理論上 私たちは 大日遍照金剛さま ということになります。
我は 大日遍照金剛なり、です。
我は 佛なり、です。
私たちは 信じると 信じないとに関わらず
佛性(ぶっしょう)を具えております。
佛性とは 佛さまに成れるという性質がある
佛さまに成れるという 可能性を具有しているのです。
それは 佛さまと同じ命を いただいているからです。
決して 私たちは大日遍照金剛さま(佛さま)と
無関係の存在ではありません。
私たちが 教えの如く修行すれば
成佛できるということです、が
南無大日遍照金剛
合掌することによって 私と佛さまは 一体であると。
佛さまと 私が一体であるということは
私は 佛なり。私は 佛さま そのものなのだということです。
まずは このことを理解することです。
我は 佛なりとの自覚する。
次に 教えを知ること。覚えることです。
知識として理解することです。
理解したならば 今度は 現実と照らし合わせてみる。
思索を重ねます。考えてみるのです。
教えと現実との関わりあいを思うのです。
そして そのことを実行してみる。
実証することによって 身につけるのです。
体得するといいます。
以上のことを こういう教えがあるということを
とにかく 覚えておいてください。
とりあえずは 健康方法のひとつとして 瞑想してみましょう。
座布団を二枚用意して 耳栓もあるといいでしょう。
座布団を敷いた上に もう一枚 二つ折りにして置きます。
二つ折りにした座布団の上に 腰を下ろします。
まず、正しく坐ります。足を組みます。
あぐらをかくようにして 左の足の上に
右の足を重ねるようにのせます。
次に 背筋をピンと伸ばします。
正しい姿勢を保ちます。
両手は 掌を上にして 左の手の上に 右の手をのせて
左右の親指の先をつけ合わせます。
そして おへその下あたりに置きます。
この姿形こそが お釈迦さまが おさとりを開かれた時の
お姿なのです。この姿を 真似することが大切です。
これが 座禅ということです。
あごを引き気味にして 目は 鼻先を見るようにします。
次に 腹式呼吸をします。
吐く息が先です。ゆっくりと息を吐きだします。
この時 お腹がへこむようにします。
身体の中の悪い気を 吐く息とともに 吐きだします。
吐き切ったならば、次に息を吸い込みます。
ゆっくりと吸い込みます。
この時 お腹が膨らむようにします。
清い気を お腹に充満させるようにイメージします。
息を吐き出し 息を吸い込む このことを一回とみなして
十回くらいしてみましょう。
身も心も リフレッシュしてください。
心の中のわだかまりや 嫌な思い イライラ もやもやしたものを
吐きだして 頭の中を空っぽにして 何も考えず 何も思わない
ただ ただ 静かに呼吸することに 専念するのです。
呼吸している自分を 心臓の鼓動を
座禅・瞑想している自分を 感じてください。
そして 南無大日遍照金剛と 自分の耳に聞こえる程度の
声の大きさで唱えます。唱え続けます。
そして 今度は 我は佛なり、と念じ続けます。
そして ただ ただ 静かに呼吸することに専念する。
このことを 何度か 順番に 繰り返します。
そして 感謝の気持ちを念じて 終わりにします。
終わった後で 頭の中がスッキリとしたり
心が軽くなったり 気持ちが楽になったり
何となく身体が温かく感じられたり
何かしら 変化を 感じとられることでしょう。
以上のことは 自分のためになることです。
まずは 自分のためになることから 始めましょう。
南無大日遍照金剛
南無大日遍照金剛
南無大日遍照金剛
あなたに 神佛のご加護がありますように
有難うございます。有難うございました。
合掌