二次で書いてみて、さらに感じる事なんですが…。テリィが可哀想すぎる!!
なんなんですか?
この可哀想さは…!?
父親と母親のネグレクト。
義母の苛め。
反抗するテリィに対する、周囲の無理解。
孤立する、怒りと悲しみに満ちた、傷だらけの少年。
そんな少年が、初めてこころをゆるし、愛した少女と、こころが結ばれる。
しかし!
自らを庇い怪我を負った女性の為に、初めて愛した少女と別れる!
どんだけ、不幸なの!?
不幸になるために生きてんのかい!?
って、いいたくなるくらい、ひどい運命…。これは、読者は彼を何とかしてあげたい!と思ってしまうよ!
テリィのキャラクターだけのせいじゃなく、この不幸さがね!読者にテリィを忘れられなくしてると思うんだよね。
作者は、どんだけ、サドなのよ!?と、思う。
ある人のツイッターの、水木先生の作品の解説にあったのですが、この三角関係は、水木先生の作品では、鉄板らしいんですよね!
クールキザ系VS優しい隣のお兄さんと、主人公。
水木先生はクールキザ系の少年が大好きなんだって!
でも、水木先生の作品では、クールキザ系と結ばれる話は無いみたい?
水木先生の中では、クールキザ系は結ばれることの無い恋の相手…なのかも!?
そう考えると、テリィの悲運にも納得が、いくわ。
恋の傷を背負った、影のあるキザな男!
カッコいいわ!!
結ばれることの無かった悲恋の相手は、パパになって、ヘラヘラしたりしないのよ!悲しい影を瞳に宿して、永遠にカッコいいのよ!
永遠に忘れられない恋の傷を抱えながら、世界のどこかで、自分を想いながら生きている…!
そんな、恋の思い出、あったら素敵よねー?
ぽん!
なるほど!!
テリィは、そういう存在なのね!
キャンディなら、誰とでも上手くやって行ける!
キャンディなら、いつまでも昔をひきずってうじうじしない!
キャンディは、今を大切に生きる、前向きな、バイタリティーに満ちた女の子なのよ!
目の前に、キャンディをしあわせにしたいという男はごまんといるんだから、そのうちの誰かの手を取って幸せを謳歌するのよ。
書いてて、納得したわ。
『永遠に忘れられない恋の傷を抱えながら、影のある瞳にかなしみを湛えながら、世界のどこかで、自分を想いながら生きている…、永遠の恋人!』
これだわ。
テリィは、こういう、ロマンチックな存在として描かれたわけね。
結婚して、足臭いとか、知りたくないっていうね…。
だから、ここまでひどい運命背負わされているんだね!
勝手に納得しました。
高橋留美子先生が、話を書くときに気をつけていることとして、『キャラクターを不幸にしすぎないようにしてる。』って読んだ事があるんだ。
あーって、思った。
作者は、キャラクターを作れる運命を作れる。どんだけ理不尽な運命も創作出来ちゃう。
酷ければ酷いほど、人に喜ばれたりする。
でも、度が過ぎちゃいけないよ。
キャラクターも、それを読まされる読者も可哀想だよね。
原作の中のテリィは…、キャンディと別れて、スザナに死なれた後…、どうしてるのかな…?
(ここはアルバート×キャンディのブログだから、テリィはキャンディと結ばれてないからね!ここではね!)
こころの奥底に、キャンディへの恋ごころをつのらせながら、結婚してしあわせになっていてほしいよね!
追記:
愛し合っていても、結ばれない運命もあるんだ!
というのを、テリィとの恋愛で、作者は表現したかったのが、一番だったと思います。
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キャンディ奮闘中 5をアップしました。
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これ読んで、読んでみようかなと思う人が増えたらいいなー😊
キャンディキャンディ(原作:水木杏子絵:いがらしゆみこ)の、その後を1ファンとして、勝手に想像して二次小説として書かせていただいています。
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