※本日はインタビュー方式で受ける感じで
強いチームと弱いチームの差はなんですか?
「戦いとは戦略のゲームであり戦術のゲームである。まず弱いチームは根本的な考え方が間違ってる。
ここで私みたいなトッププロと初心者との間で決定的な差がある」
どのあたりの考え方が違いますか?
「例えば、まず【1点】とか。【先制】したいとか。【リード】したいとか。そういう風に考えてるチームは全部弱い」
えっ普通は考えませんか?
「それは0-0で始まるから相手が0点だと勘違いしてるからですよ。全試合完封勝ち出来たチームなんか見たことない。」
0点なのに相手の点数が入ってるという考え方ですか?
「そうですね。これが出来る人は試合前にシミュレーションが出来る人。だって9回を0に抑えるって簡単じゃない?だったら【先制】とか【まず1点】とか【リード】とか点数は取られる物なんだから、全て無意味だよね?」
ちなみに何点取られると紫安さんは考えてますか?
「良い質問だね。まず球界全体を考えると4点くらいは平均だよね?普通に考えたら4点は取られると考える。そうなるとほら?
1回表無死走者なしに4点負けてるなぁ…。ってなる訳ですよ」
いくらなんでもネガティブじゃないですか?
「平均を考える事は現実を見る。という意味でとても大事な事。むしろ他が無頓着なのですよ?
大量点を点を取られてから、点を取らなきゃ!ってなる。だったから始めからやれ!っていう感じです。」
現実を見る事がどういう風に大事になるでしょうか?
「これが戦略に当たる。ここ一番大事な話になるから…。1回という事はまだ守りを行ってない。そして平均として4点取られる。
という事は攻撃側は1回表の時点で自分のチームはまだ0点なのだから5点を取らなきゃ相手に勝てない。
最初っから0-4で負けてる訳。それをどうにか上手く点数を返して行かなければならない」
考え方の違いでどのような結果が生まれますか?
「相手が0点だと勘違いしてる人は、実戦でまず相手に4点以上取られて0-4にされてからと
0-0の時に攻撃の仕方が違う。」
確かにより繋いで行こうとしますね。
「でしょ?繋いで行くチームは偶然か上記の事が理解出来てるのか、この4点負けてる時の戦い方が1回から出来てるチームになる訳よ。
4点負けてるなら満塁を作ってグランドスラム。それがまず絶対条件でしょうよ
それが無理でも、コツコツなんとか1点ずつでも返して行こうってなるよ」
まず4点5点取る事が大切だと?
「いやいや(笑)。当たり前の話だけど、勝つ確率をあげて行くには1点でも多い方が良いに決まってますよ
ここで話したいのは、点数は多いに越した事ないのだから1回からでも多く取りに行こうよって話です。
まとめてみれば、小学生にもわかる本当に当たり前過ぎるつまらない話ですね。
つまり1回~3回の攻防って一番大事なんですよ」
それは終盤の攻撃よりもですか?
「勿論4回~6回も大事ですし7回~9回の攻撃も大事です。
つまりは全部は大事なんですよ(笑)終盤だけに力を入れるくらいなら全部に力を入れろと!という事です。
相手のダメージレースなら9回殴れるなら9回殴った方がダメージは入りやすい。という事です。
攻撃しないでチャージして次の攻撃で攻撃力2倍!とかにはならない。手数、物量は正義なんですよ、その理由はもう1つ大きな理由がありますけど」
その理由とは?
「9番の打者の次は1番打者だからですよ。全員が1回ずつ打席に入れるとか全員が3打席だけとか。そういう競技ではなくて
アウトにさえならなければ攻撃し続けられる。というのがこの野球の競技性なんですよ
貧打のチームなら3回、平均的なチームなら4回、私のチームなら5回。上位打線から中軸に回って来る。
強いチームは攻撃回数が違うし、攻撃の質も違う。回数が違うので当然、本当に大事な場面に良い打者に回って来る確率が違う。
他のチームは偶然がないと回って来ない。まともに攻撃できるのは、初回くらいなんですよね。それも相手チームが0点と勘違いして潰してしまう。
まとめると終盤は大事だが、そもそも序盤をしっかりやれば上位から中軸に回って来る回数も違うから。攻撃も序盤の方が大事」
攻撃も?守りも序盤の方が大事って事になりますか?
「よく考えればわかります。序盤をしっかり抑えれば、終盤に要注意人物に回って来ないし回数も減らせる。
要注意人物が上位にいるオーソドックスなチームとして完全試合すれば最終回は7・8・9番です。
代打とか細かい部分はあるかも知れないが1~3番にいる強い打者に4回回って来ない。
といっても3回は難しいとして、9人逆に出せばこれも最終回7・8・9番で終わるんですよね」
9人くらい出すのが丁度良いと?
「いえ(笑)、9人までならという意味です。相手の攻撃はどうしようもなくなるという意味です。長打力もある恐ろしい打者が3番4番にいるなら
11人までとなりますね。抑える抑えないはともかく、怖い打者に1回でも打席に立たせないのが一番抑える方法ですね。
1人だけなら敬遠で避け続けてもいいけどね」
でも先発投手に序盤に打たれない工夫が監督がするのは難しいのでは?
「それはその通りです。その日の調子もあるでしょうし、口で言ってもそれを実践で行うのは難しいでしょう。
行うとしたら事故で先発が1回で降りた時などは、早い段階で強い中継ぎから投手から使って行きます。
先発に出来る事は、四球は安打と等価値だよと。という事くらいですね
皆さんに工夫できるのは、7回くらいですね。」
セットアッパーの出てくる場面ですね
「よく、抑え最強よりも7回あたりに最強投手を持っていきたいという監督いらっしゃりませんか?」
居ますよね
「あれには2つの意味があります。
①1つは9回に最強打者に回って来るかどうかは分からないけど、このイニングに最強打者に回って来る事がわかっているから
こちらの意識を持ってる人は多いでしょう。こちらはX回専門というよりも最強打者に強い投手をぶつけないと抑えられないという発想です。
②もう1つは9回にもう1度最強打者を回さないようにする為
例えば3番4番が強いチームです。7回は1番から始まります。1番2番3番のイニングです。9回には何人出れば3番に回って来るでしょう?」
えぇと…
「即答できないようではダメです。3人です。」
1・2・3 4・5・6 7・8・9 1・2 「3」本当ですね
「9回に繋がるラッキーセブンの法則とでも言って置こうか?7回に何人目か?が9回に打順を回すのに必要なランナーになります。
7回の1番目なら1人。2番目なら2人。3番目なら3人必要です。」
なるほどわかりやすい。
「7回に例えば三者凡退に抑えれば、8回と9回で再び3番に回すの3人必要ですから、かなり難しくなりますよね?怖い打者を1回でも打席に立たせず
率や長打のない選手と勝負していくのが抑える一番の方法ですから、先発が6回で降板したならまず7回に最強の中継ぎを次ぎ込むは
立派な戦略だと思いますよ。(だから7回まで投げる先発は使いにくい)」
しかし例え、相手に4点取られると仮定して5点取る事が出来たとしても、実戦に勝てるか分かりませんよね?
得点数の少ないチームでも優勝したりしますよ。
「ここらへんは基本。戦略の部分。ここから先は戦術が大事になってくる。
それでも戦術は戦略には勝てないので、まずは4点取られて5点取る野球を考えます。
しかし実際は出場している選手の能力や調子や運に当たり前のように左右されます。
それでも1点で良いと思える投手なんてよっぽど先発の出来が良いか、防御率0点台の投手くらいですよ
そんなのは中々居ないけど、(それがうちには居るんだが…)もしそうなら1点や2点を取る攻撃の選択肢で構わないよ。
エース対決で1点のやり取りをしてるなら1回からスクイズしたって良い。それが戦術
しかし基本は戦略になるので、戦術を使わない限り
4点取られて実際に負けてる時と、0-0の試合でも同じ攻撃の選択肢を取ります。
戦術は戦略が試合前の仮想や統計で組み立てたズレを修正します。(これもかなり重要)
戦術が戦略より正しい。強いって事にはなりませんのでご注意を。
またうちのチームであっても序盤に点数を取るつもりだったのに、成功せずに終盤の7回まで実際に0-0で来ましたとなる。
こうなって来たら、戦術を駆使します。
つまり戦術とは実際の数字を見て(戦略は1試合に4~5点必要。戦術はこの試合3イニングの勝負なら1点必要)組み立てる事になる。」
まとめて下さい。
「勝率を高くするには得失点が何よりも大事。1点でも多く1点でも少なく。
それでも実際の勝ち負けは試合中のズレを修正できる戦術の強いチームが本来の得失点で得られる勝率よりも高いチームになるよ
戦略では4点負けてるつもりで戦えと言ったけど、実際には終盤に来てリード。なら攻撃力より守備力重視の戦術
残り1点を争う走力など目の前の敵に全力で技を駆使して戦ってください。」
そいえば5点取られると負けるイメージがあるという噂がありましたが
「そうですね、うちは戦略を大事にしているので、基本に忠実なのがここまで勝ててる要因かも知れません。
これが出来ないチーム相手だと、うちの調子が悪くても1-0や2-1みたいな、なんとか勝てるような試合が多いと思います。
まぁ戦略が良くても終盤勝ててない場合もありますので、その場合は戦術神の召喚でも行いますよえぇ
つまらない話ですがお疲れさまでした」
きっと続く。
強いチームと弱いチームの差はなんですか?
「戦いとは戦略のゲームであり戦術のゲームである。まず弱いチームは根本的な考え方が間違ってる。
ここで私みたいなトッププロと初心者との間で決定的な差がある」
どのあたりの考え方が違いますか?
「例えば、まず【1点】とか。【先制】したいとか。【リード】したいとか。そういう風に考えてるチームは全部弱い」
えっ普通は考えませんか?
「それは0-0で始まるから相手が0点だと勘違いしてるからですよ。全試合完封勝ち出来たチームなんか見たことない。」
0点なのに相手の点数が入ってるという考え方ですか?
「そうですね。これが出来る人は試合前にシミュレーションが出来る人。だって9回を0に抑えるって簡単じゃない?だったら【先制】とか【まず1点】とか【リード】とか点数は取られる物なんだから、全て無意味だよね?」
ちなみに何点取られると紫安さんは考えてますか?
「良い質問だね。まず球界全体を考えると4点くらいは平均だよね?普通に考えたら4点は取られると考える。そうなるとほら?
1回表無死走者なしに4点負けてるなぁ…。ってなる訳ですよ」
いくらなんでもネガティブじゃないですか?
「平均を考える事は現実を見る。という意味でとても大事な事。むしろ他が無頓着なのですよ?
大量点を点を取られてから、点を取らなきゃ!ってなる。だったから始めからやれ!っていう感じです。」
現実を見る事がどういう風に大事になるでしょうか?
「これが戦略に当たる。ここ一番大事な話になるから…。1回という事はまだ守りを行ってない。そして平均として4点取られる。
という事は攻撃側は1回表の時点で自分のチームはまだ0点なのだから5点を取らなきゃ相手に勝てない。
最初っから0-4で負けてる訳。それをどうにか上手く点数を返して行かなければならない」
考え方の違いでどのような結果が生まれますか?
「相手が0点だと勘違いしてる人は、実戦でまず相手に4点以上取られて0-4にされてからと
0-0の時に攻撃の仕方が違う。」
確かにより繋いで行こうとしますね。
「でしょ?繋いで行くチームは偶然か上記の事が理解出来てるのか、この4点負けてる時の戦い方が1回から出来てるチームになる訳よ。
4点負けてるなら満塁を作ってグランドスラム。それがまず絶対条件でしょうよ
それが無理でも、コツコツなんとか1点ずつでも返して行こうってなるよ」
まず4点5点取る事が大切だと?
「いやいや(笑)。当たり前の話だけど、勝つ確率をあげて行くには1点でも多い方が良いに決まってますよ
ここで話したいのは、点数は多いに越した事ないのだから1回からでも多く取りに行こうよって話です。
まとめてみれば、小学生にもわかる本当に当たり前過ぎるつまらない話ですね。
つまり1回~3回の攻防って一番大事なんですよ」
それは終盤の攻撃よりもですか?
「勿論4回~6回も大事ですし7回~9回の攻撃も大事です。
つまりは全部は大事なんですよ(笑)終盤だけに力を入れるくらいなら全部に力を入れろと!という事です。
相手のダメージレースなら9回殴れるなら9回殴った方がダメージは入りやすい。という事です。
攻撃しないでチャージして次の攻撃で攻撃力2倍!とかにはならない。手数、物量は正義なんですよ、その理由はもう1つ大きな理由がありますけど」
その理由とは?
「9番の打者の次は1番打者だからですよ。全員が1回ずつ打席に入れるとか全員が3打席だけとか。そういう競技ではなくて
アウトにさえならなければ攻撃し続けられる。というのがこの野球の競技性なんですよ
貧打のチームなら3回、平均的なチームなら4回、私のチームなら5回。上位打線から中軸に回って来る。
強いチームは攻撃回数が違うし、攻撃の質も違う。回数が違うので当然、本当に大事な場面に良い打者に回って来る確率が違う。
他のチームは偶然がないと回って来ない。まともに攻撃できるのは、初回くらいなんですよね。それも相手チームが0点と勘違いして潰してしまう。
まとめると終盤は大事だが、そもそも序盤をしっかりやれば上位から中軸に回って来る回数も違うから。攻撃も序盤の方が大事」
攻撃も?守りも序盤の方が大事って事になりますか?
「よく考えればわかります。序盤をしっかり抑えれば、終盤に要注意人物に回って来ないし回数も減らせる。
要注意人物が上位にいるオーソドックスなチームとして完全試合すれば最終回は7・8・9番です。
代打とか細かい部分はあるかも知れないが1~3番にいる強い打者に4回回って来ない。
といっても3回は難しいとして、9人逆に出せばこれも最終回7・8・9番で終わるんですよね」
9人くらい出すのが丁度良いと?
「いえ(笑)、9人までならという意味です。相手の攻撃はどうしようもなくなるという意味です。長打力もある恐ろしい打者が3番4番にいるなら
11人までとなりますね。抑える抑えないはともかく、怖い打者に1回でも打席に立たせないのが一番抑える方法ですね。
1人だけなら敬遠で避け続けてもいいけどね」
でも先発投手に序盤に打たれない工夫が監督がするのは難しいのでは?
「それはその通りです。その日の調子もあるでしょうし、口で言ってもそれを実践で行うのは難しいでしょう。
行うとしたら事故で先発が1回で降りた時などは、早い段階で強い中継ぎから投手から使って行きます。
先発に出来る事は、四球は安打と等価値だよと。という事くらいですね
皆さんに工夫できるのは、7回くらいですね。」
セットアッパーの出てくる場面ですね
「よく、抑え最強よりも7回あたりに最強投手を持っていきたいという監督いらっしゃりませんか?」
居ますよね
「あれには2つの意味があります。
①1つは9回に最強打者に回って来るかどうかは分からないけど、このイニングに最強打者に回って来る事がわかっているから
こちらの意識を持ってる人は多いでしょう。こちらはX回専門というよりも最強打者に強い投手をぶつけないと抑えられないという発想です。
②もう1つは9回にもう1度最強打者を回さないようにする為
例えば3番4番が強いチームです。7回は1番から始まります。1番2番3番のイニングです。9回には何人出れば3番に回って来るでしょう?」
えぇと…
「即答できないようではダメです。3人です。」
1・2・3 4・5・6 7・8・9 1・2 「3」本当ですね
「9回に繋がるラッキーセブンの法則とでも言って置こうか?7回に何人目か?が9回に打順を回すのに必要なランナーになります。
7回の1番目なら1人。2番目なら2人。3番目なら3人必要です。」
なるほどわかりやすい。
「7回に例えば三者凡退に抑えれば、8回と9回で再び3番に回すの3人必要ですから、かなり難しくなりますよね?怖い打者を1回でも打席に立たせず
率や長打のない選手と勝負していくのが抑える一番の方法ですから、先発が6回で降板したならまず7回に最強の中継ぎを次ぎ込むは
立派な戦略だと思いますよ。(だから7回まで投げる先発は使いにくい)」
しかし例え、相手に4点取られると仮定して5点取る事が出来たとしても、実戦に勝てるか分かりませんよね?
得点数の少ないチームでも優勝したりしますよ。
「ここらへんは基本。戦略の部分。ここから先は戦術が大事になってくる。
それでも戦術は戦略には勝てないので、まずは4点取られて5点取る野球を考えます。
しかし実際は出場している選手の能力や調子や運に当たり前のように左右されます。
それでも1点で良いと思える投手なんてよっぽど先発の出来が良いか、防御率0点台の投手くらいですよ
そんなのは中々居ないけど、(それがうちには居るんだが…)もしそうなら1点や2点を取る攻撃の選択肢で構わないよ。
エース対決で1点のやり取りをしてるなら1回からスクイズしたって良い。それが戦術
しかし基本は戦略になるので、戦術を使わない限り
4点取られて実際に負けてる時と、0-0の試合でも同じ攻撃の選択肢を取ります。
戦術は戦略が試合前の仮想や統計で組み立てたズレを修正します。(これもかなり重要)
戦術が戦略より正しい。強いって事にはなりませんのでご注意を。
またうちのチームであっても序盤に点数を取るつもりだったのに、成功せずに終盤の7回まで実際に0-0で来ましたとなる。
こうなって来たら、戦術を駆使します。
つまり戦術とは実際の数字を見て(戦略は1試合に4~5点必要。戦術はこの試合3イニングの勝負なら1点必要)組み立てる事になる。」
まとめて下さい。
「勝率を高くするには得失点が何よりも大事。1点でも多く1点でも少なく。
それでも実際の勝ち負けは試合中のズレを修正できる戦術の強いチームが本来の得失点で得られる勝率よりも高いチームになるよ
戦略では4点負けてるつもりで戦えと言ったけど、実際には終盤に来てリード。なら攻撃力より守備力重視の戦術
残り1点を争う走力など目の前の敵に全力で技を駆使して戦ってください。」
そいえば5点取られると負けるイメージがあるという噂がありましたが
「そうですね、うちは戦略を大事にしているので、基本に忠実なのがここまで勝ててる要因かも知れません。
これが出来ないチーム相手だと、うちの調子が悪くても1-0や2-1みたいな、なんとか勝てるような試合が多いと思います。
まぁ戦略が良くても終盤勝ててない場合もありますので、その場合は戦術神の召喚でも行いますよえぇ
つまらない話ですがお疲れさまでした」
きっと続く。
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