<<手記>>

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実験

2018-12-21 21:48:52 | インポート

2日間かかる実験やってる。


もうすぐ40の身にはキツイが、やるしかないので。



でも、こんな実験をしなくていいというか、してはいけない時代がそのうち来そう。


というか、そもそも、この先、こんな実験を好んでやりたがるヒトが出てきそうにないわけだが。



だから、オレみたいな頭の良くない研究者は、誰もやりたがらない実験をやっとけば、なんとか生きていけるのかも。となると、変に働き方改革されると、行き場なくなってしまうわけで。



ま、頑張ればいいってもんじゃないんだけどね。

キツイ実験の割に、成果出ないことなんて普通だし。だからやりたがらないということにもつながるのかも。






報告書

2018-10-29 17:49:40 | インポート
報告書の書き方がどうも上達しない。
申請書の方が、断然書きやすい。有る事無い事かけるし。夢を書いて、そこそこ現実的な方法を盛り込めばいいから。
でも、報告書は違う。お金使って出た結果やし、論文とは違うし、報告書でいいことばっかり書くのは違う気がするので、律儀にネガティブデータを入れたくなる。
ただ、そこでバカ正直にダメでしたと書くのはいかんのだろうな。いかにその失敗例から次に活かせるかを盛り込まないといけないんだとは思う。




論文執筆より苦しいことある

2018-10-07 12:39:34 | インポート
論文書けない、論文書けない、と思うことある。
でも、実際はそれより苦しいこといっぱいある。

論文なんて、手持ちのデータでストーリー作って英作文すればいいだけ。
イントロとディスカッションは悩むところだけど、まずは借文で自分の言いたい文章を継ぎ接ぎで構築してみたり、Google翻訳を使っても良い。ここらへんは遠慮する必要はない。
いずれにしても英語能力よりは、国語力が必要なので、国語力無いやつは、まずは日本語の勉強からはじめればよい。

一方で、苦しみを味わうのは、報告書だ。
報告書もストーリーを考えて日本語でつらつら書けばいいだけと感じがちだが、そうでもない。
まず、締切があることは大きい。オレが論文を投稿する雑誌はまず締切がない。そのせいで進みが遅くなるという問題点はあるが、ストレスは感じない。
ただ、報告書の場合は、締切のせいでそれまでに完成させなければならないのだ。だが、オレの場合、報告書の時点でその内容に関する論文を投稿したり、または採択されたことは一度もない。だから、データも不完全な場合があり、ストーリーも構築しづらい。また、大型の研究費の場合、事後評価ということで採点される場合もあるため、うまくいきませんでしたとはなかなか書けない。こんだけうまくいきましたよと書かないといけない(この点については、自分が大型研究費持っているわけではなくて、ボスの報告書に関してだけど)。小粒の科研費の場合でも、報告書は公開されてネットに晒されるので、近年の科研費に対する世間の目を考えると下手に適当な報告書で済ませてしまうと、晒し上げに合うのではないかと勘ぐってしまう時代になった。

だから、論文執筆は、結構楽だ。
締切もないし、論理的に文章を構築すればいいし。ネガティブデータだって結果なんだからオレは遠慮せず載せる。
レビュワーの目にはさらされるけど、クローズだし、いろいろいちゃもんつけられてリジェクトされたとしても、また次の雑誌に投稿すればいい。
そう考えると論文執筆は楽しいし、ストーリー構築に悩んで論文書けないとなることも味わいの一つだ。


研究よりも裏方の作業がメインになっている

2018-06-28 20:03:01 | インポート
共同研究をどんどん進めているため、自身の研究をおざなりにしている状況。
ただ、今年度は科研費も不採択だったので、自分の研究を好きなようにすることも控えなければならない。
だから、ちょうどよいのかもしれない。

ただ、このままでは、なにかまずいことが起こるのではないかという不安がある。

あと、論文も書けてないのが痛い。
論文執筆の調子が上がって来て、楽しくなるあの気分。
あれを味わうのは次はいつなのだろうか。

そんなこと言っている間に、コツコツ少しだけでも書くべきなのだが。
コンスタントにやってないと書き方忘れてしまうよ、ホントに。



グラント

2017-08-15 09:50:52 | インポート
ウチが長年やっている課題が、大型のグラントに採択された。
といっても自分ではなく、教授。
採択されたのは喜ばしいのだが、文科省科研費と違って、色々手続きがたいへん。
コレのお陰で論文書く時間が取りづらい状況だったが、
やっと開放された(といっても課題はこれから3年続く)ので、
論文執筆に取りかかる。
ちなみに、昨年ぐちぐち言っていた論文は無事採択されたよ。