のんびり専業主婦日記 

旦那の転勤で関西に来ました。日々の思いを綴っていきます。

仲良くなった人が実は・・・

2021-06-30 13:10:00 | 日記
近所の居酒屋でよく会う女性がいる。少し歳下で明るくて愛想がいい。ご結婚されているようだが旦那さんは見た事がない。話の感じでは一緒に住んでいる様子もないので単身赴任か何かかな?と勝手に思っていた。

先日いつものように一人で飲んでいると別のテーブルで彼女も常連さんと盛り上がっていた。3人での会話になり、なんとなく次に行こうという事になった。個人的に飲みに行くのは初めてだった。

二軒目で対面で座って話している時、彼女の胸元に黒っぽいものが見えた。「あれ?(タトゥー)入れてるの?」と聞くと、「そうなんですぅ。若い頃サーファーの間で流行ってた時に入れちゃって。腕にもちょっと入ってるんです。でも悪い人(893)じゃないですよ!」と無邪気に腕をまくって見せてくれた。

いや、それちょっとじゃなくてガッツ入ってるでしょ。墨が入っている人は結構見た事があるのだが、みんなそれなりの風貌だ。彼女のように普通のOLさん風の人が入れているのは意外すぎてビックリしてしまった。

後日たまたま彼女と共通の知人に会う機会があり彼女が何をしている方なのかそれとなく聞いてみた。「あの人の旦那さんは刑務所に入っている。彼女自身も何度か起訴されてるみたい」と教えてくれた。特に隠してもいないらしく周知の事実のようだった。

そっか…。話も合うし「また飲みに行きましょうね〜」なんて言い合っていたのだが、もう行けない。近所なのでまた会う事もあるはずだが、挨拶だけはきちんとして適度な距離を保っておこう。

うちの家庭の場合、旦那も含め身内に堅い職業の人間が多いため人との接触には非常に気を付けている。町内でゴルフや忘年会などの行事もあるが、反社の噂が少しでもある人が参加する場合は欠席にしている。その噂がどこまで真実なのかは分からないが。今回は女性ということもあり油断していた。迂闊だった。

このような考えは差別になるのかもしれないが、自分や家族を守るためには仕方ない。

墨を入れるのは個人の自由だと思っている。海外などでは警察官でも入れている人もいる。ファッションの一部でもあるだろう。しかし自分が古いのか。国内ではやはりアノ方たちとの繋がりを連想しまう。

中学の時、1980年代中頃は世間的にも不良と呼ばれる人が沢山いて友人の中には卒業後極道の道に入ってしまった男子もいた。高校、大学はある程度家庭の経済状況や環境が似たような子ばかりだったので道を逸れる事もなかった。企業に入って毎日遅くまで仕事をしていれば、社内以外の新しい知り合いなどできない。幸いソノ道の人たちとは関わらずに過ごしてこれた。

大人になってからの新しい人間関係は難しい。外見だけでは分からないからリスクも伴う。寂しい話だが見た目に惑わされず今後はよく相手を知ってから個人的な付き合いをしなければ。

しかし…彼女、ほんとに穏やかで楽しくて外見も派手にしているわけではない。誰とでも愛想良く話して老人にも優しい。これ以上親しくなれないのは残念。でも人生で不安要素は少しでも取り除いておきたい。自分と家族を守るためには仕方ない。


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