 アスレチックのデニス・リンの報道によると、フライアーズ(SDP) は「まだアラエスと本格的な契約延長交渉を行っていない」という。
  契約延長交渉がまだ行われていないという事実は、必ずしも後日行われないという意味ではない。伝統的に、クラブはこの時期を選手獲得に注力するために使い、契約延長は春季トレーニングが近づくまで残しておく。
 しかし、リンの報告によると、サンディエゴのフロントオフィス内ではアラエスの価値について議論があり、これが将来的に契約延長交渉が活発化する可能性を低下させている可能性がある。

  それに加えて、現在も予算の問題が続いている。オーナーのピーター・サイドラーが存命中、パドレスは野球界で最も積極的なクラブの1つだったが、明らかに持続不可能だった。
 2023年9月、サイドラーの健康状態の悪化のニュースとともに、彼らの債務返済比率がMLBの規制に準拠していないと報じられた。


  クラブはMannyのような選手に9桁の契約を交わしていた。
 Machado [32-157d] 、Xander Bogaerts [32-070d]、Fernando Tatis Jr. [25-343d]、Joe Musgrove [32-006d]、ダルビッシュ有 [38-117d]、
 そしてその他の注目すべき取引で、彼らは小規模市場の二番手という球団のイメージを一新しようとした。

 その金を放出する一方で、ダイヤモンド・スポーツ・グループとのテレビ契約が破綻したため、入ってくる金は減っていった。

  2024年に向けて、球団は給与を削減する必要があったが、そのための選択肢は限られていた。前述の取引はすべてかなり規模が大きく、そのためトレードが困難だった。
 たとえパドレスが興味を示したとしても、これらの選手全員の契約には完全なトレード禁止条項がある。これらすべての要因と先発陣の厚みのなさが、Juan Soto [ 26-047d] のトレードにつながったようだ。
 これにより、フライアーズ(SDP) は予算を大幅に削減し、競争力バランス税を回避しながら、 Michael King [29-199d] や Drew Thorpe [24-070d] などの投手を呼び戻すことができた。
 ソープは後に Dylan Cease [28-348d] とのトレードで売却された。

  2024年に入ると、予算が再び問題になる可能性がある。今オフシーズンはまだ目立った動きはないが、RosterResourceは2025年の給与総額を 2億1000万ドル と予測しており、2024年より4000万ドル以上高い。
 また、CBTの数字は 2億4400万ドル と予測されており、2025年の基本給 2億4100万ドル をわずかに上回る。


  2025年に球団がどのような給与パラメータを設定しているのかは不明だが、リンは予算が再び逼迫していると示唆している。
 同氏の報告によると、フライアーズ(SDP) は捕手の Kyle Higashioka [34-235d] とDanny Jansen [29-240d] に興味を持っていたが、この2人の捕手が比較的控えめな契約を結んだにもかかわらず、契約は成立しなかった。
 ヒガシオカはレンジャーズから2年間で 1350万ドル を獲得したが、ジャンセンはレイズから1年間で 850万ドル で合意した。これは、球団がこの冬に多くの資金力で動いていることを示唆するものではない。

  アラエスは、実質的に2023年のソトと同じ立場にあるため、支出余力を確保するための移籍候補として推測される。彼は球団の最終年を迎え、他の数人の選手が長期契約で拘束されている中、かなりの給与を稼ぐ予定だ。
  シースとキングもFAまであと1年だが、どちらもトレードされる可能性は低いようだ。サンディエゴの先発陣は、この2人とダルビッシュで構成された強力なフロント3人だが、それ以降は不安定になる。
 Joe Musgrove [32-007d] は10月にトミー・ジョン手術を受けたため、2025年シーズン全体を欠場する可能性が高い。
 Martín Pérez* [33-251d] はフリーエージェントになったばかり。
 Matt Waldron [28-076d] と Randy Vásquez [26-038d] はバックエンドの選択肢だが、現時点ではどちらも完全に確立されていない。
 どちらかといえば、チームはそのグループに人材を追加する必要があるため、キングやシースを外すことはあまり意味がないだろう。

  一方、アラエスはトレード候補としての方が理にかなっているかもしれない。彼は3年連続で打撃タイトルを獲得した、ゲームで最高のコンタクトヒッターの1人だが、四球は少なく、パワーもあまりない。
 彼は通算打席の6.9%で四球を出したが、三振は6.8%に過ぎず、シーズンで10本以上のホームランを打ったことはない。彼の打率.323/出塁率.372/長打率.418は、wRC+120に相当する。
 これは今日の野球界ではユニークなアプローチであり、アラエスは得意とする分野では明らかに最高だが、そのプロフィールは限られている。
 彼は盗塁数も多くなく、主なポジションである二塁と一塁のどちらでも守備が強いとは考えられていない。

  MLBTR寄稿者のマット・シュワルツは、2025年のアラエスの年俸を 1460万ドル と予想している。これはソトが2024年に受け取る予定の金額よりはるかに少ないが、有用だが限られた選手にとってはそれでもかなりの金額だ。
 パドレスがアラエスを投手と交換するなら、三塁にマチャド、遊撃手にボガーツ、二塁にジェイク・クロネンワースという内野陣ができて、おそらくその節約分を使って一塁のより安価なオプションを狙うだろう。
 リンは、球団としては2024年シーズン開始時のようにボガーツを二塁に置きたいと考えているが、
 Ha-Seong Kim [29-055d] がフリーエージェントとなり、肩の手術のため2025年シーズン開始を欠場する可能性が高いため、遊撃手には解決策が必要だと書いている。
 これは主に推測だが、フロントオフィスがアラエスの価値に納得していないというリンの報告は、契約延長よりもトレードに傾く可能性もある。
 球団運営部長のA.J.プレラーは、2023年のソトのトレードが示したように、痛みを伴う場合でも大胆な攻撃を恐れない傾向があるため、フライアーズ(SDP) がトレード市場を揺るがすなら、今後数週間は注目すべき球団になる可能性がある。

  売却対象にはなりそうにない選手の 1人は、リリーフ投手の Robert Suarez [33-284d] だ。
 リンによると、彼の契約には 2025年以降のオプトアウト条項があり、トレード交渉が複雑になるため、パドレスは彼を引き留める傾向があるという。
 この右投手は 2025年に 1,000万ドル、その後 2年間はそれぞれ 800万ドルの報酬を受け取る予定だが、最後の 2シーズンは契約を破棄することもできる。
 彼は 2024年に 2.77 という堅実な防御率を記録したばかりで、球団は間違いなくそのような成績に興味を持つだろうが、この契約には多くのマイナス面がある。
 スアレスが何らかの目立った怪我を負った場合、彼は間違いなくオプトアウトのチャンスを断り、その 2年間は契約に残るだろう。
 そのマイナス面を考えると、球団は目立った見返りを放棄したり、契約の全額を引き受けたりすることに消極的になるかもしれない。

  リン氏はまた、パドレスは外野手 Jurickson Profar [31-294d] との「再会の可能性に自信はないとしても、期待している」と付け加えた。
 2023年シーズンで散々な成績を残したプロファーは、2024年にわずか100万ドルの保証でサンディエゴと契約した。
 プロファーはその後、打率.280、出塁率.380、長打率.459、wRC+139を記録したため、これは球団にとって大きなバーゲンとなった。
 プロファーとプレラーは長い付き合いで、プロファーが国際アマチュアとして契約した当時、プレラーはレンジャーズで働いていた。パドレスに来て以来、プレラーはプロファーと複数回契約している。
  しかし、プロファーはキャリア最高の年を迎えた今、金もうけを狙っているのかもしれない。(※ボラス クライアント) MLBTRは、プロファーが4500万ドルの保証付き3年契約を結ぶ可能性があると予想した。
 プロファーがその程度の金額を求めているとしても、前述の給与制限を考えると、サンディエゴからそれを得るのは難しいかもしれない。


 結論:SDPは相当、厳しい状況にあり、佐々木朗希のポスティングにすがるしかないまでに、追い込まれている。時間はSDPに味方しない。2025年シーズンに勝つしかWS制覇のチャンスはない。

   このような球団に、佐々木投手は、自身のピーク年齢の 6年間 を捧げるべきでしょうか? 
  否。おそらく即戦力として、初年度から酷使され、TJ手術が必要になり、1~1.5年 (実質2年) 休むことになるでしょう。そうなれば、日本人ファンにとって大惨事です。

佐々木朗希の今後の予定

2024-12-10 | 佐々木朗希
24/12/10(火) 02:30 スポニチ 杉浦大介通信員 アストロズGM 朗希獲り「イエス」参戦意思表明「彼は気に入っている中の一人」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241209s00001007374000c.html
> 佐々木は既に渡米し、交渉に備えている。


24/12/10(火) 00:15 Jon Heyman https://twitter.com/JonHeyman/status/1866139651779518483
> 佐々木朗希がポスティングされました。 受付期間は12月10日(火)から1月23日(木) 午後5時(東部時間)まで。

LAD:https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1habzmp/roki_sasaki_has_been_posted_the_window_runs_from/

24/12/10(火) 01:52 サンスポ ロッテ、佐々木朗希のポスティング申請をMLBが受理したと正式に発表 交渉期間は12月10日から25年1月24日まで
https://www.sanspo.com/article/20241210-RNOA3X4KVJDELDB3FFIYNEXOTM/

> ロッテは10日、佐々木朗希投手(23)のポスティングシステムによる移籍交渉の手続きをMLBへ申請し受理されたと正式に発表した。
 米球団との交渉期間は 米国東海岸時間 10日[火] 午前 8時 (日本時間 12月10日[火] 22時) から 2024年1月 24日[木] 午前 8時 (同 1月24日[木] 22時) まで。
                                       ※ 時刻を見れば、実質、23日[水]まで。今回は終了時刻は重要ではない。1月15日(水) 、25年契約の開始直後にサインする可能性もある。

> また全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者は9日(日本時間10日)に「早ければ12月15日(日)にも関心のあるMLB球団との面談を開始する」と自身Xに投稿した。


24/12/10(火) 00:26 Francys Romero https://x.com/francysromeroFR/status/1866142419387088947 
> 「佐々木朗希は関心のあるチームと会議を行い、その後は静かな期間となり、休暇を利用して日本に渡航する。1月初旬に米国に戻り、手続きを継続する予定だ。
           12/10(火)~12(木) ~12/15(日) 16(月)~         契約不可            ~1/14(火) 1/15(水)~1/23(木)  [現地時間]
                 24年契約                                            25年契約

r/baseball:https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hack85/romero_roki_sasaki_will_be_in_meetings_with/

 この投稿が事実なら、残念ですね。すぐ決まらないので。


24/12/11(水) 08:10 スポニチ 佐々木朗希“事前取引”の噂は「全て虚偽」とウルフ代理人 早期渡米決意の理由も明かす 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/11/kiji/20241211s00001007084000c.html

> ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(54)が10日(日本時間11日)、
 ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。日米合わせて約100人の報道陣を前に現状などについて説明した。

 ウルフ氏と米メディアとの主な一問一答は以下の通り。

 ――今後のプロセスは。

 「他の選手との契約の経験上、型にはめようとすべきではない。
  現在のプランは明日戻り、次の数日でミーティングし、できれば来週からチームに会うスケジュールを決めていきたい。チーム数はわからない。
  朗希はクリスマス前に日本に帰るつもりで、日本に1、2週間滞在する。
  アメリカに戻る前にプランを立て、その時点で彼がいくつかの都市を訪れ、直接会ってさらにミーティングを行うかを話し合う予定
だ。
  それは最初のミーティングがどのように進むか、いくつのミーティングをするか次第なので、未定のままにしておきたい。

  チームは既にビデオ、パワーポイント、PDFなどでプレゼンを始めている。適切な時間をかけてほしいから、厳しいデッドラインは設けていない。いくつかのチームはすでに始めている」

24/12/11(水) MLB https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-draws-interest-from-reds
> The plan, Wolfe said, is to have Sasaki meet with clubs at a central location in the United States.
> ウルフ氏によると、計画は、佐々木を米国の中心地(*)に招いて各クラブと会わせることだという。 (google訳)
> 計画では、佐々木がアメリカの中心的な場所(*)でクラブと会うことになっているとウルフは言う。  (DeepL訳)

 (*) 各球団から均等の距離に近いテキサス州あたり?
 

24/12/12(木) 17:35 サンスポ 【MLB】カブスが佐々木朗希と接触か ホワイトソックスやヤンキースは近日中に面談と米メディア 
https://www.sanspo.com/article/20241212-OJYBTIYHHFJHRPOM56RR3LVQSQ/?outputType=theme_mlb

 【ダラス(米テキサス州)11日(日本時間12日)=山田結軌、竹濱江利子通信員】米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティング(WM)は3日目が終了した。
 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)の獲得を狙う球団は既に動き出しており、複数の米メディアによると、カブスはプレゼン資料を大手代理人事務所ワッサーマンに提出したと報じた。
 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は「カブスは既に佐々木と接触した」と報じた。「情報筋によれば、カブスは移籍先候補の1球団として認知されている」と伝えた。

  代理人を務めるワッサーマンのジョエル・ウルフ氏(54)は10日にWM会場でメディアに対応。
 佐々木の獲得について問い合わせのあった球団数を「30球団ではないが、20球団以上」と明かし、週明けに面談を開始することを明かしていた。
 クリスマス休暇前に一時帰国する佐々木はこの日、ロサンゼルス近郊で午前中にキャッチボールなどを行い、当地で自主トレに励んでいる。

  面談する球団数を絞り込むための第一段階として書類選考があるようだ。
 ウルフ氏は「同僚のところに(球団資料の)メールがいく。3、4球団のプレゼンをみた。すでに映像やパワーポイント、PDF形式のプレゼンテーションの両方を送り始めている」と明かしていた。
 書類選考を通過した球団や朗希が求める球団は直接、会うことが設定されているもよう。
 複数の米メディアは、ホワイトソックスやヤンキースは近日中に面談の予定、と報じた。
 またウルフ氏は「市場の小さいチームの方がソフトランディング(軟着陸)できるかもしれない」とメディアやファンのプレッシャーが比較的、穏やかな球団も候補とした。


24/12/09(月) 10:00 Dodger Blue Matt Borelli 佐々木朗希、MLB移籍に「準備万端」 https://dodgerblue.com/roki-sasaki-has-been-ready-to-go-for-jump-to-mlb/2024/12/08/
> 佐々木朗希は、千葉ロッテマリーンズが彼を国際フリーエージェントとしてポスティングすることに合意したことで、MLBに飛び込む次の日本のスター選手になる予定で、ウィンターミーティング中に行われると予想されている。
 佐々木は、マリーンズでの4シーズンで30勝15敗、防御率2.02、WHIP0.88を記録し、すぐに日本プロ野球(NPB)で最高の投手の一人としての地位を確立した。

  最近23歳になった佐々木は、2023年マリーンズにポスティングを依頼したが、マリーンズは彼の要求を拒否した。
 元ピッツバーグ・パイレーツ外野手の Gregory Polanco (33 / DOM) は、過去2年間マリーンズでプレーしたが、ワシントン・ポスト紙のチェルシー・ジェーンズ記者によると、佐々木は以前からメジャーリーグへの移籍を狙っていたという。

 「彼は毎日、僕にメジャーリーグについて聞いてくる」と、ピッツバーグ・パイレーツ[NL 中] で 8シーズン プレーした千葉ロッテのチームメイト、グレゴリー・ポランコは語った。
 「僕がそこに行くと、彼は冗談を言うんだ。『このチームに行くよ、あのチームに行くよ!』って。もう行く気満々なんだ

  ポランコは、佐々木にあと数シーズン日本に残るよう説得しようとしたが、右腕はMLB行きに固執した。

 「山本がいなくなった今、彼は日本で最高の投手だ。彼は超速い球を投げる。背が高い。スプリットはヤバい。変化球も強い。 すべてだ」とポランコは語った。
 「彼には、彼は本当に若いから、もっと経験が必要だと伝えた。私は『もう少し残ってくれ』と言った。彼は『いや、行きたい』と言った

  佐々木はNPBで25歳、または6シーズンに達していないため、契約に制限のないMLBフリーエージェントになるのではなく、アマチュアフリーエージェントとして国際契約規則の対象となる。
  ​​ドジャースは2024年の国際契約期間に残っているボーナスプールの金額が最も多く、250万ドルである。
 これは、佐々木が突然利用可能になった場合に備えて確保されていると広く認識されていたが、11月までそうであるとは知られていなかった。

 しかし、佐々木が2025年の国際契約期間が始まる1月15日(水)までチームに加わらないため、ドジャースは同様の経済的優位性を持たない。しかし、彼らのボーナスプールは510万ドルに増加する。
  佐々木はワッサーマンのエージェント、ジョエル・ウルフに代理を依頼されている。彼の最も有名なクライアントには山本由伸やダルビッシュ有がいる。

 ドジャースの佐々木朗希獲得に影響を及ぼす「複雑な要因」とは?

  ドジャースは佐々木と契約する有力候補とされているが、一部のスカウトは佐々木が小規模な市場を好むのではないかと見ている。
 佐々木は2024年も速球の球速が落ちており、怪我を治しているのではないかとの見方もある。

 マット・ボレリ
 マット・ボレリは、Dodger Blue のスタッフライターとしてロサンゼルス・ドジャースを担当しており、ロサンゼルス・レイカーズに重点を置いた姉妹サイトである Lakers Nation でも同様の責任を担っています。
 また、RamsNewswire.com と RaidersNewswire.com にも寄稿しています。熱心なファンタジー スポーツ プレイヤーであるマットは、2014年の MLB Beat the Streak の共同優勝者でもあります。
 彼のお気に入りのドジャースの瞬間は、数ある中でも、2014 年のコロラド・ロッキーズ戦でのクレイトン・カーショウのノーヒットノーランです。

ロッテ・佐々木朗希、10日にも渡米

2024-12-09 | 佐々木朗希
24/12/08(日) 05:00 サンスポ ロッテ・佐々木朗希、10日にも渡米 https://www.sanspo.com/article/20241208-XTRZJQDTMRIYZMVGRZYQQ7RJHY/

> 今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)が10日にも渡米することが米球界関係者への取材で7日(土)、分かった。
  ポスティングの申請手続き期限は日本時間15日(日)に迫っており、近く獲得可能選手として公示される見込み。
 大リーグ機構から全30球団に契約可能選手として通知されると、45日間の交渉期間に入る。
 佐々木にはドラフト対象外の25歳未満の外国人選手はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」が適用され、
 各球団は獲得に使える資金(国際プール金)が500~755万ドル(約7億5000万円-11億3400万円)と制限されている。移籍期間は1月15日から12月15日。

  米メディアは、契約時期について国際プール金がリセットされる2025年1月15日(水)以降になる見通しを示している。
 大谷、山本が在籍するドジャースのほか、ダルビッシュのいるパドレスも候補に挙がっていると報じられている。
  テキサス州ダラスでは9日(日本時間10日)に米大リーグのウインターミーティングが開幕する。
 球団幹部が一堂に集結し、移籍や選手獲得競争が活性化される中で、最速165キロ右腕も米国へ飛び立つ予定となっている。

24/12/10(火) 02:30 スポニチ 杉浦大介通信員 アストロズGM 朗希獲り「イエス」参戦意思表明「彼は気に入っている中の一人」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241209s00001007374000c.html
> 佐々木は既に渡米し、交渉に備えている。


  Winter Meetings が9(月)~12日(木)に予定されていますから、ダラスに自ら出向いて獲得を希望している球団のプレゼンテーションを受けるということでしょうね。
 渡米が、来年の1月15日(水)以降だと、各GMや球団首脳は各地に散っていますから、拠点に呼び出したり、自ら訪ねるのも時間と費用が掛かります。
 これは勘違い。12/16以降は契約書にサインは出来ないが、交渉は可能のようです。

 日本時間の10日(火)に出発だと、LAまで約10時間、LAからダラスは約3時間のようです。(LAとの時差は16時間差、ダラスは中部時間で15時間差)
  現地では基本2球団が競りのソトなどと違って、一挙一投足、遥かに注目されるでしょう。
 面談数に関しては、希望する全ての球団ではなく、数球団になると思います。面談を希望しても、可能性ゼロの球団には、最初から代理人が断るはずです。
  
  契約内容に関しては、LADはこの日のために、数年間準備をしてきたことから、最初から双方にとって完璧なものになっているはずです。[マイナー契約]
 (競り合いを想定し佐々木側に有利な内容になっているはず) あとは代理人が内容を確認して、本人がサインするだけ。もちろん、契約書の細部まで確認した上の話です。
 LAD側も自分たちの医療機器で詳細な身体検査をしたいでしょうから、これにも半日程度かかるのではないでしょうか。
 身体検査前の、つまりサイン前の合意段階で、メディアにリークされるでしょうね。ただ、佐々木側の動きで移籍先がバレる可能性も。

  日程的に15日(日)までにLADとサインをして、年末年始は国内で挨拶回りをしたり家族や親族と過ごし、年明けに渡米、
 同じ代理人事務所で、先発投手としても同じ立場の山本由伸選手と1月中はLAで自主トレという形になるのではないでしょうか。
 大谷選手は左肩のリハビリ中で、合同自主トレのような形にならないと思います。(ドジャースタジアムは現在、フィールド部分は大規模な工事中)

  佐々木朗希視点だと、24年契約の方がはるかに好ましい。
  LADにとっても好ましい。(プール金が無駄にならない。獲得した際のインパクト、ニュースバリュー、名声が高まる)
  MLB全体にとっても、中南米の16歳の選手たちの握手契約を犠牲にしないで済む。

  25年契約だと約15日間、交渉期間が取れますが、希望先が明確なら、交渉を引き伸ばしても意味がないでしょうし、何よりキャンプまで時間がありません。
 また、1月中旬から下旬だと、ほとんどのFA先発投手の所属先が決まってしまい、複数の入札球団に待ってもらう事になります。
 相手先が即戦力と考えている場合、先発ローテーションの枠の問題もあります。
 意中の球団がLADなら、1月15日以降に一ヶ月先延ばす意味は薄い。年内に決まれば、LADファンに対する一足早い、クリスマスプレゼントになるでしょう。

  率直なところ、日本人視点だと、この移籍先の決定が、1月中旬から下旬まで先延ばしになるのは、気の長い話です。
 早く決まってスッキリしたいところ。本人も我々も。

佐々木は来週中にもポスティングされる見込み

2024-12-08 | 佐々木朗希
24/12/08(日) 00:48 ESPN Jeff Passan 情報筋 佐々木朗希、ウインターミーティングでポスティングされる見込み 
https://global.espn.com/mlb/story/_/id/42833289/sources-roki-sasaki-expected-posted-winter-meetings (google訳)

> 日本の右腕、佐々木朗希投手は来週のメジャーリーグのウィンターミーティングで正式にポスティングされる予定だと、7日(土)にESPNが情報筋から聞いた。
 これにより、1月15日(水)に国際アマチュア契約期間が開始すると、各球団は45日間の猶予期間を設け、佐々木投手をチームに選んでもらうよう説得することになる。

  ​​23歳の佐々木投手は、世界で最も才能のある投手の一人として広く知られている。
 日本プロ野球の所属チーム、千葉ロッテマリーンズは11月9日(土)、佐々木投手をNPBとMLBのチーム間の移籍方法であるポスティング制度に登録する予定であると発表した。
 情報筋によると、この猶予期間は10日(火)に開始される予定だという。

  MLBの規則では、25歳未満で経験年数が6年未満の外国人プロは国際アマチュアとして契約しなければならないため、佐々木投手の契約はメジャーリーグのフリーエージェントとして受け取る金額のほんの一部になる。

  ​​球団が大幅な割引価格で第一線の先発投手になる可能性のある選手を確保できることから、佐々木投手の獲得に熱狂的な動きが予想される。
 上限のある国際アマチュアシステムでは、ボーナスプールの最高額は約750万ドル、最低額は約510万ドルで、チームはプール資金の最大60%を追加で獲得できる。

  佐々木は12月15日(日)までの現在の国際アマチュア期間の終了前に契約できるが、新期間が始まる1月15日(水)以降に契約する予定だ。
 ほとんどのチームはラテンアメリカ出身の10代の有望選手をプールに確保しているが、その合意は拘束力がなく、
 佐々木がどのチームを選ぶにせよ、その口頭合意をどう扱うかという難問に直面することになる。

  ​​チームは、佐々木は波乱に見合う価値があると考えている。
 時速3桁の速球、おそらく世界最高のスプリットフィンガーファストボール、スライダーを持つ佐々木は、その質と球種の豊富さは野球界でもトップクラスだ。
 今年、佐々木はマリーンズで111イニングを投げ、10勝5敗、防御率2.35、奪三振129、与四球32、被本塁打2の成績を収めた。
 佐々木は4年間のキャリアで、29勝15敗、防御率2.10、奪三振505、与四球88、394⅔イニングの成績を収めている。

  ロサンゼルス・ドジャースは佐々木と長い間関係が噂されてきたが、
 2024年のワールドシリーズ優勝チームには侍ジャパンのチームメイトである大谷翔平と山本由伸が欠かせない存在であることから、今後もそうあり続けるだろうが、佐々木がドジャースに入団することは既成事実ではない。

 佐々木獲得争いで重要な存在になると予想される他のチームには、
 サンディエゴ・パドレスシカゴ・カブステキサス・レンジャーズニューヨーク・メッツサンフランシスコ・ジャイアンツなど
がある。

  この過程で他のチームも浮上する可能性がある。
 大谷はポスティングされたとき、佐々木と同様に完全フリーエージェントの富を放棄し、230万ドルで契約した。
 最終的に契約したロサンゼルス・エンゼルスは、有力候補ではなかった。大谷が指名されたとき、各球団は大谷に対する計画をまとめた文書を提出し、その後、候補が絞られてエンゼルスが選ばれた。
  佐々木の場合の詳細は異なるが、最終的な行き先を決めるのに同様のプロセスが踏まれると予想される。


24/12/07(土) 23:54 MLBTR Mark Polishuk 佐々木朗希は冬季会議でポスティングされる予定 https://www.mlbtraderumors.com/2024/12/roki-sasaki-expected-to-be-posted-during-winter-meetings.html (google訳)
> 佐々木朗希のFA市場への正式な参入は、野球のウィンターミーティング中に行われる可能性が高い。
 ESPNのジェフ・パッサン記者によると、このスター右腕投手は火曜日に千葉ロッテマリーンズからポスティングされる予定だという。
 ポスティングされると、メジャーリーグのチームは45日以内に佐々木と交渉する必要があり、合意に至らなければ、2025年の日本プロ野球シーズンにマリーンズに戻ることになる。

  ​​23歳の佐々木はメジャーリーグで投げることに非常に熱心で、キャリアの早い段階で北米に来ることで大金を失うことになるため、佐々木がMLBに来ることはほぼ確実とみられている。
 佐々木は25歳未満の国際FAであるため、チームの国際ボーナスプールの資金を使ってのみ契約できる。

  ポスティングのタイミングは注目に値する。佐々木の45日間の交渉期間は、1月15日(水)と2025年の国際契約期間の開始を超えて延長されるからだ。
  2024年の契約期間は12月15日(日)に終了し、チームは基本的に予算をすべて使い果たしているため、佐々木は1月15日(水)以降に契約を交わし、少なくとももう少しのお金を獲得するだろうと広く予想されていた。
 非公式には、チームは2025年の国際契約期間に先立って何年も前から海外の有望選手と契約を結んでいるが、
 必要であれば、2025年のボーナスプールのすべてを佐々木に渡すことになるのであれば、一部のチームはこれらの裏取引を断つと予想される。

  しかし、佐々木が早くからメジャーリーグに進出したことからもわかるように、お金は彼の主な動機からは程遠い。
 もちろん、メジャーリーグで投手として活躍することは、スポンサー契約の面で佐々木にとってプラスになるだろうが、彼の移籍の状況は近年で最も興味深いフリーエージェント案件の1つを生み出している。
 おそらく、2017-18年のオフシーズンに大谷翔平が移籍して以来最も興味深いケースだろう。大谷も23歳のシーズンを前にメジャーにやって来たからだ。

  30チームすべてが佐々木獲得に動いており、金銭面では互角だが、巨額の資金を投じるドジャースは、この右腕投手との契約でずっと有力候補と見られてきた。
 代理人のジョエル・ウルフは、佐々木とドジャースがすでに何らかの非公式な合意を結んでいるという噂を強く否定した。
 佐々木にとって、大谷や山本由伸といった日本のスター選手がすでに名を連ねる優勝チームに加わることは明らかに魅力的
だが、佐々木がメジャーリーグの移籍先に何を求めているかは不明だ
 (地理的な好み、日本の野球とすでにつながりのあるチーム、規模の小さい市場か大きい市場かなど)。

  そのため、佐々木が最終的にパドレスメッツジャイアンツカブス、あるいはすでに彼の獲得に興味を示していることが知られている他のいくつかのチームのいずれかに所属することは容易に想像できる。

  MLB/NPBのポスティングシステムの条件により、佐々木がポスティングすることによるマリーンズ自身の金銭的見返りは限られるだろう。
 メジャーリーグのチームは、佐々木への支払いに加え、契約金額に応じてマリーンズに追加料金を支払う必要がある。
 契約金額は、契約の最初の2500万ドルの20%、次の2500万ドルの17.5%、さらに支出額の15%である。
 佐々木との契約は当然ボーナスプールの規模によって制限されるため、マリーンズが日本のトップ投手の1人に対して得るものは200万ドル未満となる。

  ​​マリーンズでの通算394回 2/3イニングで、佐々木は防御率2.10、三振率32.73%、四球率5.7%を記録している。
 彼の破壊的なスプリットと90マイル台後半(過去のシーズンでは時速100マイルを超える)はNPBの打者を騙してきたが、最も記憶に残るのは、2022年の完全試合で佐々木が13連続三振と全体で19三振を記録した時だ。
 佐々木はその後、次の先発で8イニングをパーフェクトゲームで投げた後、投球数(102球)を懸念されて降板し、ほぼまたもやパーフェクトゲームを達成して世界中の注目を集めた。

  佐々木投手の投球回数が比較的少ないことは、若くして才能ある投手を獲得したいMLBチームにとってはありがたいことであると同時に、耐久性に欠ける可能性が少し懸念される。
 2022年の佐々木投手の129回 1/3イニングはキャリア最高記録であり、2024年シーズンは腹斜筋断裂と右腕の何らかの怪我のため111イニングの投球に制限された。
 とはいえ、これらの要因は佐々木投手への期待を抑えることはなく、彼のメジャーリーグへの加入はオフシーズンの主要ストーリーの1つとして注目されている。


24/12/08(日) 02:09 MLB Thomas Harrigan MLB佐々木は今週中にも赴任の見込み(ソース) https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-posting-mlb (DeepL訳)

> 佐々木朗希投手は、ダラスでウィンター・ミーティングが開催される来週中にも、日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティングされる見込みだと、
 ある情報筋が7日(土)にMLB.comのマーク・ファインサンド記者に語った。

  ポスティングされれば、23歳の右腕がMLB球団と契約を結ぶための45日間の窓が開かれることになる。
 しかし、佐々木は2025年の国際アマチュア契約期間が始まる1月15日(水)まで待つつもりだと報じられている。
 千葉ロッテは11月9日(土)、佐々木をポスティングする意向を明らかにした。

  11月3日(日)に23歳になった佐々木は、世界で最も才能のある若手投手の一人とみなされている。
 100マイル(約150キロ)に達する速球、破壊的なスプリッター、そして上達しつつあるスライダー。 マリーンズでの4シーズンで414回2/3を投げ、防御率2.02、524奪三振、91四球を記録した。
 佐々木は2022年4月10日のオリックス・バファローズ戦でNPB史上16度目の完全試合を達成。 続く日本ハムファイターズ戦でも8回を完璧に投げ、14Kを記録した。

  2024年の佐々木は、防御率(2.35)、WHIP(1.04)、奪三振率(28.7%)、与四球率(7.1%)、K/BBレシオ(4.03)のすべてが後退し、平均球速は98.9マイルから96.9マイルに低下した。
 それでも佐々木は、大谷翔平が2017年にNPBからMLBに移籍した際に受けた広範な関心を彷彿とさせるような、MLBクラブからの全面的な追撃を刺激するはずだ。
 大谷は同年12月、エンゼルスと231万5000ドルの契約金で合意した。

  自由な市場であれば、大谷はもっと大きな契約を求める機会を得ただろうが、
 外国出身選手は25歳以上で、メジャーリーグが認める海外リーグで6シーズン以上プロとしてプレーしていない限り、インターナショナル・ボーナス・プールの資金規制の対象となる。
  大谷が2017年にそうであったように、佐々木も現在そのカテゴリーに入る。
 どのMLB球団が佐々木と契約しても、無制限自由契約となるまでの6年間は、佐々木を支配下に置くことになる。

  それどころか、山本由伸は昨オフにオリックスからポスティングされた時点ですでに25歳になっており、フリーエージェントでの年俸制限はなかった。
 結局、彼は12月にドジャースと12年総額3億2500万ドルという球団史上最高額の契約を結んだ。
 彼の契約は、大谷がフリーエージェントとしてロサンゼルスと史上最高額の10年7億ドルの契約を結んだ1カ月も後のことだった。
  2024年のワールドシリーズ優勝に貢献した2人の日本人スターは、相変わらず世界的なブランド力を持つドジャースで同胞とチームを組むチャンスは、佐々木にとって魅力的かもしれない。
 大谷、山本、佐々木は2023年のワールド・ベースボール・クラシックで一緒にプレーし、侍ジャパンをWBC優勝に導いた。

 しかし、佐々木のドジャース行きは当然の結論ではない。 彼がポスティングされれば、魅力的なオプションはいくらでもある。

  ポスティングシステムの規定により、佐々木と契約したMLBクラブは千葉ロッテに「リリースフィー」を支払わなければならない。
 総額2500万ドル(約25億円)以下のメジャーリーグ契約の場合、契約解除金は保証総額の20%である。
 45日間の期限内に合意に至らなかった場合、佐々木は2025年シーズンからNPBに復帰し、来オフまで再びポスティングされることはない。


24/12/07(土)[現地] Baseball America J.J. Cooper 佐々木朗希は冬季会議でポスティングされる予定 
https://www.baseballamerica.com/stories/roki-sasaki-expected-to-be-posted-during-winter-meetings/ (google訳)

> ESPNのジェフ・パッサンは土曜日、日本の右腕、佐々木朗希が来週の2024年野球ウィンターミーティングでポスティングされると報じた。
 これにより、佐々木は12月15日(日)の現在の国際契約期間が終了する前に契約できることになるが、より重要なのは、1月15日(水)から始まる次の国際契約期間に契約できることである。
 つまり、MLB全30チームの国際ボーナスプールの割り当てがリセットされ、佐々木に可能な限り最大のボーナスが与えられることになる。
 現在のチームである千葉ロッテマリーンズは、契約金の20%のポスティング料を受け取る。

  佐々木は正式にポスティングされた後、45日以内に合意に達する必要がある。
 その45日間は交渉できるが、契約期間が限られているため、12月16日(月)になると、2025年の国際アマチュア契約期間が始まる1月15日(水)まで正式に契約することはできない。
 ベン・バドラーがBaseball Americaで述べたように、佐々木は2025年の契約期間まで待つため、彼の交渉はいくつかのチームの2025年の国際計画を混乱に陥れる可能性が高い。
 バドラーは佐々木と契約する可能性が高い7チームについても書いている。

  佐々木は世界最高の若手投手の1人と考えられており、熱狂的な動きを引き起こすだろう。
 どのMLBチームが彼を獲得しても、自由市場でのコストのほんの一部で、先発ローテーションの先頭に立つ可能性のある選手を獲得することになる。
 彼は「外国人プロ」の基準を満たしていないため、契約金付きのMiLB契約に署名することしかできない。
 チームはなぜ佐々木が自分たちを選ぶべきかを主張できるが、ボーナスや契約の制限を回避するためのルールは非常に厳しい。


 [佐々木朗希&Wasserman の 契約期間]

 24年契約:現地 12/10(火)~15(日) 6日間

 25年契約:現地 1/15(水)~23(木) 9日間 (交渉 最大45日間)

  阪神タイガースからポスティングされた 青柳 晃洋投手 とほぼ同じ日数を経て、意思表示から31日後に解禁。
 当初予想されたよりも、意外に両者の日数に差がない。

 r/baseball 00:49 https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1h8v9gu/passan_news_japanese_righthander_roki_sasaki_is/
 SDP 01:53 https://www.reddit.com/r/Padres/comments/1h8wnux/passan_news_japanese_righthander_roki_sasaki_is/
 LAD 01:53 https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1h8wo4r/heyman_japanese_superstar_pitcher_roki_sasaki/
 PHL 02:53 https://www.reddit.com/r/phillies/comments/1h8xz5z/zero_chance/
 BAL 04:00 https://www.reddit.com/r/orioles/comments/1h8zi8u/sasaki_bomb/
 MIN 06:15 https://www.reddit.com/r/minnesotatwins/comments/1h92g1y/report_sasaki_to_be_posted_at_mlb_winter_meetings/
 SFG 13:27 https://www.reddit.com/r/SFGiants/comments/1h9atew/giants_expected_to_be_significant_players_for/