福間行きの電車に乗る.
何とか席に座ることができた.
左側には白髪メタボリック系の初老.
最初,害は無かった...
途中から,おもむろに鞄の中から何かを取り出そうとごそごそし始める.
その途端,初老の右ひじが携帯電話を眺めている私の顔の近傍に近づいた.
あたりはしなかったが,その右ひじは依然として私の顔の近傍にあった.
いつまでたっても鞄の中の目当てのブツが見つからないようだった.
そのあいだ,右ひじはふらつきながら,私の顔の近傍にあった.
探し始めて3駅ぐらいは通過したとおもう.
ほんとにいつまでも探していた.
「いったい何を探しているのか.」
「大体,その鞄のなかは4次元ポケットほど広いのか?」
と思う.
いい加減,イライラしてきた.
自分のテリトリーに右ひじがあるからに他ならなかった.
最終的に初老が取り出したのは「ブレスケア」系のカプセルタイプの口中清涼剤だった.
直後,ミントの香りが電車の中をさわやかにし,
私のイライラも解消された.
何とか席に座ることができた.
左側には白髪メタボリック系の初老.
最初,害は無かった...
途中から,おもむろに鞄の中から何かを取り出そうとごそごそし始める.
その途端,初老の右ひじが携帯電話を眺めている私の顔の近傍に近づいた.
あたりはしなかったが,その右ひじは依然として私の顔の近傍にあった.
いつまでたっても鞄の中の目当てのブツが見つからないようだった.
そのあいだ,右ひじはふらつきながら,私の顔の近傍にあった.
探し始めて3駅ぐらいは通過したとおもう.
ほんとにいつまでも探していた.
「いったい何を探しているのか.」
「大体,その鞄のなかは4次元ポケットほど広いのか?」
と思う.
いい加減,イライラしてきた.
自分のテリトリーに右ひじがあるからに他ならなかった.
最終的に初老が取り出したのは「ブレスケア」系のカプセルタイプの口中清涼剤だった.
直後,ミントの香りが電車の中をさわやかにし,
私のイライラも解消された.